2012年冬アニメ 評価結果（3月終了）

2012 年冬アニメ、3月終了アニメをピッコロさんの
　フォーマットで評価する。

　今期、全話視聴アニメは下記。

1. 　偽物語
2. 　探偵オペラ　ミルキィホームズ第2幕
3. 　ブラック★ロックシューター
4. 　ギルティ　クラウン
5. 　ラストエグザイル-銀翼のファム-
6. 　灼眼のシャナIII Final
7. 　バクマン。2
8. 　Brave10
9. 　輪廻のラグランジェ
10. 　ゼロの使い魔　Final
11. 　夏目友人帳　肆
12. 　男子高校生の日常
13. 　あの夏で待ってる
14. 　パパのいうことを聞きなさい
15. 　Another
16. 　ちはやふる
17. 　ハイスクールDxD
18. 　アマガミSS+Plus
19. 　キルミーベイベー
20. 　戦姫絶唱シンフォギア
21. 　ペルソナ4
22. 　妖狐X僕SS
23. 　ファイブレイン　神のパズル
24. 　テルマエロマエ
25. 　未来日記

　評価項目は下記
　　ストーリー
　　キャラクター性
　　画
　　演出
　　音楽
　　総合的な評価 ＜評価項目は各5点満点＞
　それぞれの評価項目は各5点満点となります。
　6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は
    30点満点となります。
　一応評価の指標として、
　5点：とても良い　4：良い　3：普通（及第点）
　2：惜しい、何かが足りない　1：悪い　0：かなり悪い
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　偽物語
　　ストーリー　　　　　3
　　キャラクター性　　5
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　　5
　　音楽　　　　　　　　4
　　総合的な評価　　4

　　　会話を楽しむ作品で、ストーリーは4話程度の
　　所謂ファンディスク的な作品。
　　各女性キャラが魅力的だった。


　探偵オペラ　ミルキィホームズ第2幕
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　相変わらずのカオス展開、パロディだらけの作品。
　　今回は探偵であることも忘れ農業に勤しむ体たらくぶり。
　　こんなストーリーがあるようでないカオスなおバカ作品は
　　　貴重。


　ブラック★ロックシューター
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　5
　　演出　　　　　　　5
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　5

　　　全8話で無駄なく、バトルと女子の精神世界を
　　まとめた良作。OVAでは描かれなかった部分を
　　丁寧に描いていた。　バトルのCG作画は素晴らしかった。
　　無数の薬莢が飛び散りながら発射される弾丸、
　　　相手に当たってダメージを与えるシーンは圧巻。
　　流石の岡田麿理脚本。


　ギルティ　クラウン
　　ストーリー　　　　　2
　　キャラクター性　　2
　　画　　　　　　　　　5
　　演出　　　　　　　　2
　　音楽　　　　　　　　5
　　総合的な評価　　2

　　　作画と音楽は素晴らしいが、キャラの人間性が崩壊して
　　同じ人間かと思うほど違和感を感じた。
　　途中でスタッフが変わったのかと思う程。
　　脚本が設定やストーリ展開にだけ固執して
　　人間を便利な駒として扱ったのではないだろうか。
　　色々と不満が残った作品。


　ラストエグザイル-銀翼のファム-
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　2
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　2

　　　結局戦争を見せたかったわけではないと思うが、
　　そこを適当には描けないもどかしさ。
　　2クールでも尺が足らない状況で説明不足による
　　　超駆け足展開。　おかしな作品となってしまった。


　灼眼のシャナIII　Final
　　ストーリー　　　　　3
　　キャラクター性　　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　　2
　　音楽　　　　　　　　3
　　総合的な評価　　3

　　　アニメの1期、2期を見ても分からない超展開。
　　原作既読者でないと理解できない端折り方。
　　視聴だけでは理解が難しかったファンアニメ作品。


　バクマン。2
　　ストーリー　　　　　4
　　キャラクター性　　3
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　　3
　　総合的な評価　　4

　　　原作を忠実に映像化するだけで楽しめる作品。
　　秋からの3期も期待。国営放送でなければ2期も
　　　無かったのではと思われる。


　Brave10
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　　　真田十勇士、各自が揃うまでのストーリーと
　　揃ったら裏切りに、闇の力発動と急展開。
　　もう少し忍者バトルが多いのかと思ったが
　　　そうでもなかった。
　　アナと伊佐那海を目当てに見ていた・・・


　輪廻のラグランジェ
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　3人の女の子がロボに搭乗して町を守る。
　　3人の関係を丁寧に描いていた。しかも超古代文明が
　　絡んで他の星とも戦闘と2期への種蒔きとしては十分。


　ゼロの使い魔　Final
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　　　シリーズの最終編、それらしいエンドで綺麗に
　　まとまった。
　　色んな都合？で2クール放送できなかったのが残念。
　　それなので駆け足な作品になってしまった。
　　是非とも番外編で日本を訪れた際のドタバタを見たい。


　夏目友人帳　肆
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　安定のクオリティで、今期も癒された作品。
　　これからも、原作が溜まればアニメ化して欲しい。
　　今期は初めて？子狐ストーリーが無かったのは残念。


　男子高校生の日常
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　2
　　画　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　2

　　　無駄にキャラが多い、そのキャラで見せる作品。
　　笑いに当たり外れも有り、15分程の短い時間で
　　見せた方が良かったかもと思う。
　　男子高校生のまったりした笑いだが、女子キャラが
　　　魅力的で面白かった。
　　文学少女やリンゴちゃん、ヤナギン等。


　ちはやふる
　　ストーリー　　　　5
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　5
　　演出　　　　　　　5
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　5

　　　関東と福岡だけで放送が始まったのは大失敗。
　　国営放送で放送すべき作品。
　　無駄美人と呼ばれる主人公がかるたにのめり込み、
　　　部を作り、大会に出場する。熱く、スリリングな展開。
　　文化部の熱血作品。
　　2期をぜひ見たいが円盤は売れていない、上層部の
　　　英断を求む、もしくは国営放送で。


　パパのいうことを聞きなさい
　　ストーリー　　　　2
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　2
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　　　突込みどころ満載の設定。
　　もっと明るくドタバタ展開かと思ったら、良い子ばかりの
　　シリアス展開で何を見せたかったのか分からなくなった。
　　良いキャラが揃っていただけに残念。
　　パパより長女が頑張っていた。
　　原作はもっと面白いの？　OP,ED曲は良かった。


　あの夏でまってる
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　一夏の高校生たちの何かをしたい衝動、
　　恋愛だったり、部活だったりを描いていた。
　　主役よりは柑菜や哲郎の脇が目立っていた。
　　かつての作品を意識したつくりだけれど、関係なしと
　　　思わせぶりだった。
　　振り返るとMIBが全てを持っていった。


　Another
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　4

　　　ミステリーかと思ったら、ホラーだった。
　　それもスプラッターだった。
　　公式サイトでも色々と遊んでいた。
　　何故そんな現象がと思っても不幸は続く。
　　最後に犯人として・・・色々と暗示はしている作り。
　　流石のP.A.Worksで背景画は綺麗だった。
　　音量での恐怖演出も効果的だった。


　ハイスクールDxD
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　　　AT-Xでは楽しめる作品らしいが、地上波では
　　規制が入ります。
　　今期のおっぱいアニメ、赤い髪は萌えないと言うか
　　　好きになれない。
　　ヒロイン、リアスの何故だか感情を表さないような声が
　　　立ち位置を不明にしていた。
　　それが最後まで気になってしまった。
　　内容的には熱血主人公のアニメで王道な作りだと思う。


　アマガミSS＋Plus
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　4
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　1期からの続きを描いたファンアニメのような作品。
　　今回も6人を順番に、付き合い始めた、その後を
　　2話で描いたので、ちょっとストーリーが膨らまない。
　　紗江ちゃんが当番回以外でも目立っていた。
　　1期を視聴したファンには楽しめるアニメ。


　キルミーベイベー
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　　　当初は視聴断念を検討していたが、OP,ED曲
　　同様に癖になる作品。
　　キャラはメインに2人、偶に3人で展開する作品が単調に
　　　思えるようで実は奥深い。
　　キャラ数では男子高校生の・・・とは正反対の作品。
　　短編ストーリーの羅列よりも、繋いで長いストーリー
　　　仕立てにすると面白くなった。


　戦姫絶唱シンフォギア
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　　　突込みどころ満載の設定だったが王道的な
　　時代掛かった熱血アニメだった。
　　ただ多分に色んな設定を詰め込み過ぎた感はある。
　　厨二的な設定が邪魔をしたようにも思える。
　　原案設定で歌がキーなので、歌がふんだんに
　　　使われていた流石のElements Garden。


　ペルソナ4
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　2クールでペルソナの世界から学園編と
　　　色んな世界を描いていた。
　　ギャグ成分が多目でしたが楽しめたと思う。
　　ゲームプレイ組なら良く分かるアルカナの説明が
　　　分かればもっと楽しめたとは思う。
　　作画も安定していて、面白かった。


　妖狐X僕SS
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　3

　　　不思議な作品、キャラ萌でもあるし、ギャグもあるし、
　　シリアスも有る。各キャラのED曲が酷かった。


　ファイブレイン-神のパズル-　第1シリーズ
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　2
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　　　パズルを題材にした、ある意味王道的な作品。
　　途中の未来が見える、仲間が離れていく等の
　　　説明、演出、ストーリー展開が良くなかった。
　　データ放送を利用した視聴者参加が売りだった
　　　らしいが直ぐに止めてしまった。


　テルマエロマエ
　　ストーリー　　　　3
　　キャラクター性　3
　　画　　　　　　　　　2
　　演出　　　　　　　3
　　音楽　　　　　　　3
　　総合的な評価　3

　　　Flashアニメなので絵は動かない。
　　内容的にはローマのお風呂技師が現代日本に
　　タイムスリップして色んなお風呂アイテムを持ち帰る。
　　　その発想が面白い。
　　ただ、それだけの内容だったので3話も妥当だった。


　未来日記
　　ストーリー　　　　4
　　キャラクター性　4
　　画　　　　　　　　　3
　　演出　　　　　　　4
　　音楽　　　　　　　4
　　総合的な評価　4

　　　最強のヤンデレヒロイン。
　　何処かで特殊訓練を受けたの？な殺人兵器の
　　　我妻由乃。
　　次が気になる演出が素晴らしい。
　　目の表現が素晴らしかった。
　　そして禁断のループ世界。
　　賛否両論のエンドですが、全てを映像で見せる
　　　必要はないと思う。
　　個人的には24話で終わっても良かったと思っている。


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　ベスト・キャラクター賞　　我妻由乃
　　　　　　　　　　　　　　次点は髏々宮かるた、柑菜、綾瀬千早、

　OP賞　　　　あの夏で待ってる
　　　　　　　　　　　モノクロからカラーそしてモノクロに替わる映像。
　ED賞　　　　パパのいうことを聞きなさい
　　　　　　　　　　　映像が面白かった。
　女性声優　　釘宮理恵　（灼眼のシャナ、ゼロの使い魔）
　　　　　　　　　　　代表作？の最終シリーズ完了に対して。
　男性声優　　神谷浩史　（偽物語、夏目友人帳　肆）
　　　　　　　　　　　どちらも長台詞に敬意を表します。

2クール作品に外れ無しと思っていたら、外れが続出した期だった
　様に思う。
特にギルティクラウンのキャラの扱いは酷い。
最初と最後で別人なキャラが居た。
コードギアスは面白かったのに、どうしてこうなった感がある。

Anotherに関しては、こんな形のミステリーも有るのかと
　感心した、アニメ的にはミスリードを多用していた。
　そうしないと直ぐにトリック？がばれるので仕方ない？
　公式サイトでは声優まで架空で掲載していたとか・・・

ちはやふる　は2期を見たい作品。放送局を変更して欲しいと
　思う残念な放送局ネット数。
　国営放送に版権から全てを手渡して夕方に放送して欲しい。
　そして2期を作成して欲しい。
　素晴らしい作画と内容で、売れないのは放送局だけの
　問題だと思う。