花咲くいろは TokyoMX(6/12)

第11話　夜に吼える

公式サイトから
湯乃鷺温泉街の特集が載った旅行雑誌の発売日。
緒花は旅館ランキングでの喜翆荘の高評価を期待していたが、現実は10点満点中の5点。またランキングの結果を受けてか、予約キャンセルが相次いでいた。
ランキングの結果に納得のできない緒花は、「喜翆荘にめちゃくちゃな評価をつけた犯人と戦ってきます」と書おきを残し、電車に飛び乗っていた。
交渉（？）のすえ、なんとか出版社で記事を担当したライターの名刺を見せてもらうのだが……。

学校帰りの3人が温泉旅館ランキングが
掲載された雑誌を見る。
怖くて見れない緒花。
5点満点？
10点満点の5点だよ。
 
酷い内容で、レトロと言えば聞こえは良いが古い。
料理も代わり映えがしない。
ふくやで近隣の女将たちが集まって会合。
湯の鷺温泉の旅館は一律低い評価。
今度近くにホテルが出来るらしい。

会合を盗み聞こうとしている緒花。
結名に見つかり雪洞の清掃を手伝わされる。
ぼんぼると新語を作る。

雑誌社に電話してライターを尋ねるが切られてしまう。
書置きを残して出かける緒花。
雑誌社を尋ねてライターに会って記事について尋ねる
　つもりらしい。
何という行動力でしょう、ちょっと無茶ですが。

ライターは母だった。
訂正記事は書けない。
ランキングには大人の事情がある。
今の喜翠荘を知らないのに、今度泊まって確認
　して欲しい。
無理、忙しい。
今まで色々我慢して来たのに。
こんな仕事のために。
そうよ、こんな仕事よ。
綺麗な仕事ばかりじゃない。
私の仕事は、緒花も母もこんな仕事と言うでしょうね。
でも頑張って来た。
夜逃げした男とは既に別れていた。
一度夜逃げってしてみたかった。

ママが強敵なのはわかってる。
会社の前で座り込みをする緒花。
プラカードには心を取り戻せと書いていた。
孝一にメールするとバイトに忙しいらしい。
会いに行く緒花、女性バイトが孝一の裾を持っていた。
それを見て逃げ帰る緒花。
前回の夢で逢った孝一とシーンは喜翠荘を選んだこと、
　つまりは別れを意味していたのですね。

座り込む緒花に母からの差し入れ。
敵からの施しは受けない。
孝一が追いかけてきた。
コーラ飲みたいけれど口の中痛くなるからと
　紅茶を半分入れる緒花を笑う孝一。
女性バイトの事を尋ねる緒花。
告白されたの？
待つって。
返事しないのは良くない。
それって自分の事だ。
お金は払うよ。

傘買わないと。
もう孝ちゃんの背中は見たくない。
雨の中走り出す緒花。
プラカードを入れた紙袋が破れて中身が道路に
　散在する。

車から現れた民子と徹が緒花を見つける。
民子に抱き着いて泣くき崩れる緒花。

次回　　じゃあな

岡田麿里さんの脚本ですね。
強い言葉、強いセリフ。
そして衝撃的な不幸な事件。
不幸が得意ですね。
今回は造語、ぼんぼるです。

次回のサブタイトルを考えると遠距離恋愛は終わる？
緒花にとっては孝ちゃんは友達で彼氏では無いのか？
心の支えにはなってると思うけれど、訪ねて行って
　会えなかったのが効いてる。

緒花って母との生活では我慢してきたのですね。
それは母に対する口で勝てないことへの諦め？
今回は喜翠荘のランキングの件から小さい頃の話に
　なり母に色々文句を言います。
母はこんな仕事と言われて自嘲気味でした。
我慢する部分と無鉄砲な部分を合わせ持つ緒花。
今回は暴走したが無力さを感じてる？
偶然が無ければ一人濡れて風邪ひいて行き倒れに
　なってたような。