鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 TBS(7/03)

最新の劇場版、嘆きの丘の聖なる星　の販促上映。
2005年の作品で鋼の錬金術師1期は原作が足りずに
　オリジナルで終了した。
その作品のアナザーストーリー。
パラレルワールド設定。

この1期は途中で視聴を辞めて2期は全てを視聴。
それなので、この作品の骨格がかなり異なっていて
　良く分からない部分も多い。
この作品は1期を全て視聴した後なら楽しめるのでしょう。
残念ながら、そうではないので色々Wikiを読まないと
　理解できない。
2期の最後とは大きく異なる設定です。
アナザーストーリーとして本編の話の横にある話なら
　分かり易いのですが・・・

何故だか1923年のミュンヘンにタイムワープしたエド。
ここは科学が発展した世界で錬金術は通用しない。
どうやらアバンでウランで爆弾を作った科学者が人体
　練成を行った。
そして？別の世界？に移動したようだ？？
でもアルとエドが海を漂う描写があって、いつどうやって
　移動したかの詳細は不明。

エドが一人移動したドイツはヒトラーが台頭する前の世界。
そこでジプシーのノーアと出会う。
彼女はテレパスで触れた相手の記憶を読み取れる。

アルやアームストロング、マスタング、ウインリィは元の世界に
　居る。
1期ではアルは肉体を取り戻したが記憶を無くしている。

エドが一人異なる世界に居る。
でも母親の顔の花屋のグレイシア、早くに死んだヒューズが
　警官役で登場。

この世界でのアルフォンスはロケットを作成していた。
そしてトゥーレ教会、シャンバラと呼ぶ理想世界。
そこから武器を調達してヒトラーを援護したい。

エンビーはドラゴンの姿で、この世界に居た。
彼の力を利用してシャンバラと繋がると考えている
　トゥーレ教会のエッカルト。

アルがエドと会おうとしてゲートを開く。
エッカルトもシャンバラと繋いで武器を調達したい。
この世界のドイツでは錬金術が使えないので
　絵的には詰まらない。

アルのロケット開発はヒトラーに利用されていた。
しかし最後にエドを元の世界に送るために命を懸ける。
エッカルトの部隊を迎撃するマスタング、アームストロング。
元の世界の移動するためのゲートを破壊するために戻るエド。
アルも密かに付いて来た。
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作画は綺麗です。
今度の、嘆きの丘の聖なる星よりも綺麗かもしれません。
ただやはりエドだけ別世界に移動した理由や
　なぜ平行世界に移動したのか分かりません。
それに錬金術がないと面白くはないですね。

本編以外のストーリーを作るとすれば
　別の時間、別の世界を構築するしかないのかも
　しれません。
旅をする主人公なら、途中で立ち寄った町、村の
　話も作り易いでしょうね。

本編の時間の流れを無視して皆が登場して戦う
　ストーリーで良いのにね。

2期の原作を見た後では色々違和感が有ります。
しかもハッピーエンドではないのですよね・・・