夏目友人帳 肆 テレ東（3/05）#10

第10話　祀られた神様

公式サイトから
　ついに始まった月分祭。封印された豊作の神・豊月神の代わりとなった夏目は、豊月神探しの依頼を受けやって来ていた名取と共に、豊月神の気配を感じた崖へと向かっていた。
しかし、豊月神を見つけても、不月神が勝てば、山が枯れる――。
地枯らしの神・不月神との勝負は、壺から飛び出した獣を先に捕えた方が勝者となる狩り。
不月神との勝負に勝つため、夏目は名取が用意してきた呪詛と壺で獣を封じ、勝者となるのだが…。

黒衣衆の罠にかかった夏目と柊。
豊月様から人の子の匂いがする。
確かめようと夏目を起こす。
仮面を取って見せろと迫る黒衣衆。
斑が名取と助けに来る。

屋敷に戻って柊を休めよう。
川を下ってくれ、豊月様の気配を感じた。

白笠衆に本当に豊月様は封じられたのかと
　尋ねる名取。
夏目を利用したのではないのか？
既に豊月様はこの地を去ったのではないのか？
あの程度の封印ならば解ける筈なので、わざと
　封じられたのだと思った。
それでギリギリまで待っていた白笠衆。
もう既にこの地には居ないのかもしれないな。
お前たちを残して去る主だったのか？
仮にも使えようと思った主なら信じよ。

崖の途中で封じられた石を発見したが
　手が届かない。
流されながら気配を感じるとは夏目は凄いな。
弟子に欲しいが、友人を失うのは辛い。
獣がやって来たが手に書かれたマジナイで
　助かる夏目。
あれをワシが喰らって首だけ持ち帰れば良い。
神に牙剥くと祟られるからな。
此処に呪詛と封印の壺がある、獣を封じて
　持ち帰ろうと発案する名取。
無事に獣を封印するが黒衣衆に気づかれる。
名取が相手をして夏目は神社に向かう。

無事に獣を届け勝者となる。
不月が現われ、お前は豊月ではないなと
　仮面を取る。
お前たち人間は気まぐれに、あれを祀って
　飽きたら捨てた。
まさか封じたのではあるまいな？
正体がばれた夏目の前に斑が対峙する。
神様に牙を剥くと祟られるので抑える夏目。
名取が夏目なら封印を解けると石を渡す。
豊月様の夢を見る、世話を掛けたな。
お察しの通り、私にはもう力がほとんど残っていない。
あんな封印も解けぬくらいにな。
山や野も守れぬ。
ならば祭りも終わりか？
共に行かぬか？
目覚めた夏目、豊月と不月の一行がこの地を
　離れるのを見る。
良かった、俺一人じゃ適わなかった。
名取さんが来てくれて良かった。

数日熱で寝込んだ夏目、ねちねちと先生に
　嫌味を言われた。
熱が下がって名取に逢いに行く。
柊は無事でまじないのおかげかもな。
丸太にも効くのか？
名取の祓い屋仲間での名声が上がったらしい。
聞きたい事や言いたい事が有るなら直接
　言ってやってくれ。
ごめんごめん、待ったかい？

---次回　「一枚の写真」---

無事に豊月様の代わりに頑張った夏目。
名取も神祓いを行わずに良かったですね。
それで名声をあげる強かな名取です。

結局はもっと早く豊月様を見つける依頼が届いて
　いれば問題も無かったような気がするのですが。
山の持ち主？関係者が遅らせた感じもしますね。
不月様を祓わせるために。
豊月様は人間の信仰心に力が依存していたようですね。

夏目も自分の身を守れるくらいの技？を覚えれば
　良いのでしょうが、今回は白笠衆も不月様も
　悪意が無くて良い話でした。
柊が白笠衆に主を信じろと言ったのは、
　自身の心構えにも感じました。

寝込んだ夏目にネチネチ嫌味を言い続ける
　ニャンコ先生の絵が面白いです。
逢いに行った名取さんは煌めいてました。