No.6 フジ(8/11)#06

第6話　密やかな危機

祖母の死を知り、No.6に戻る沙布。
ピカソの画集は持ち込めない。
管理のための腕輪を付けなければならない。
遺品は眼鏡とセーターだけで約束した時の
　編み棒は入っていなかった。
セーターを抱きしめるが何も匂いがしない。
おかしな世界だと違和感を感じる沙布。
紫苑に連絡しようとするが重犯罪者として記録を
　抹消されている。

母のパン屋に会いに行く沙布。
母の火蘭の顔を見て安心する。
息子を失った母の顔じゃない、収監施設には居ないと考える。
居場所を尋ねて会いに行くと言う。
西ブロックに行くと戻って来れなくなるのよ。
紫苑を愛してるの。
会いたいから会いに行くの。
彼は誰の側に居るのですか？
ネズミとだけ、他は分からない。

西ブロックに向かう沙布の前に治安局が立ち塞がる。
忘れ物のマフラーを届けようと飛び出した火蘭は
　治安局に連れ去られる沙布を見る。

子供に本を読んでいる紫苑。
何かを感じるが女の子の事を考えていたと鋭い子供。
子供でも女なんですね。
ネズミがイヌカシが呼んでると伝える。

イヌカシの叔父さん、犬だが、が死んだので墓を掘っていた。
力河は持たされているが臭うらしい。
ネズミが鎮魂歌を歌うらしいが銀貨三枚とふっかける。
力河は紫苑が依頼した品を集めるために戻る。

もうすぐ春なのでNo.6で寄生蜂が活動を開始する。
それまでに血清を作りたい紫苑。
そのために力河に品を依頼した。
俺はお前を殺せないと思ってるのかと馬乗りで首を絞めるネズミ。
思ってると紫苑。
何でそんなにNo.6を憎む？
復讐なのか？
俺とNo.6どちらを選ぶ？
俺たちはいずれ敵となる。
僕は君の敵にならない。
綺麗事だ。
理想だ。

沙布が治安局に連れ去られたので助けて欲しいと
　ネズミに火蘭から連絡が入る。
紫苑に伝えたらNo.6に乗り込むだろう。
良いのか？
考えるネズミ。

次回　真実の嘘・虚構の真実

沙布もNo.6に違和感を覚えました。
紫苑に会いに行こうとして治安局に連行される沙布。
何処までも不幸です。
しかし、何処までも厳しい管理体制のNo.6です。
これで市民は減少する一方じゃないの？
これで街は維持できるのだろうか？

物語的にはあまり進みませんが、大したことない
　秘密というか謎なのかな？
想像する要素も少なくてどれほどNo.6が異常か？が
　良く伝わって来ないですね。