宇宙兄弟 日テレ（8/05）#19

第19話　さらばの前の日

公式サイトから
閉鎖ボックスでの生活も残り２日。Ｂ班では、それぞれ自分の好きなものについて談話していた。手島は異星の海洋生物を想像したデッサン、北村は今読んでいるＳＦ小説、そしていつの間にか富井も加わり、みんな楽しげな表情を浮かべていた。
ケンジがうまくきっかけを作ったことにより、ギスギスしていた雰囲気が、
　ようやく改善されたのである。
『これでよかったんだ――最初から。終わる前に気づけてよかった』
そんなＢ班の様子を見ていた管制では――。
星加が満足気な言葉を漏らしていた。「これが、見たかった」星加は、ケンジか溝口、どちらがリーダーとしてＢ班の雰囲気を作り出すか、敢えて２人にはグリーンカードを出さずに待っていたというのだ。
「種明かしをしてやろう。２人にとっては――救いのグリーンカードだ」
一方、Ａ班では。
「良いニュースと、悪いニュースと、あと、微妙なニュースがあります――
　どれから聞きたい？」
六太がみんなを集め、重大なことを発表しようとしていた。悪いニュースは、明日の食料がないこと。良いニュースは、六太が小麦粉と調味料を発見したということだった。
「これで明日はうどんが食えるぜ、みんな！」
楽しげにうどん作りをはじめるＡ班のメンバー。六太が、『作り方は天文学者・シャロンに教えてもらった』と明かすと、シャロンと親しいことに一同羨ましげ な声をあげた。六太は感動した。なぜなら、子どもの頃天文台に友達を誘っても誰も興味を示さず、誰もついて来てくれなかったのだ。
様々な宇宙の話をしながら、六太は目頭を熱くする。
『ここにいたんだ――誘ったら、喜んでついて来てくれそうな連中が……――
　ここにいたんだ！』
しかし――……。
「そういえば――もう一つの微妙なニュースって？」
福田の言葉に、六太がゆっくりと、神妙な顔で答えた。
「……ニュースっていうより再確認で……明日、必ず……この中から二人、選ばなきゃいけない……」
楽しい時間には、限りがあったのだ――。

明日で閉鎖ボックスでの生活は終わり。
ケンジのB班でも笑顔が現われるようになってきた。
ケンジと溝口のどちらかがリーダとしての適性を
　見たかったらしい。
そのためグリーンカードを出さなかった管制。
種明かしをしようと二人にグリーンカードを出す星加。

悪いニュースと良いニュースと微妙なニュースが
　あると全員の前で話す。
悪いニュースから尋ねられる。
明日の食料が有りません。
一日くらい大丈夫、ダイエットしよう。

良いニュースは小麦粉が発見されました。
明日はうどんを作って食べよう。
六太はシャローンおばちゃんに習っていた。
天文台のシャローンおばちゃんは金子シャローン
　博士の事ですか？
せりかは本まで持っていて羨ましそう。
降谷も新田も福田さんも知っていた。
学生の頃は誰も興味が無くて諦めていた。
でも此処には誘えばついてきてくれる人が居た。

うどんを作りながら色んな話をした。
それも自分の興味があることをお互いに分かり合えた。

微妙なニュースは何？
明日二人を選ばないといけない。

---次回　「一番酷い仕打ち」---

明日は最後の日、一緒にうどんを作る六太。
そして自分と同じことに興味がある仲間だと
　分かって嬉しい。
でも明日には2人を選ばないといけない。

ケンジのB班もようやく良い雰囲気になってきた。
そしてグリーンカードが出されて謎が解けた。

残る問題は2人を選ばないといけない。
さてどうするかですね。