2012年春アニメ(6月終了)個人評価
2012年春アニメ、6月終了アニメをピッコロさんの
フォーマットで評価する。
今期、全話視聴アニメは下記。
- モーレツ宇宙海賊
- アクエリオンEVOL
- 坂道のアポロン
- Fate/Zero 2期
- 這いよれ!ニャル子さん
- 咲-SAKI-阿知賀編
- これはゾンビですか?OTD
- めだかボックス(分割2クール)
- 黄昏乙女Xアムネジア
- あっちこっち
- 謎の彼女X
- ZETMAN
- さんかれあ
- 夏色キセキ
- クイーンズブレイド リベリオン(分割2クール)
- 君と僕。2
- つり球
- ヨルムンガンド(分割2クール)
- LUPIN the Third~峰不二子と言う女~
- シャイニングハーツ
- 緋色の欠片(分割2クール)
- AKB0048(分割2クール)
注)分割2クールの、めだかボックス、クイーンズブレイド リベリオン、
ヨルムンガンド、緋色の欠片 に関しては2期終了後の
評価が正しいとは思う。
6月終了ではないが、AKB0048も追加。
評価項目は下記
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>
それぞれの評価項目は各5点満点となります。
6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は
30点満点となります。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
===============================================
モーレツ宇宙海賊
ストーリー 5
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 5
最近では珍しいスペースオペラで真面目に作った脚本。
女子高生がいきなり海賊になってビームを
撃ちまくるのかと思われそうな危険性がある。
2クール全てのエピソードが平均以上の内容だった。
欲を言えば緊迫感のあるエピソードが欲しかった。
アクエリオンEVOL
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
最後で脚本が失速した感じがする。
前作も巻き込んでの以外性が功を奏さなかった感じ。
主役が一番影が薄く、活躍は最後だけと悲しい二人だった。
EVOLはLOVEの反対だと言いたかっただけにも
思える悲しいストーリーだった。
それまでの真面目なギャグは楽しめたのに残念な作品。
坂道のアポロン
ストーリー 5
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 5
若干、駆け足の展開だったので、フルで見たい、
全エピソードをじっくり見たいと思った作品。
良く12話でまとめたとは思うが、2クールで見たかった。
実写をアニメ化した演奏シーンは素晴らしかった。
アニメ史上に残る最高の演奏シーンだと思う。
恋愛とそれ以上の男同士の友情を描いた今時では
珍しい作品でした。
Fate/Zero
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 5
総合的な評価 4
誰も報われないストーリー、予想通りの残酷な結果。
欲望の願望器を求めるのは歪んだ人間とでも
言いたいような設定。
格好良いスカッと気分良い戦闘は殆ど見せず、人の哀れ
無情さを是でもかと見せる演出。
分かっていても鬼気迫るような苦しくなるストーリーでした。
戦闘が夜のシーンばかりなのはCGのため?
這いよれ!ニャル子さん
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
いきなり1話からのハイテンションとパロディの数々。
それだけで呆気にとられました。
良くも悪くも内容の無い酷い作品。
でも、それが面白い。
皆が必至でパロディの元ネタ探しに必死になった作品。
ただそれだけに固執し過ぎた感じもある。
このような作品も有りですね。
咲-SAKI-阿知賀編
ストーリー 4
キャラクター性 5
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
本編のサイドストーリーの作品。
しかし中々活躍しない、麻雀の対戦が見られない前半。
まあ本編じゃないので、あくまでもサブ。
メインの清澄高校を盛り立てるためのもう一つの作品。
それでも最後は共通のラスボス登場で燃える演出。
ただ残念ながら尺が足りずに4話のネット配信?が
嬉しいような残念なような・・・
千里山女子の似非関西弁は酷過ぎる、不愉快だった。
関西弁を喋れるキャストを使って欲しかった。
これはゾンビですか?Of the Dead
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
結局ストーリーは進展せず、各サブキャラを掘り下げて
出場機会が異様に増えたシリーズだった。
それで大丈夫なのかと思いながらも面白ければ良いで
突っ切った感じがする。
これで次期シリーズが無いと詐欺かもしれない。
めだかボックス
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
1期は風紀部とのバトルで終了。
この先のバトルは2期となる。
尺の関係で12話は原作者によるオリジナル。
13話は声優による大喜利と分割の問題点が
浮き彫りになった感じ。
2クール連続で放送して欲しかった。
めだかの声には違和感を覚えた。
黄昏乙女Xアムネジア
ストーリー 3
キャラクター性 5
画 4
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
原作が執筆中だがアニメオリジナルで終了。
予想通りではあるが、違和感なく終了させたと思う。
主役のキャラが可愛い。
怖い演出や、過去のシーンの映像演出が面白かった。
あっちこっち
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ある意味安定のきらら作品。
ツン猫のキャラが可愛かった。
キャラの役割が決まっているので、安定していたが
慣れてくるとマンネリ打破が問題となる思う。
謎の彼女X
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
涎による意思表示が斬新だった。
この部分を乗り越えると実は純愛作品。
携帯電話も使わない古い設定と作画だったが
それも上手く楽しめた。
こんな作品だとは思わず意表を突かれた感じはある。
ZETMAN
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
良く13話でまとめたとは思う。
ただ作品のテーマを上手く表現できたとは思い難い。
1クールでは難しいが2クールは見たくない作品。
OVA向きの作品かもしれない。
女性の目と目の間が作画は気になった。
さんかれあ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
何故かゾンビ萌の意外な設定。
ただ結果ありきなので、ストーリー展開が受動的で、
そこでドタバタが発生して楽しめる訳でもなかった。
結局、壮大なプレリュードで終わった感じがする。
サブキャラの掘り下げで終わってしまった。
夏色キセキ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 2
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
ある意味アイドルアニメかと思われたが、途中から
面白くなってきた。
誰かが思って生じるキセキでドタバタするストーリー。
4人のキャラが上手く表現できていたと思う。
ただ本当のアイドルアニメが同時期に放送されたのは
不幸だったかもしれない。
クイーンズブレイド リベリオン
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3
結局は2期に繋がるキャラの紹介で終わって
しまった。
しかし、この作品は前回も同じ形態だったので、
それ自体は大きな問題ではないと思う。
此処で評価するのは難しいとは思う。
君と僕。2
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
分割2期の2期目。
作品的には分割は気にならない作風。
男5人の緩いまったりしたストーリー。
恋愛の話は良い感じ。
つり球
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 4
釣りが地球を救う、面白い設定。
ストーリーも良く出来ていて緊迫感の無い
地球防衛軍?が登場するが楽しめる。
視聴率競争の厳しい時間帯の作品で
早期に切った人も居るだろうが勿体ないと思う作品。
ヨルムンガンド
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 3
うーーん、良く分からない作品。
2期目でしか評価できない作品だと思う。
この時点では武器商人を襲う相手と撃ちあう
私兵の活躍を描いた作品でしかない。
世界平和のために武器を売る謎が判明する
2期を見終わるとストーリーも評価できると思う。
Lupin the third 峰不二子と言う女
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 3
お子ちゃま化したルパンを原作テイストで表した
ルパンシリーズ。
TV1期シリーズの前日譚を描いた作品。
そしてシリーズでは最大の峰不二子の謎を
明かすのかと思ったら、一大トリックでした。
EDも含めての壮大なトリックでした。
シャイニングハーツ しあわせのパン
ストーリー 2
キャラクター性 4
画 2
演出 2
音楽 4
総合的な評価 2
何を見せたかったのかが分からない作品。
原作ゲームのサイドストーリとしてのパン屋アニメだった。
どうやら異世界から漂着した島で働く住民は記憶もなく
新しい職に就いている。
ただ兵器としての武力を求めて女性を奪いに来た
相手と戦うが詳細は一切不明。
カメラをパンニングして視点を動かすシーンを
多用していた。
企画立案者に問題がある作品。
OP,EDのヒャダインの曲は素晴らしかった。
しかし、この作品では勿体無く感じる。
緋色の欠片
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
内容的には4,5話で十分だと思われる作品。
1クールでの表現は難しかったのだろうか?
2期で大きくストーリーが展開するのでしょう。
分割せずに2クールで見せた方が良かった作品。
AKB0048
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 5
総合的な評価 3
2クール作品なので全てが判明した訳では無いが、
十分に楽しめた。
作画も問題なく、メインキャラの声優が200名から選ばれた
とはいえ素人なので聞き苦しいところはある。
研究生がトップアイドルの襲名メンバーを目指して
頑張る熱いストーリー。
サテライトお得意の宇宙でのCGロボバトルも繰り広がれる。
瞳や髪にハートを描いた最初の作品ではないだろうか。
AKB48のヒット曲、オリジナル曲が使用できて素晴らしい。
流石にアイドルのヒット曲、アニメ曲とは一線を画す素晴らしさ。
CG多目の所為か暗い場面が多いのが気になる。
監督がAKBにオファーして制作した新たなマーケット拡大作品。
----------------------------------------------------
ベスト・キャラクター賞 ニャルラトホテプ(ニャル子)
次点 庚夕子
OP賞 黄昏乙女Xアムネジア
綺麗な映像だった、
ED賞 シャイニングハーツ-しあわせのパン-
♪こねこねしよう♪が印象的で映像も可愛かった。
女性声優 小倉唯 (アクエリオンEVOL ユノハ)
途中からの登場での存在感スーパーサブ的な活躍
男性声優 小山力也 (モーレツ宇宙海賊、Fate/Zero、)
今期は分割2クールの1期作品の中途半端さが目立った。
出来れば連続で制作して欲しい。
AKB48のアイドル業界にもマーケットを広げる試みは面白い。
アニメ業界を活気づける意味でも、マーケット拡張は素晴らしい。
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こんばんは、「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」の総責任者のピッコロでございます。
このたびはお忙しい中、当ブログの企画に参加して頂いて本当にありがとうございました。集計に加えさせていただきました。
なお、今回の企画の中間集計結果の発表については、本日・9月29日(金)夜11時から放送のネットラジオで行う予定でございますので、お時間がありましたら聞いて頂けると嬉しいです。
詳しくはこちら→http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-6293.html
どうか次の企画も参加して下さいませ。それではこれからもよろしくお願いいたします。
投稿: ピッコロ | 2012年9月28日 (金) 19時06分