UN-GO フジ(11/03)#04

第4話　素顔の家

公式サイトから
　先代の佐々駒守は、人工知性の研究者としてREAL AI ―R.A.I― と呼ばれる画期的な人工知能を開発していた。だがそれは７年前に新情報拡散防止法に抵触するとして禁忌の技術として葬り去られた。佐々駒守は爆死し、佐々家の家督は、養子の風守へと譲られた。
そして、今度起きたのは、佐々風守の爆死。彼は何故死ななくてはならなかったのか。梨江に呼ばれて事件に関わることになった新十郎は、佐々家の中で密かに隠されていた思わぬ真実を明らかにする。
だが、真実が明らかになっても解けない謎が残った。佐々家を辞した新十郎と因果を追いかけてくる軍指揮下の公共保安隊。それは新十郎が疑問に思っていた、“ある事”への大事な回答となった。
「ご苦労さん……これでやっとわかった」
かくして物語の舞台は、再び佐々家へと戻る。虎山も姿を見せ、佐々風守の死を巡る予想だにしなかった犯人が現れる。

誤魔化しても駄目ですよ風守さん。
風守は人工知性搭載の人形だった。
駒守が死んでから判明したが、その時は
　既に社長を引き継いだ後だった。
日本では人間以外のものに財産を引き継ぐことは
　出来ない。
多久先生は医者でなくてメンテ要員だった。

この時代の電化製品は全てCPUチップが搭載されて
　いるようで冷蔵庫に潜んでいた風守。
風守は駒守が開発した人工知性R.A.Iを搭載した
　プログラムだった。
冷蔵庫から因果の持つ人形に無線通信で移動した風守。

R.A.Iは複数のコンピュータにデータを点在させて
　本体には統合プログラムだけを備えている。
人工知性には因果の力も効かない。
R.A.Iは嘘をつけない。

公共保安隊が新十郎を襲う。
因果の力で逃げる。

検察と名乗る男達が怪我で臥せている多久先生を
　訪れ銃で撃つ。
彼もまた人形でR.A.Iで動作していた。
しかし風守ではない、何故なら因果の人形に居る
　風守が最後のR.A.Iだと言ったから。

風守に付いて行くと屋敷に駒守が居た。
7年前に研究施設の爆発で亡くなったはずの駒守。
自身の横に居る人形に移動しろと言う駒守。

新情報拡散防止法でR.A.Iを禁止したのは何故か
　尋ねる駒守。
公序良俗に反するからと泉。
軍がR.A.Iを独占したかったからだ。
自身の開発したR.A.Iが人殺しの道具に利用される
　ことに我慢できなかった駒守。

風守の死体は駒守が生きていると考えて屋敷に
　忍び込んだ自衛軍だった。
多久先生が駒守の代わりに死んだ。
どちらも風守がやった、自分は無実だと言う駒守。

人間は美しい物、楽しい事を愛する。
しかし人間は正しい物、正義と言っても良い、も
　愛すると新十郎。
風守に尋ねる新十郎、私は誰も傷つけられない。
駒守が駆けだして人形を壊す。

事件は風守さんの自殺として発表します。
駒守の身柄は拘束します。

さあ帰るぞ、風守お前はどうする。
駒守の横に居た少女の人形に移動していた。
私に出来ることがありますか？
俺たちは生きて落ちるだけだ。
はい、とほほ笑む。

---次回　「幻の像」

自身が開発した人工知性を軍部が独占利用する
　のを嫌った駒守。
此処までは良かったのですが、そのために人を
　殺めていた。
それを自身が開発したからと全てR.A.Iのせいにして
　逃れようとしたが嘘は見抜かれていた。

この時代では冷蔵庫にもCPUが搭載されて
　いるのですね。
まあ4ビット程度なら家電にも搭載されても不思議では
　ありません。
しかもネットに接続されているようですね。

公共保守体や自衛軍と色々な組織のある時代の
　様ですが既に何が何か良く分かりません。
設定を近未来にする必要があったのでしょうか？
明治では駄目だったのでしょうか・・・
この説明の無い時代設定が良く分からないので楽しめない。

EDで因果が持つ人形と共に描かれている少女が風守が
　最後に移動した人形でした。