GOSICK (テレ東 1/22）

第3話　　野兎達は朝日の下で約束を交わす

公式サイトから
自分たちの乗っている船が、10年前の＜QueenBerry号＞事件を再現したものだと気づいたヴィクトリカたち。いつ殺されるか分からないというギリ ギリの状況の中、生き残った者たちがお互いに疑心暗鬼になっていた時、イギリス人の俳優ネッドが突然、一弥たちの目の前で倒れる。

モーリスを撃ったジュリィ。
銃を捨てるネットとジュリィ。
久城、君は帝国軍人の3男だそうだが、
　彼の国では3男は居る意味があるのか？
成績は僕の方が良いんだ。
久城、彼の国の3男は長男に昇格できるのか？
意地だよ。
君は善人なだけではなく素直だな。

ネッドが大声で叫ぶ、倒れていて脈が無い。
久城、怖いんだ側に来て。
ネクタイを掴み、小声で、このままでは殺される。
走れ。
部屋に隠れて武器を取れ。

野兎は狩らなければならない、俺は猟犬だからな。
ネッドが部屋に来た。
ヴィクトリカが捕まるが久城が助ける。
外れたペンダントをジュリィが拾う。

無線室の前まで逃げてきた3人。
あの時だって脈は止まっていたのに。
あの時？
テニスボールを脇に挟んで一時的に脈を止めたのだ。
ジュリの悲鳴、ネッドが再び現れる。
ヴィクトリカを無線室に押し込んで戦う久城。
一緒に帰ろうとヴィクトリカ。
ネットに殴られピンチの久城。
あの時みたいにここで倒れて・・・
あの時と違うのは、ここでやられたら僕だけじゃなくて
　ヴィクトリカの命まで・・・
何か過去に辛いことが有った久城。
ジュリィが後ろから助ける。
ヴィクトリカはモールス信号で助けを呼んでいた。

警察の助けで無事に帰る3人。
Queen Berry号が朝日の下、沈むのを見る二人。
美しい物が嫌いじゃないんだよ、朝日を見ているヴィクトリカ。

下船の際にグレヴィール警部から手を差し伸べられるジュリィ。
後ろにはヴィクトリカと久城。

どうして私が犯人だと分かったの？
あなたは嘘をついた。
5歩ほど歩くとターンする癖があったから。
これは炭鉱を経営する富豪の娘ではなく、刑務所や
　病院などの狭い部屋に居たからだと言うヴィクトリカ。
それにバッグを拾った際に軽かった。
ロビーで久城にバッグが当たった際は重かった。
つまり銃は最初から所持していて、途中で見つけた
　のではない。
ロビーで扉が閉まっていると言ったのは嘘。
その後の血文字を見せて目的を示すためだと
　ヴィクトリカが話す。

過去を話すジュリ。
各国の孤児が集められて殺し合いをさせられた。
それはサラエボ事件と関係が有った。
ロクサーヌが大規模な占いをしたのだと言う。
最後に残った孤児はサラエボ事件の戦勝国と
　同じだった。
占いの結果を元に政治を行ったらしい。
そして猟犬として子供たちを追いたてたのがネットだった。
彼が最初の犠牲者に偽装して混乱させ殺し合いを誘導した。
無線室で待っていたロクサーヌや大人たち。
少年と手を繋いだのは犯人の私から遠ざけるため？

メイドのリンが捕まった。
すれ違い以前にもらったペンダントを帰すジュリ。
復讐の成功を知り涙を流すリン。
彼女とジュリは事件の生き残りで助け合った友だった。

また警部がヴィクトリカの手柄を横取りしているよ。
兄は俗物だからな。
彼はブロア家の嫡男で私は腹違い、妾の子だ。
ブロア家の許可なく外出できない、幽閉されているのだ。
囚われの姫なのだよ。
暇だから事件を探して来いと言うヴィクトリカ。
久城、数少ない友達が減るぞ。
胸で寝たふりのヴィクトリカに、また二人で出かけようね。
絶対だぞ。

真実は占いでしたか・・・
何か現実感のない不思議な事件でしたね。
政治的判断を占いで決める話ですが、そのために各国の
　孤児の殺し合いで決めるって・・・
納得できないと言うか、しっくりしないですね。
ジュリィが犯人でしたが、どのように復讐するつもり
　だったのでしょうか？
最初のボウガンや船の中に色々武器や装置を仕掛けて
　居たようですが、具体的な殺害方法は見えなかったですね。
最初の救命ボートが転覆したのも何か仕掛けて
　いたのでしょうか？
箱庭の夕べを催して復讐する相手を一堂に集めて
　犯行声明したのは分かりますが、その後は逃げてた
　だけに思えてしまいます。それにネッドの凶行の真意も
　見えないですね・・・
まあ、ヴィクトリカが可愛ければ良い作品ですから。

次回　金色の糸はつかのまを切り裂く