夏目友人帳 肆 テレ東（1/23）#04

第4話　代答

公式サイトから
　塔子の声真似をした妖怪が、家に入り込んでしまった。友人帳に名のある「カリカミ」という妖怪を呼び出したいのだという。夏目をえさに「カリカミ」を呼び 出そうとする「ヨビコ」と名乗るその妖怪は、夏目に、「カリカミ」は古紙を修正する力を持つ妖怪であること、雨ざらしで開くことのできない手紙を開いてほ しいということ告げ、その理由を語りだすのだった。

塔子さんの声で玄関を開けて呼ぶ声が
　聞こえる。
しかし鍵はかかっていない。
開けると誰も居ないが何かがすれ違った
　感覚を感じる夏目。
妖怪が入り込んだと思い、友人帳を
　狙われると部屋に戻る。
妖怪に取り押さえられ、友人帳を寄越せと
　言う妖。
エノキパンチで相手を弾き飛ばすと
　ニャンコ先生がジャムの蓋開けてくれと
　やって来る。

力ずくでは駄目なのでと袖の下を持って
　きた妖ヨビコ。
話を聞くとカリカミという妖怪を呼び出して欲しい。
カリカミは古紙を再生できるので雨ざらしの文を
　読みたいと話す。
山中の古堂で毎日会っていた男女が居た。
彼女を見守っていた妖。
会ったことも無い妖怪は呼び出せないと夏目。
卿はここに泊まると力が抜けた様子。
妖怪の中には人里から遠く離れると弱る者も
　いるらしい。

夏目に襲いかかる妖が居たので、夏目を餌に
　カリカミを探そうとするヨビコ。
いつしか男性は古堂に来なくなり、女性が
　毎日待っていた。
男性は名家の長男で傾いた家を助けるべく
　金持ちの家の女性と結婚した。
それを知らず？毎日古堂に来る女性。
遂に彼女に返答をしてしまったヨビコ。
それから嘘をついて彼女と話す毎日だった。
彼女の笑顔が眩しくて真実を話せなかった。

ある日会いたいと話す女性に、私は偽物だ
　男性は家庭の事情で、もうここには来れぬと
　告げて古堂を飛び出したヨビコ。
長い年月が過ぎて古堂を尋ねると、持参した
　古紙の文が置いてあった。
恨み辛み、責め苦が書かれていても読みたいと
　思ったヨビコ。
名を返すと呼びかける夏目の下に
　参上したカリカミ。
レイコとは違うと話しながら古紙の再生を
　了承する。
その書き主は既に亡くなっていると話す。
レイコも既にこの世には居ないのだな。
名前を書いた紙が傷んだら直してやると
　レイコに約束したカリカミだった。
その時には、お婆ちゃんになってるよ。

恥ずかしながら人の文字は読めぬのだ、
　読んでくれぬか？

「本当の事を話してくれてありがとう。」

---次回　「過ぎし日の君に」---

久し振りにレイコが登場ですね。
前期からレイコの登場頻度が低くなりました。
もう少しレイコのエピソードが見たいですね。

待ち合わせしていた女性、ヨウコはヨビコの
　事を気づいて話していたのでしょうか？
それとも・・・
気づいていて最後に顔が見たいとお願いしたと
　お思いますね。

妖と人間のちょっと悲しいけれど良いエピソードでした。
これぞ夏目友人帳の本領発揮なストーリーですね。

人間には効き目の薄い夏目のエノキパンチも
　妖怪には効果てきめんでした。
ニャンコ先生の食べていたジャムは薔薇のジャムでしたね。
何と贅沢な・・・

そう言えばレイコは若くして亡くなっています。
レイコに子供は居たのだろうか？
本当のお婆ちゃんなのかな？