夏目友人帳 肆 テレ東（3/26）#13終

第13話　最終回　遠き家路

公式サイトから
　三世子の家に住みついていた妖怪ムシクイに、心の中に入りこまれてしまった夏目。その意識は遠い記憶の中に迷い込んでいく。
それは三世子の家で暮らした頃の、辛い悲しい記憶…。
どこにも居場所がなかった夏目は、辛くても両親の写真を見ることさえ堪え、さみしくないと自分に言い聞かせていた。
だが本当は何度も何度も呼んでいたのだった。
どんなに呼んでも手が届かないものがある。そしてもう呼ぶのはやめると決めたのだった――。

夏目、こんな低級に入り込まれやがって、心を
　食われかねん。
三世子の家で暮らしていた頃の記憶が蘇る。
妖が町に居るのが、一人見える夏目。
怖くて歩けない道がある。
逃げ出した山で神社を見つける。
妖に追いかけられた時の避難所、秘密基地にと
　考える。

三世子は夏目が来たことが不満で食事を残す。
気を使って夏目も食べられない。
夏目が住むことになって三世子は男子にからかわれる。
一人寂しい時は両親の写真を眺める。
しかし心が痛くなって、寂しくないと自分に言い聞かせる。
三世子に夏目の両親を尋ねられても良く覚えていない。
でも父は優しかったと思う。

両親の家のメモ書きを貰って肌身離さず持ち歩く。
ある日、神社で目覚めると雷雨。
怖くて帰れない。
近所の人が発見してくれるが、近所に謝りに
　向かう叔父さん。
どうして私の両親があなんたのために謝らなきゃ
　いけないのと怒る三世子。

本当の家に帰ろうと走り出す夏目。
でも辿り着かなかった。

ムシクイが心を食わせろと迫って来る。
ニャンコ先生と塔子さんの声が聞こえて、
　ムシクイを追い出す。
良くやったと斑が食い散らす。

あの頃の記憶を元に辿り着いた両親の家。
入ってみても何も思い出さない。
台所や襖に落書きが残っていた。
庭に母親が植えた花も今は分からない。

帰ると塔子さんと滋さんが出迎えてくれる。

田沼、北本、西村とラムネ水を探すが見つからない。
中級が密かに教えてくれる。
辿り着いた先には多軌と笹田が待っていた。
夏目の話を聞いて調べていた。
多岐はニャンコ先生をモフモフ出来て嬉しそう。

3人で写真を撮る、ニャンコ先生が帰って来たので
　もう一度写真を撮りたいと頼む。

---最終回---

夏目の小さい頃にお世話になった家のエピソードでした。
なぜだか、女子との思い出が多い夏目。
今回は両親の家の近くにある親戚の家で
　鍵を管理していました。

売れるかもしれない両親の家を見に行く途中で
　鍵を借りに行った際にムシクイを引き離そうと
　して入り込まれた夏目。
そこでの暮らしを思い出します。
その家の子供、三世子が嫉妬してしまいます。
夏目は妖が見えるので不思議な言動を
　繰り返しています。
誰にも言えずに一人で過ごす毎日です。

そして訪れた家には何も思い出が無く残念でした。

でも帰ると塔子さんと滋さんが夏目を暖かく
　出迎えてくれます。
そして友達の田沼、北本、西村、多軌、笹田も
　居ます。
今が幸せな夏目で今期は終了です。

3部作となると一寸内容が薄いと言うか物足りなく
　なりますね。
今期は子狐のエピソードが無かったですね。
でも中級やヒノエ、ミスズも最後に出番があって
　夏目を見守ってました。
この作品は外れが無くて、何処か懐かしくもの悲しい
　ようなエピソードで安定しています。
原作が溜まったら時期シリーズも期待したいですね。