相棒SEASON9 テレ朝(3/09)

第18話　最終回2時間スペシャル　　亡霊

公式サイトから
　左翼過激派の幹部で70年代、数多くのテロ事件に関与した本多（古谷一行）の死刑が執行された。国外に逃亡していた本多だったが、若いテロリストた ちに娘の茉莉（内山理名）を人質にテロ計画への協力を求められると、一昨年密かに帰国。右京（水谷豊）らの活躍もあり、逮捕されると死刑判決を受けてい た。
が、獄中の元法務大臣・瀬戸内（津川雅彦）から呼び出された右京（水谷豊）は、本多が生きて釈放されたらしい、と告げられる。
瀬戸内の話は本当なのか？右京は娘の茉莉（内山理名）が本多の遺体を引き取らなかったことに疑問を抱き、尊（及川光博）とともに茉莉の自宅へ。が、茉莉は 不在、身元不明の他殺体を発見する。その殺害方法などから右京は本多が茉莉を訪ねてきていたことを確信。瀬戸内の言う通り、本多は釈放されたらしい。やが て、本多釈放に衆議院議員の雛子（木村佳乃）が関与していた疑いが浮上して…。
国民を欺いてまで本多を釈放した理由とは？今は亡き小野田（岸部一徳）までをも巻き込んだ国家の陰謀に右京と尊が迫る！
ゲスト:古谷一行　内山理名　津川雅彦　木村佳乃　岸部一徳

赤いカナリアの元幹部、本多篤人死刑確定囚が死刑執行
　されたとして釈放される。
衆議院議員片山雛子が本多に超法規的措置だと説明する。
赤いカナリアは炭疽菌の使用を基に政府を脅していた。
本多の釈放は求めた赤いカナリア。
実行部隊は公安調査室だった。

元法務大臣の瀬戸内から本多が生きて釈放されたことを
　右京さんに告げる。
分別があるから保釈は断ったよ。

赤いカナリア幹部の鮎川が本多の釈放を求めた。
政府の交渉を試しただけだった。
もうテロの時代じゃないと本多。
交渉相手は開始して1か月後に死んだと中国人の
　偽造パスポートを手渡す。

娘の早瀬茉莉に一目逢うために部屋を訪ねる
　本多。抱きしめる。
部屋に招き入れて食事の準備をする茉莉。
コンビニに買い物に行く。
管理人の振りをして男が訪ねてくる。
本多を狙って来たので殺してしまう。
GPSを持っていたので、オイルライターに
　仕込まれた発信機を見つける。

鮎川も捕まる。
茉莉の部屋を訪ねる右京さん、死体を発見する。
片山に携帯電話を届け仔細を尋ねる本多。
発信機は知らない、私には必要ないから。
あの人の遺言であなたを生かしてると告げる。
茉莉の部屋付近で不審車を見かける。

鮎川を捕まえたのは公安の三反薗だった。
彼を尋問して組織の事を知りたい。

不審車から片山の事務所を訪ねる右京さん。
去年の6月に炭疽菌による恐喝が政府に届き
　対応チームを組織し指揮したのは小野田
　官房長官だと聞かされる。
3月まで釈放を引き延ばした官房長官。
しかし8月に亡くなり片山が引き継いだらしい。

茉莉の部屋で死んだ男を調べる右京さん。
30歳前半で6月に出向したデータから公安調査室の
　該当者を発見する。
公安は赤いカナリアの隠れ場所を強襲して
　炭疽菌を接収する。

片山に連絡して娘と逃げる方法を選んだ本多。
しかし刑事部長に連絡して本多と娘を逮捕させる。

本多の取り調べを部長から止められるイタミン。
本多の留置先を調べる。

鮎川は死体で発見され、胸には茉莉の部屋の事件の
　犯人だと遺書が入っていた。
しかし公安が捜査すると刑事部捜査一課は追いやられる。

片山事務所で本多釈放に抵抗した勢力が対策
　チームにもいたのではないですか？
あなたが刑事部長に連絡して身柄を抑えさせた。
何でもお見通しなのですね、ちょっと鬱陶しい。

イタミンが本多の留置先を教える。
本多を連れだす右京さん。
神戸のGTRが手配される。
しかし米沢さんが運転していた。
本多を乗せて走る元妻の車。
本多の出所理由を尋ねる。
娘に会いたい、自分を利用している人間の
　目的を見極めるためらしい。
片山は信用できないと言うと良い方法を
　思いつきましたと右京さん。

茉莉の監視を一瞬解かせて本多に連絡させる。
片山に居場所を教える茉莉。
公安の人間が本多を殺しに来る。
捜査一課が捕まえる。
公安の三反薗管理官までたどり着けるはずです。

茉莉に会い片山に連絡したことを尋ねる。
6月に小野田官房長が直に本多を助けるために
　協力を求めていた。
本多を憎んでいたのに何故心代りをしたのか尋ねる。
逢ったらどうでもよくなった。
初めて会って側に居て欲しいと思ったらしい茉莉。

三反薗はテロリストを殲滅するのに理由は要らない。
あんな弱腰の政府には任せられない。
人の命を奪って良い理由にはなりません。

茉莉は偽造パスポートに関与していたので
　取り調べられているらしい。
本多は全てをマスコミに公開するつもりらしい。
片山は全てを公安調査庁の責任にして自身は
　TVで　記者発表をしていた。
彼女は不都合を逆手にとって大きくなってきた。

大河内監察官は右京と神戸の行為を御咎め無しに
　してくれた。

瀬戸内が保釈申請をした。
小野田官房長官自身が瀬戸内に情報を
　漏らしたらしい。
私の目の黒いうちは誰も死なせません。
守ってやれなくて無念だ。
墓参りをするために保釈するらしい。

右京は神戸に小野田官房長官の墓参りの
　同行を求める。

劇場版で亡くなった小野田公顕官房長官の
　ための様なストーリーですね。
直ぐに劇場版のCMも有りました。
この理由で本編には登場しなかったのでした。
でも小野田官房長官は好きだったので今後
　見れないのは残念です。
右京さんとの会話、回転寿司で食べた皿を戻す
　シーンとか好きでした。
内容的には単純で公安の暴走とそれを
　利用して大きくなった片山雛子議員でした。
今回のようにあまり複雑にしないほうが良いですね。
複雑にすると矛盾が生じたり、粗が見えたりしますから。
本多は利用されただけですが、娘と会えたのが
　救いでしょうか。
しかも娘の憎しみも解けた。
確かに神戸の得意分野が女性関係だけなので
　今回も見せ場は無かったですね・・・
半年間の後にはシーズン10が始まるのを期待です。