アスタロッテのおもちゃ チバテレ(6/26)

第12話　空越のアスタリスク

公式サイトから
　世界樹の魔力を安定させるため、妖魔界から去らなければならなくなってしまった直哉と明日葉。せめて思い出だけでも持ち帰ってもらおうと、ロッテは直哉を デートに誘う。夜の遊園地で過ごす最後の時間を心ゆくまで楽しむ２人。既に言葉は通じなくなってしまっていたが、気持ちは通い合い、お互いを想う心はひと つになっていた。いつか必ず再会することをロッテと約束し、直哉は明日葉と共に人間界へと帰還。そして時は流れて……。

私とデートをしてくれ。
二人で遊園地に行く。

流れ星だと思ったら、メルチェリーダだった。
妖魔界の蛍を持参してきた。
大好きだよママ、僕とパパの事忘れないでね。
明日葉って良い娘だよね。
本来ならパパやママにもっと甘えたいと思うのに。
ロッテを気遣ってるように思える。

こんなに世界樹の事が嫌いになったのは初めてだ。
二人ともお互いの笑顔は忘れないと思う。
好きだ、直哉。
本当はずっと側に居て欲しい。
でもお別れしないと二人は消えてしまう。
今はっきりと分かりました。
僕はあなたに恋をしています。
またいつかここでデートしましょう。
指切りする二人。
デコチューするロッテ。

人間界に戻ってきた二人。
パパ、家族はパパだけでいいやと思ってたけど、
　いっぱい居るといっぱい楽しいね。
新しい仕事に就いた直哉。
ロッテの事を話す二人。

電話が鳴る、ロッテからの連絡だった。
庭の世界樹の苗がTV電話になっていた。
プレゼントした直哉の携帯をイニが解析したらしい。
屋敷の皆が次々と割り込んでくる。
大人になっていないロッテ。
背中の痣は虫刺されだった。
ユーディットの勘違いで、お仕置きされていた。
世界樹の魔力も正常に戻った。

又、妖魔界に行くことが出来たら、上手く
　伝わらなかった言葉をもう一度言おう。

イニの力で世界樹の扉が開設された。
これで異世界へ自由に移動できる。
メルチェのオープニング・セレモニー、テープカット。
ロッテは居ない。
早速召喚される二人。
ゼルダの操る竜に乗ってロッテの下に向かう直哉と明日葉。
想い出の遊園地で会う直哉とロッテ。

まったく乙女心が分かっていない、これだから男は。

姫様ただいま、戻りました。
ただいまロッテ。
お帰り明日葉。

ロッテの背中には大人への成長の痣が表れていた。
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くぎゆぅうう主役作品ですからツンデレロリ王女でエッチで
　ハーレム物と思われた視聴者も多かったと思います。
でも、ほろりとさせるストーリーと演出。
ほんわかとした音楽。
偏見？なく見れば、もっと楽しめた方も居たのではと
　残念に思います。

アイキャッチ・イラストは原作者の葉賀ユイさんでした。

前回、今回はアニメオリジナルで世界樹の魔力異常で
　直哉と明日葉はロッテの身を案じて人間界に
　戻ることにします。
二人の帰国後、世界樹の異常も収まります。
そしてイニによる世界樹の移動扉の常設。
それほど原作と大きく異なる設定変更でもないと思います。
綺麗に終わったと思います。

全編を通して明日葉が良い子です。
良い子過ぎるきらいはあります。
もっとパパやママに甘えたい年頃だと思います。
でもロッテの気持ちを想って感情を抑えているようにも
　思えます。

全編に溢れるペーソス、視聴後に優しい気分になれる
　作品です。
是非とも2期を見たいですね。
評価が低いのは残念な作品です。
公式サイトに毎回オーディオドラマが掲載されていて、
　本編の補足的な役割を果たしている？