さんかれあ TBS(6/07)#10

第10話　強い・・・思い・・・

公式サイトから
さらわれた千紘が連れていかれたのは散華家だった。千紘を出迎えたのは妖艶な美女――礼弥の母、亞里亞だ。しかし亞里亞はゾンビになった娘を心配するどこ ろか、体が腐って醜くなることを喜んでいるかのような様子。「自分で産んだ娘をよくそんな風に言えるな」咎める千紘に、亞里亞は自分と礼弥の関係、そして 散華家の秘密を語って聞かせる。その上で「慰めてくれない？」と千紘に迫る亞里亞！　千紘は大人の階段を上ってしまうのか!?

誘拐されて散華家に監禁された千紘。
うるさいわねと怒って部屋に来た母、亞里亞。

お世話になったわね、何処まで行ってるの？
発情してるのかしら？
ゾンビだからどんどん腐っていくのよね。
私は出産していない。
後妻だったことは散華家最大のタブー。

元々はメイドだった亞里亞。
散華家ではメイドは息子の花嫁候補。
学歴も素性も申し分ない女性ばかり。
落とせない男性はいなかったので自身があった。
徐々に団一郎の側に呼ばれるようになった。
しかし靡かない。

福祉の一環で散華家に障害者を招待しての
　フェンシング大会が開催された。
散華家はフェンシング協会に莫大な献金を
　していたので優勝するのは決まっていた。
しかし本気でない決勝戦に苛立った団一郎。
投げ捨てた手袋を手渡し、ものを粗末にしては
　いけない。
それまでの努力が無駄になりますと団一郎に
　話しかけた車椅子の少女。
その少女にプロポーズした団一郎。
彼女が礼弥の母だった。

一族郎党は大反対だが家督を捨てると話して
　説得した。
しかし彼女は礼弥を産んで直ぐに亡くなった。
酷い落ち込みようだった団一郎の世話を
　献身的に行った亞里亞。
その甲斐あってか団一郎は亞里亞と再婚した
それは母親が必要だと思っての結婚だった。
亞里亞は一度も抱かれなかった。
それでも夫の愛情を信じていた。
ある日、執事が亞里亞に礼弥の撮影風景を見せる。
愛情は諦めて欲しいと話す。
礼弥に妻の面影を見ていた団一郎だった。

私を慰めてくれない？
団一郎様がお呼びです。
あの人に相手にしてもらえて羨ましい。
私は一度も無いわ。

タクシーで散華家に向かう礼弥。

礼弥の写真を見せる団一郎。
礼弥は儚さと美しさで織りなされた純真そのもの。
私の中の礼弥愛が強まった。
より守りたいと思った。
ありがとう、だが許さん、降矢千紘。

---次回　「特別・・・なんかじゃ・・・ない」---

今回は母親の亞里亞と団一郎のストーリーでした。
後妻で一度も抱かれていない亞里亞。
団一郎が愛する人、礼弥の母と結婚したまでは
　良い話でした。
母が亡くなっておかしくなって礼弥に愛した妻の面影を
　見つけて同一視するようになったのでしょうか？

亞里亞も不幸ですが、当初から団一郎の財産目当ての
　部分もあるのでどうでしょうね。
ある種、自業自得な部分もあるとは思います。
離婚では出来なかったのでしょうか？
実は寂しい人だったようです。

まあ無い事も無いかな・・・と思えるストーリーでは
　ありました。

次回予告では千紘が萌路を叱ってましたが
　泣いてる萌路でした。
次回予告もストーリー仕立てな感じです。