ちはやふる 日テレ(1/10)#14

第14首　はなよりほかにしるひともなし

公式サイトから
　体調を回復させ個人戦へ出場する千早。
階級別で行われる個人戦、A級の試合には史上最年少「クイーン」若宮詩暢が出場していた。
2回戦でクイーンと当たった千早はクイーンの圧倒的な強さに札を取らせてもらえない。
諦めかけたそのとき、新とかるたをしている小学校のときの自分を思い出し―。

今日も熱くなりそう。
個人戦は袴を着なくて良くて助かったよ。
個人戦は各自の級別で対戦する。
千早はA級、太一、肉まんはB級、奏、机はD級。
B級はB級としか対戦できないんだよな。
新が復帰しても対戦できないことに悔しそうな太一。

対戦表を調べる千早のとなりに須藤が立っていた。
クイーン若宮誌暢の事を教わる。
小4でA級、京都の1年生、史上最年少のクイーン。
今日もやっぱりダサい。
どうして雪だるまのTシャツ？
可愛いのに期待を裏切らないダサさと噂が聞こえる。
近江神宮の参拝ですれ違った彼女だった。
須藤を知っていて、団体戦は負けたのに個人戦には
　出場なんて余程かるたが好きなんやね。
素で嫌味が染みついている、ぶっ殺す。
お前も倒して雪辱を期する。

早くクイーンのかるたを見たいと考える千早。
しかし焦ったのか札が取れない。
周りは皆A級で強敵なんだと考え直す。
早々に終了するクイーン。
北央の甘糟が相手で24枚差、1枚しかクイーンから
　札を取れなかった。

当たりたい、当たりたくないと思い悩む千早。
でも当たりたいと思う。
実際に対戦相手に選ばれる。
周りはホッと安堵の息。
宮内先生がビデオを借りたと声を掛けるが
　集中していて何も聞こえない。
宮内先生も千早の気合の入った顔に息を呑む。

詠み手の声を聞く前に取るクイーンのかるた。
札が飛んでから読み手の声が聞こえて皆が札を
　取るような感じに聞こえた。
クイーンのかるたは無音のかるただった。
宮内先生がビデオをスロー再生しても
　速すぎて見えなかった。
B級の2回戦は不戦勝の太一。
奏の応援に行くんだろうと肉まん。

千早の対戦相手がクイーンだと知る太一。
宮内先生のビデオで確認すると、札への初動は
　千早の方が速かった。
しかし聞いてからの動作でクイーンは勝っていた。
既に10枚の差がついていた。

そろそろ戦意喪失かなと外野の声。

2枚並んだ札を同時に払う作戦の千早。
しかし角を払って飛ばすクイーン。
2枚を狙った千早に対して1角だけを払う動作の
　クイーンが速い。
どうすれば良いのかと思い悩む千早。
原田先生の言葉を思い出す。

ダディベア？
千早のTシャツのキャラクターのことだった。
クイーンはスノー丸のTシャツで大阪限定販売の
　キャラクターで帽子を取るとちょんまげらしい。
相手も同じ16歳の女子だと再認識する千早。

囲い手の隙間から指を入れられて払われる。
囲った手を降ろすだけなのに負けてしまう。
万策が尽きた感じの千早。
相手は守りかるた、相手の札が少ないと攻めかるたは
　不利になる。
戦意喪失する千早。

またや、最初は意気揚々と向かって来るのに、
　最後は一人でかるたやってるようになる。
早く終わらせよう。

こう言うの公開処刑と言うんだと外野の声。
照明を落としてしまう観客。

太一と宮内先生が応援してくれているのを知る。
どうして良いか分からない、こんなの初めて。
新との最初の勝負を思い出す。
1枚だけでも取ると必死になったあの日の事を
　思い出す。

こんな時、須藤なら立ち上がって偉そうに
　見下ろしていたと実行する。
後ろで本当に須藤も立ち上がっていた。
クイーンが左利きなのを初めて知る。
其れさえも知らずに舞い上がっていた。
ようやく余裕を取り戻した千早。
あれ？
戻って来た。
それがいつまで続くかな。

あたしが学んだのは攻めかるただ。
遂に相手の手と触れた。
反応速度が上がっていた。
次は同時でクイーンから札を渡されるが断る千早。
まぐれは嫌だ。
此処は近江神宮学館、正々堂々と札を取る。
深呼吸する。
相手の陣の利き手側の1字決まりの札を抜いた。
F音の「吹くからに」は音の前を聞いていると
　原田先生が言っていた。
クイーンが1字決まりの札を取られるなんて・・・
「ちはやふる」の札を送る。
送り札を抜く。
連取だ。
クイーンの本気が目覚める。

この道の先に1月のクイーン戦が繋がっているんだ。

---次回　「つらぬきとめぬたまそちりける」---

ようやく近江神宮での全国高校大会で実力を
　発揮できる千早。
いきなりクイーンと対戦です。
圧倒的に強いクイーン若宮誌暢。

イメージでは音の前に動く感じでした。
しかも音を聞いてからでも勝てない素早い動作。
全てのかるたの場所を頭の中で覚えているような
　動作です。
囲い手も効かなくて為す術を失くし戦意喪失する千早。
でも思い出したのは新の手加減無しの初戦でした。

勝てないまでも1枚は取りたいと必死の願いが
　叶って札を取れました。

周りが全然見えなかった千早も休憩を挟んで
　ようやく余裕を取り戻します。
そして反応速度が上がり手に触れて、同時、
　そして遂に札を抜きます。
相手陣の利き腕のサイドの札でした。
これは相手にとっても脅威でショックが大きいでしょう。
それに得意の一字決まりの札です。
これが原田先生の言う攻めかるたの心理戦の
　効果です。

当然送る札は「ちはやふる」です。
連取の千早。
アドレナリン全開ですね。
外野が騒いで集中力がアップするクイーンでした。

ここの見せ場の演出が上手くて、見ていて思わず
　力が入る状況です。
勝負には叶わないまでもクイーンに一矢報いた
　感じですね。

今年の1月7日のクイーン戦で8連覇した方が
　この若宮誌暢のモデルらしいですね。
今は立命館の学生で中3から8連覇。
小3からかるたを始めたと話してました。
高校生の時は初出場で全国制覇らしいですね。

9日から放送が始まった関西での視聴率は
　どうなのでしょうね？
HUNTERxHUNTERの後の放送ですが、秋は枠を
　HxHに奪われたのですよね。
HxHには視聴率で勝って欲しいですね。

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