No.6 フジ(8/18)#07

第7話　真実の嘘・虚構の真実

犬洗いにも慣れてきた紫苑。
犬も懐いている。
天然な紫苑にイヌカシも気に入ってきた様子。

イヌカシに仕事を頼むネズミ。
矯正施設の情報が欲しい。
金2枚の依頼に危ないと断るイヌカシ。
今後お前の仕事はもうしないと脅すネズミ。
依頼を受けるイヌカシ。
この仕事は紫苑には？
怒りだすネズミ。

火蘭は沙布の情報を求めるが抹消されていた。
公園で一人佇む火蘭の横に座り話しかけてくる老婆。
ここは理想郷だと言う。
そうでしょうか？
楊民が火蘭を呼び、車に連れて行く。
危なかったな、隣の老婆は当局の人間かもしれない。
彼はNo.6を調べている。
火蘭の家で詳細を話したい楊民。
老婆にNo.6に対する不信感を言えば捕まっていたかも
　しれないらしい。

力河は血清を作る機材がまだ集まっていないことを謝る。
力河は火蘭が好きだったのか、紫苑が心配でならないらしい。
洋服を買ってやろうと店に入る。
そこで沙布が来ていたコートを見つける。

凄いな。
全ての数値を満たしている。
理想的なサンプルだ。
我々は金の卵を手に入れたんだ。
ここは何処？
サンプル？
培養液に逆さまに入っている沙布。

イヌカシがネズミを呼び出して非常事態だ。
紫苑が沙布のコートを見つけたことをネズミに話す。
紫苑は一人で行くぜ。
お前も紫苑に内緒で調べているのだろう？彼女の事を。
コートは矯正施設からの横流し品だった。

どうしたんだ？
今までの自分なら大金を払って矯正施設を調べるなんて
　決して行わなかっただろうと考えるネズミ。

帰ると紫苑が食事を作っていた。
今までにない上機嫌。
今度沙布に誘われたらちゃんとセックスするのか？
これでも人を見る目はあるつもりだ。
君と出会って色んなこと知った。
色んな感情があることを知った。
君と出会えてよかった。
おやすみのキスだと言う紫苑。
嘘つきだなあんた。

出かける紫苑の下に鼠が駆け寄る。
水先案内人さ。
好い加減放っておいてくれないか。
昨日よりは良い演技だな。
母からのメモを紫苑に見せるネズミ。
イヌカシに頼んで情報を集めている。
僕は君と対等に居たい。

4年前に俺があんたに助けてもらったことが大きかったか
　知らないだろう。
人は確かに人に救われることが有る。
あんたが、あんただけが俺にそれを教えてくれた。
手紙のことは反省する。
あんたも嘘をつくな。
見せたいものが有る、ついて来い。

次回　そのわけは・・・

沙布はモルモットとして、これから色んな試験にサンプルとして
　活用されるのでしょうか？
助けに入った矯正施設で会うときに沙布は五体満足
　なのでしょうか？
嫌な予想しか思いつかないですね・・・

遂にネズミが紫苑に助けられたことを感謝しました。
これで彼らは対等に暮らせるのでしょうか？
紫苑は何も知らない、疑わないので天然と呼ばれて
　いますが、その通りですからね。

楊民と火蘭はNo.6を調べるようですが、何かを
　掴めるのでしょうか？
沙布は紫苑の情報を検索したから当局に
　捕まったのでしょうか？
たったそれだけで？

タイトルからもNo.6の秘密がメインのようですね。
理想郷を装っているけれど嘘で真実は？？？