No.6 フジ(8/25)#08

第8話　そのわけは・・・

俺のルートを正確に辿れ。
僕には無理だよ。
対等になりたいんじゃないのか？
急峻な崖を降りる二人。
逆らうな。
降りてきた男に捕まる二人。

何故戻って来たネズミ。
誰？
名付け親だ。
No.6を葬るためだ。
彼はNo.6を作った男だ。

力河の部屋で見つけた写真。
母の火蘭と一緒に真ん中に写ってる男。
紫苑は火蘭の息子だと知ると、体を見て
　やはり寄生蜂か。

聞かせてもらおうネズミ、お前の知ること全てを。

ヨウミンが火蘭と話している。
疫病？
発病すると周りの人間も全て行方不明になる。

ここは何処？
怖い。
サンプル？
サンプルが覚醒すれば上も黙る。
沙布はまだ意識が混濁している様子。

沙布のプレゼントのセーターをあげちゃったって、誰に？
ネズミ・・・
歌が聞こえると話す紫苑。
その歌が聞こえると頭を抱えてうずくまる沙布。

歌を聞いてネズミもうずくまる。
どんな歌だ、歌えるか？
歌うネズミ、最後に倒れそうになる。
まだ歌えるものが居るとはな。

教えてください。
今度はあなたが話す番だと紫苑。
真実を知ることが友を助ける事と繋がると思うのか？
分かりません。
でも真実を知りたい。
今まで知ろうとしなかった。
エリウリアス、それが彼女の名前だ。

部屋で何かを探す力河。
物物交換と行こうじゃないかとイヌカシ。
紫苑に関することだと話す。
急に興味を持ち気になる風の力河。

私はNo.6の基盤となる再生プロジェクトメンバー
　だった。
度重なる戦火、誰もが情熱に燃えていた。
しかし一握りのエリートにより掲げられた理想が
　たちまち権力へと変貌した。
それに気づかずに研究に没頭した、そして
　エリウリアスに出会った。
偉大なる王、支配者、人間が及びもしない絶対的な力。
研究の結果、殺されそうになった。
その頃のNo.6は邪魔な人間を殺すことに何の躊躇いも
　無くなっていた。
此処に居るのはNo.6を追われた者たちだ。

No.6は森の民に攻めて人々を焼き払った。
ネズミは森の民のただ一人の生き残りだ。
お前は歌を聞いた。
それに先導される。

紫苑に資料を手渡す男。
彼が寄生蜂の最初の犠牲者で生き残りだった。

ヨウミンは妻と子供を失っていた。
火蘭に全てを話し、仲間になれ。
皆大切な何かを奪われた者たちばかりだ。

部屋にはイヌカシと力河が居た。
俺と紫苑が矯正施設に潜り込む
強制施設は都市の根幹を担う何かがある。
あそこを壊せばNo.6事態に亀裂が走る。

母さんありがとう、いつまでも愛してると鼠が伝える。
私なんてことを。
紫苑駄目よ。
紫苑。

次回　　災厄の舞台

何かようやくストーリーが進行しましたね。
でもまだまだ良く分かりません。
エリウリアスの力を欲したNo.6上層部。
手に入れて悪用している？
何故か制御が出来ないの？目覚めないので
　沙布の力を利用しようとしている？

沙布も森の民の末裔なのでしょうか？
でも既に助けられない状況の様な気もします・・・

火蘭はNo.6の何に絡んでいたのでしょう。