2011年春アニメ(6月終了アニメ)評価結果

2011年春終了(6月終了)アニメ個人評価

2011年春に終了した下記、全話視聴アニメの個人的な評価を
　ピッコロさんのフォーマットで記述する。

　もしドラ
　俺たちに翼はない
　30歳の保健体育
　C
　まりあ✝ほりっく　あらいぶ
　そふてにっ
　あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない
　Aチャンネル
　DOG DAYS
　アスタロッテのおもちゃ
　戦国乙女～桃色パラドックス～
　聖痕のクェイサーⅡ
　神のみぞ知るセカイⅡ
　星空へ架かる橋
　緋弾のアリア
　電波女と青春男
　GOSICK
　よんでますよ、アザゼルさん。
　変ゼミ
　デッドマン・ワンダーランド
　俺の妹がこんなに可愛いわけがないTrueRoute11-15

　評価項目は下記
　　ストーリー
　　キャラクター性
　　画
　　演出
　　音楽
　　総合的な評価 ＜評価項目は各5点満点＞
　それぞれの評価項目は各5点満点となります。
　6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は
    30点満点となります。
　一応評価の指標として、
　5点：とても良い　４：良い　３：普通（及第点）２：惜しい。
           何かが足りないレベル１：悪い　０：かなり悪い
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もしドラ
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　発想は面白いのですが、伝わってこなかった。
　ビジネス書を高校野球に適用するアイデアは面白い
　　のですが、素人がすぐさま適用するのではなくて
　　専門家と相談すると言ったストーリーなら良かった
　　と思います。
　全10話だったが12話ならばもう少し良かったのかな？
　OP曲は好きでした。
　

俺たちに翼はない
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合評価　　　　2

　多重人格者のストーリーで別人格3人が別々に
　　街で生活するエロゲ原作アニメ。
　多重人格が分かるまでは、何処で話が繋がるのか
　　見ていて不安でした。
　尺が余っているのか、サービスなのかアバンはストーリーに
　　関係ないエロシーンが多数あった。
　12話も必要なかったのでは？と思った作品。

30歳の保健体育
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　2

　15分番組でBS-11では、居残り30歳の保健体育として
　実写による15分番組も有った。しかし１回で終了。
　ネットでの不評で打ち切りにしたと思われる。
　タイトル通りハウツー本のアニメ化作品。
　声優の役に自主規制が有ったのは斬新かもしれない。
　しかし自主規制が多すぎて、ネタ的にはパロディに
　　頼っていた感がある。
　最後は普通に綺麗にまとめていた。
　OP,EDは良かった。
　特にEDは男女別に表示位置を分けたり、主人公が
　1話ごとに成長していく姿を描いていたりと面白かった。
　本編の内容以外が面白かった作品かもしれない。

C
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　久しぶりの龍の子プロ制作で金融街でのバトルと
　斬新なストーリー。作画も綺麗で面白い話だったと
　思うがノイタミナ枠の11話では短くて少々消化不良な
　感じがする。2クール、3クールで見たい作品。

まりあ✝ほりっく　あらいぶ
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　5
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　　3

　安定のまりほり2期。シャフトの演出は凝っていたと思う。
　OPが色々変わったり、EDも全て変えたり、茉莉花ほりっくの
　　際にはCMまでも変わっていた徹底ぶり。
　スタッフの遊び心と楽しさは伝わって来た。
　しかしネタはちょっと面白さが足りなかった気がした。
　逆に言えば安定のマンネリかもしれない。

そふてにっ
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　青春スポーツものかと思ったら完全なスポーツギャグ
　　でした。他アニメのパロディが多かったり、主役の
　エロ妄想と規制、お兄ちゃんのことなんかでも見られた
　　自主規制が乱れてました。
　特にエヴァパロが多かった。
　ソフトテニスの試合は全然ないギャグアニメでした。
　毎回のアイキャッチがオシャレでした。
　アイキャッチだけギャラリーで公開して欲しいと思うほど。

あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　5
　　音楽　　　　　　　5
　　総合的な評価　4

　今期の感動、泣き作品。
　終わってみれば、幽霊？なのか死んだ人間の願いを
　　叶えるために奮闘するストーリーで仲間との別れも
　　告げられる。
　でも幼少の頃ほど仲良くないメンバー。
　EDは音楽も演出も最高で鳥肌が立ちました。
　モノクロの花びらが落ちてくるのが、Secret Baseの
　　ポーズと共にフルカラーで逆に上がっていくシーン。
　そして感動の最終回、期せずして最後の別れを
　　告げられることになっためんま。
　どれだけの視聴者が涙した事でしょうか・・・
　日本人の琴線に触れるストーリーでした。

Aチャンネル
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　女子高生の日常を描いた作品。
　1学年下のトオルは幼馴染のるんが好き。
　るんの友達ナギ、ユー子の4人のストーリー。
　見ていて癒される作品でした。
　背景が綺麗に描かれていました。
　そして毎回、途中に入る挿入歌。
　けいおん　でも登場しないのに、珍しく家庭で
　　母親が登場する。
　OPの演出は面白かった。

DOG　DAYS
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　都築真紀さんの作品で、魔法少女と同じく熱い戦いかと
　　思えばちょっと抑え目でした。
　でも時代劇を思わせる人の死なない絶対安心のストーリー。
　そして皆に対等に見せ場のある演出。
　ただ逆に意外性は感じられなかった。
　珍しく13話まであって、設定等を丁寧に描いていました。
　最近では貴重な少年が主役の作品。

アスタロッテのおもちゃ
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　今期のくぎゅうう作品の一つ。
　得意のツンデレロリ王女でちょっとHなギャグハーレム
　　作品と思われがちだが、実際はホロリ成分多めの
　　佳作でした。
　もっと評価されても良いと思われる良作。
　主人公がサキュバスでなければ、日曜朝に放送しても
　　良いのではと思える作品。

戦国乙女～桃色パラドックス～
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　4

　今期のパチンコ枠？作品。
　Rioでも思ったが1クールではシンプルなストーリーが
　　無理なく伝わり視聴者にも楽しめ面白い。
　女性の戦国武将と言う設定だが、史実を適当に
　　織り交ぜたストーリーは楽しめた。
　バトルも綺麗で良く描かれていたと思う。
　案外、萌アニメだったのかも・・・
　本能寺を誤魔化さずに描いたのは評価が高い。
　次回予告を声優二人で実写にしたのはマイナス印象。
　今期のダークホースでした。

聖痕のクェイサーⅡ
　　ストーリー　　　　　2
　　キャラクター性　　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　　4
　　総合的な評価　　1

　おっぱいアニメで地上波ではEDも光渡しで、本編でも
　　光渡しと音声カットがあります。
　光渡しが多くてちょっと視聴が辛かったですね。
　前半の雷の携香女編は、バトルもあまりなく今一つ
　　でした。
　7話以降11話までは放送しなかった方が良かったのでは
　　ないかと思います。
　ギャグばかりでしかも、デフォルメキャラの4コマネタもあり
　　映像特典を放送したように感じました。
　でも最終回は新しい展開で3期を意識したような終わり。
　原作が足りないのでしょうか？


神のみぞ知るセカイⅡ
　　ストーリー　　　　　4
　　キャラクター性　　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　　4
　　総合的な評価　　3

　今期は新しい悪魔ハクア登場です。
　確かに魅力的で登場回は面白かったです。
　ただ駆け魂に入りこまれた心の隙間が良く分からない
　　場合が有ります。
　いつも女子を攻略してキスして終わらなくても良いと
　　思います。


星空へ架かる橋
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　2

　ゲーム原作で弟が妹かと見間違う程可愛かった作品。
　女子は誰も選ばないで終わるのかと思ったら、最初に
　事故でキスをした女性と付き合うエンド。
　それまで散々回想シーンが流れた小さい頃の幼馴染とは
　結ばれない。しかしスペシャル回が準備されていました。
　田舎で綺麗な女子と仲良くなろうアニメ？

緋弾のアリア
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価 　3

　意外な犯人？にしたいのか、相手の見せ方描き方が
　　足りないので、主役の凄さが伝わらない。
　1クールでは時間が足りないのか？世界観等の説明も
　　含めて少なすぎたと思う。
　素材は悪くないので、勿体ない作品。2期？でじっくり
　　描ければ、もっと面白くなるのではと思う。
　OP,ED曲は良かった。

電波女と青春男
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　5
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　4

　東和エリオの電波女更生アニメ？
　女の子がとにかく可愛い萌アニメ。
　しかし先の読めない展開や、会話の面白さもあり、
　　楽しめた作品。
　ある意味、世界設定の勝利かもしれない。
　ただし、エリオが更生の道を歩み出すと出番が減って
　　エリオ成分が足りなく感じた。
　True Endの13話が年末に発売されるらしい。

GOSICK
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　5
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　4

　結局は主役のヴィクトリカが可愛いアニメ。
　頭脳明晰な彼女を利用したい父親。
　しかも権力者ゆえに、より高みを目指すために彼女を
　　利用する。巻き込まれて翻弄されるヴィクトリカ。
　久城と出会い愛を知り、お互いを大切な人と想う
　　純愛ストーリーでした。
　灰色狼の頭脳を証明するために事件を推理することが
　　あると言ったような感じでした。
　背景、景色の作画は綺麗でした。
　最後の2話で、それまでのストーリーの楽しみ方が
　　大きく異なってしまいました。
　最終話に続くストーリーが駆け足で突込みどころ満載でした。
　ハッピーエンドで全てを強引に捻じ伏せたような話でした。


よんでますよ、アザゼルさん。
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　今期のダークホース。
　グロもあるのですが、案外楽しめたギャグ作品。
　特徴のある強いようで弱い、悪魔たち。
　皆、魔界では格好良いのに人間界では駄目設定。
　黒い笑いですが、面白かった。
　OP曲は中毒性があって好きです。

変ゼミ
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　2

　その名のとおり変態生理ゼミナール。
　変態の数々、変態の思考を表現した作品。
　登場する女子キャラは可愛いのですが…
　内容が酷い、SMからXXXまで。
　生理的にキツイ、受け付けないネタも有りました。
　共依存や精神性のストーリーは良かった。
　ODAだけの販売でTV放送は辞めた方が良かったような。
　OP,EDの演出、曲は好きですね。


デッドマン・ワンダーランド
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　　3

　不思議な罪の枝と呼ばれる力を手にする主人公。
　しかしそれと引き換えに、いきなり絶望のどん底に
　　落とされた主人公。
　そこでの生存競争と、冤罪を晴らすための生活が始まる。
　1クールでは途中まで、原作も終了していないようなので
　　謎をたくさん残したまま終了。
　ストーリー的には、それもやむなしだろうか。

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=============個人的な評価、無関係==============
俺の妹がこんなに可愛いわけがないTrueRoute
　ネット配信11話から15話
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　4

　TV放送ではオリジナルエンドでしたが、原作のエンドを
　毎月描いた別バージョン。
　黒猫主体と赤城瀬奈の絡みとキャラが面白かった。
　はっきり言って桐野はサブでOKです。

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　ベスト・キャラクター賞　東和エリオ
　　　　　　　　　布団を巻いたキャラ、布団を取った際のキラキラ
　　　　　　　　　　次候補　ヴィクトリカ、アンダイン、宮前かなこ、シロ
　OP賞　　　Aチャンネル　
　　　　　　　　　各キャラクター紹介だけでなく各スタッフに合わせて
　　　　　　　　　映像を作っていたところが面白い。
　　　　　　　　　　次候補　変ゼミ、アザゼルさん、30歳の保健体育
　ED賞　　　あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない
　　　　　　　　　　音楽が一瞬止まってモノクロの落ちる花が
　　　　　　　　　　　フルカラーで逆転する部分が素晴らしい。
　　　　　　　　　　　　近年稀に見る傑作です。
　女性声優　　　花澤香奈
　　　　　　　　　　　変ゼミ、Steins;Gate、デッドマン・ワンダーランド、もしドラ
　　　　　　　　　　　　と主役級で大活躍。
　　　　　　　　　　　　前期もIS、フラクタル、俺の妹　等でも頑張ってました。
　男性声優　　　宮野真守
　　　　　　　　　　　前期から　君トド、StarDriver、Steins;Gate、
　　　　　　　　　　　　DOG　DAYSと主役級で大活躍です。

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今期で特筆すべきは遂に15分番組が登場したことでしょう。
通常？なら2話で30分番組にするのかと思いますが、それを
　せずに敢えて15分としたところが完結で潔かったのかも。
　30歳の保健体育、変ゼミ、アザゼルさん。
5分番組もあったようですが、見なかったので・・・
しかし残念なのは何と言っても聖痕のクェイサーⅡだろう。
7話で放送を辞めれば良かったのに。
デフォルメキャラの4コマ作品など映像特典にすべき回が
　あったりと残念でした。
12話も放送したのは残念で、みつどもえ増量中を見習って
　欲しかった。
8話＋TV未放送の映像特典＋再放送だった。
これで3期があれば、おっぱいは正義、おっぱいさえあれば良い
　となってしまうのでしょうか・・・

もうすっかり？おなじみのパチンコ・スロット枠、今期の作品は
　面白かったと思います。
儲かっている業界で、円谷プロやAICを孫会社化するくらい
　なので、もっと積極的にアニメ制作に関与して欲しいですね。
自社の作品のPRだけじゃなくて。