ちはやふる 日テレ(2/14)#19

第19話　ながらへば

公式サイトから
　ついに決勝戦。D級は奏ちゃんと机君、B級は太一と肉まん君の瑞沢高校同士の対戦となった。
仲間でありつつも、お互いにライバルとして戦う四人の姿に、千早は様々な強さがあることを知りながら試合の行く末を見守る。

埼玉かるた大会の決勝戦、D級の奏と机。
太一は良い感じで速く取れたと思って千早を
　見るが自分を見ていなかった。
机君はお手付き2回、奏は0回で差がついていた。
ミスをしない相手にはお手付きは致命傷だ。
お手付きすると取り戻そうとして、焦ってリズムが
　乱れる。
相手に余裕を与えると良い事は無い。
送り札を間違えて一字決まりを食ってしまった机。
自分も敵になったみたい。
終盤に諦めて次の試合に備える傾向がある。
8枚差になっていた。
夏休みに疲れてお集中力が切れない体力を
　養ってきた。
残り10枚を一箇所に集める作戦に出た机。
一気に全部を払う、敵陣の2枚は無視。
自分にも負けたくない。
5枚差まで盛り返す。

ちはやふるの札を取る奏。
友達の得意な札が自分の得意札になっていた。
あと一枚で勝利。
自陣から札を掃う奏。
おめでとう大江さん。
お辞儀の態勢で嬉しくて泣いていた。
千早ももらい泣き。

太一と肉まんはお互いに残り1枚の運命戦。
「せ」の一字決まりの太一。
肉まんは一字決まりではなかった。
残りは「せ」「あし」「あり」「あま」「つき」「きり」「もも」
　「わがそ」で「あ」は3枚。
それでも攻める太一、運命戦は守りがセオリー。
「あま」は空札。
運命なんかに任せない。
「あ」は16枚あるから残りが不明の肉まん。
「つき」「もも」「わがそ」「あり」の空札が読まれる。
相撲の立会いの仕切り直しみたいで空札は
　消耗するが千早も太一も肉まんも緊張を
　持続していた。
遂に「あしびきの」が読まれて肉まんの勝ちとなる。

着替えて、西田、決勝戦の残り札覚えていたか？
「せをはやみ」だけだと言うと、「きり」もと机。
良かったな、運が良くて。

何を当たってたんだ俺は。
負けたのは運じゃない。
もっと取れるチャンスが前半にあった。
俺がまだまだだった、
キツイな、一生懸命って。
言い訳が効かないよ。

俺、真島が部長で良かったよ。
綾瀬みたいに肉まんとか机とか変なあだ名つけられて
　許される天然バカじゃなくて良かった。
西田と呼んでくれるの真島だけだし。
お前と頑張っていく。
天然バカと聞いてショックの千早。

5人中4人が入賞で3人が昇級って凄いと大江母。
D級は3位入賞まで昇級できる。
駒野、西田と無理して名前を呼ぶ不自然な千早。
120%を出せたと奏、机君が相手で変な気負いが
　無かったから勝てた。
私も太一も気負いばかりだった。
団体戦がしたいね。
また一つになりたいね。
今のチームはA級二人にB級一人にC級二人で
　強いですよ。

さっきの話聞いてたな、お前は天然バカで居ろよ。
これが私の大事なチーム。

埼玉大会の結果が貼られていた新の通う
　かるた会。
そこからの参加者がA級の3位で関東のレベルは
　高いと話す先生。
B級の結果に太一の名前を見て名人戦の
　西日本予選に参加すると決めた新。

---次回　「くもゐにまがふおきつしらなみ」---

奏と机の対戦でもお手付きについて考える千早。
二人の対戦でも学ぶことが多かったようですね。
ミスから焦ってしまい後が無い感じの机。
それでも何とか逆転しようと頑張ります。
後から気負いがなくて勝てたと話す奏。
気負いが勝ちたいと言う邪心なのでしょうね。
自然体でないと反応が遅れる、体が動か
　ないのでしょうね。

太一と肉まんは残り1枚同志の運命戦。
札の読まれる順番に依存した戦い。
それでも抜群の記憶力で残り札を覚えている太一。
運命任せは嫌だと敵陣を攻めますが、最後は
　肉まんの勝利。
負けたのは運じゃなくて自分の力の無さ。
この負けは悔しいですよね、あの時あの1枚をと
　後悔ばかりが残りますよね。

帰りの車内でチームワークも良くなり各自も
　レベルアップしているので、団体戦を
　戦いたいと思う千早。
千早も太一も気負いだけが空回りでした。
それにしても瑞沢高校かるた部は驚異の
　レベルアップじゃないでしょうか？
太一と肉まんの戦いのカメラ視点の移動などの
　演出は見事でした。

2クール作品だと1クール終了後にOP,ED作画と
　曲を変える作品が多いですが、この作品は
　変わっていません。
それでも作品に合った曲と作画で良いですよね。
2クール目の曲は前作に比べると劣る場合が
　多いですよね。