カテゴリー

ひと











« K1GP | トップページ | ゼーガペイン 2 »

2009年8月18日 (火)

ゼーガペイン 1

2006年4月から半年間、放映されたロボット系?アニメ。
サンライズのオリジナル。
世界は量子コンピュータの開発が成功して、膨大な演算処理が可能となった。
人間の進化に寄与するためにも量子コンピュータ内に全てを取り組むべきだと開発者のナーガが提唱する。
そして促進するためにウィルスを撒き散らしたとの噂も存在する。
かくして爆発的なウィルスの脅威に対応するために全人間の情報が量子コンピュータに取り込まれる。
ここで人間は死滅した世界となる。
ここから、物語の核となる量子コンピュータでの世界が構築されていく。
物語は舞浜にあるサーバ内で500人?の世界を全て量子コンピュータが構築する世界を軸に進んでいく。
舞浜地区は半径5Kmを量子コンピュータが仮想世界として構築し、人間をもシミュレーションしていく。
しかしセレブレイトと呼ばれる現実を知り覚醒した人々だけが敵のガルズオルムと戦うパイロットや官制システム要員として選抜される。
このセレブレイトは現実の世界を知り、舞浜サーバ外を移動、戦闘できる。
量子サーバが構築できる世界は舞浜地区では5ヶ月が限界で、そのたびにリセットされ元に戻る。
セレブレイトは記憶をリセットされることは無く、彼らは五ヶ月の記憶を持ったまま永遠のループの中に組み込まれる。
この肉体を持たない人間を幻体と呼んで肉体を持つ人間と区別する。
この世界でナーガ率いる敵ガルズオルムとの戦いに光装甲を持つゼーガペインが開発された。
しかしデータをゼーガペインにダウンロードするにも負荷があり、敵との交戦場所に移動、エンタングルするには完全な転送が出来ないらしい。
それで一部の損傷があり、それが蓄積されると幻体としてのデータ復元が難しくなり、死亡扱いとなるらしい。
しかも量子コンピュータの最大の弱点はバックアップを取れないことである。
この地域や幻体のコピーがあれば、五ヶ月毎の無限ループは避けられると思われる。
このような状況下で敵のガルズオルムは進歩していて、幻体から人間に復元する技術を持っているらしい。
これをゲットして再度人間として実体化するために敵と戦っている。
しかし何故、ガルズオルムと幻体とが戦うのか?肉体を持つべき派と持たずに進化したい派の争い?
ここの争いの始まりが不明であった。
このように世界観も含めて骨格がしっかりと組みあがったアニメだが知名度は低いゼーガペイン。
不思議なアニメといえるかもしれない。
ちなみにBDでの発売人気投票で2位であった。それは放送当時、TV東京とBSJとの同時放映だったらしく、デジタル放送用に製作されているからかもしれない。

ストーリは以前ゼーガペインのパイロットだった主人公がかつての恋人でパートナーの岬静紫乃(イェル・シズノ)に呼ばれて、ゼーガペインに搭乗することから始まる。
彼、十凍京(ソゴル・キョウ)は以前の戦いで負傷してリセットされたらしい。
そこから新しい人格で再度、復活したらしい。
なのでゼーガペインの操縦など知らないのに体が動くことがある。
しかし性格は以前と異なり、恋愛も静紫乃ではなく守凪了子(カミナギ・リョウコ)を選ぶことになる。
しかも彼女がセレブラントとして覚醒し、ゼーガペインのパイロットとしての適応を見せる。
ここから悲しい物語が始まる。
敵にゼーガペインの情報を盗まれて対抗するための、アンチゼーガが登場する。
このアンチゼーガは光装甲をキャンセルする機能があり、今までの無敵状態の優位性がなくなる。
実際に急襲を受けてリアシートで操縦を担当していた守凪が転送時に行方不明となる。
幸いにしてゼーガペインのバックアップバッファに一部のデータが残っていたが、完全な復旧には至らない。
ゼーガペイン内でのみ、感情も意思も現す事が出来るが、学校に行けるわけではない。
病院内で治療中の状態。それでも毎日お見舞いをする京。
毎日の定時パトロールだけが実際の守凪とのデートとなる。
とても切ない状況、十凍が守凪がそれを望んだのか?戦闘のためだけに復活させたのではないかと追及する同僚達。
しかし敵のアビスとシンは何度でも実体化できる「光あるもの」。
彼らも何故戦うのか?終着駅はあるのか?と問い始める。
この答えを求めてシンがダミーの戦いで敗れた風を装いゼーガペインに取り付いて戦艦オケアノスに侵入する。
エンタングルに対応できる光あるもの、そして戦艦内でシステムに侵入して各自に問い合わせ始める。
何故戦うのかと。
イェルを探しているシン。岬静紫乃がイェル。この件でシンがイェルを知っているのは不明?解決されていない。
そしてシンは守凪から守りたい、掛替えの無いものがあると聞いて納得する。
それならシンにもあると言う、そして守凪を気に入り彼女の欠けたデータを補完してくれるシン。
守凪は退院して学校にも行けるようになる。しかしシンには無い、感情が戻らない。
ゼーガペインの中だけにしか感情が無い状態。

« K1GP | トップページ | ゼーガペイン 2 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゼーガペイン 1:

« K1GP | トップページ | ゼーガペイン 2 »

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Right

  • GTag

Down

  • VividRed
    ビビッドレッド・オペレーション
  • Lagrange
    輪廻のラグランジェ 応援バナー
  • 電波女
    テレビアニメ「電波女と青春男」 公式サイト
  • Steins;Gate
    TVアニメ『シュタインズ・ゲート』
  • アスタロッテ
    TVアニメ「アスタロッテのおもちゃ!」公式サイト
  • 俺妹
    俺の妹がこんなに可愛いわけがない

OnDemand

  • Potora
  • NetMile
  • Small
  • s2

BlogPP

Afiliate

AfiliateA

YearSeasons

PV

  • MuraPV
無料ブログはココログ