宇宙兄弟 日テレ（8/19）#21

第21話　久しぶりの空

公式サイトから
『迷った時はね――どっちが楽しいかで決めなさい』
3次試験の最終日、シャロンの言葉を思い出した六太は、ジャンケンで
　宇宙飛行士にふさわしい2人を選ぶことを提案した。
その理由は、楽しかったこの2週間を、楽しい5人のままで終わりたいと思ったからであった。
そして、Ａ班のみんなはこれに賛同してくれ、勝負はたった1回で決まることとなる。
2人が勝って、六太を含む３人が負けたのだ――。
全課題を終え、閉鎖ボックスから出た受験者たち。
そんな彼らに、茄子田JAXA理事長はこのまま外に出てもいいと許可を出した。
極秘施設にも関わらずシャッターが上がると、外には本物の太陽がさんさんと照っており――。
「まっぶっしー！」
思わず感激の言葉を発し、外へと出ていく六太たち。
しかし辺りをよく見ると――。
「あれ……？　ここって……」
そこは極秘施設ではなく、バスの出発地であるＪＡＸＡの敷地内だった。
茄子田がドヤ顔で言い放つ。
「ガッカリした！？　残念ながら極秘施設なんて建てる資金はありません！」
数日後――。
古谷は、宇宙服の開発をしている職員・馬場広人に会うため、ＪＡＸＡへと来ていた。
『身長が足りなくてスタートラインにすら立てない』
実は古谷は、自分の背が低いせいで、ずっと宇宙飛行士にはなれないと思っていた。
宇宙服は１着作るのに10数億円かかり、使用頻度の少ない小さいサイズは、これまで作られることはなかったからである。
だが、背が低くて宇宙飛行士になれないという悔しい気持ちは、馬場も同じだった。
そのため研究を重ね、身長150センチから対応できる宇宙服を作ったのだという。
馬場の作った新しい宇宙服は、どんなに努力しても身長だけは応募条件に届かなかった古谷にとって、『宇宙飛行士を目指しても良いという許し』そのものだった。
「俺は絶対あの宇宙服着るで。遠い先でも……！」
実際にその宇宙服を見せてもらうことが出来た古谷は、また決意を固めたのだった――。

楽しかった2週間を楽しいままで終わりたいと
　じゃんけんで2人を決めるA班。
こんなじゃんけんもあるんだと星加。
ハッチが開けられ職員に拍手で迎えられる。

帰りも目隠しバスと思ったら茄子田理事長が
　外を見せるとシャッターを開ける。
そこは出発地点だった、つまりはJAXA。
極秘施設を作る費用なんて無い。

白ジグソーを完成させたケンジはB班の全員に寄せ書きを
　書いてもらい飾っていた。
一人宇宙飛行士になると決めてサインも作っていたのは
　溝口で2名に選ばれた。
ケンジも六太も選ばれなかった。

6名と数人がヒューストンのNASAで現役宇宙飛行士と
　面接をするらしい。

古谷は13歳の頃、くじ引きで貰った宇宙飛行士の
　下敷きで将来が決まった。
しかし宇宙飛行士の条件が身長が158㎝以上だった。
それを150㎝にまで下がったのは馬場が作った宇宙服の
　おかげだった。
古谷は馬場さんに感謝のメールを送った。
一番熱いメールだったので返事が届いた。
実は馬場さんも身長が低かった。
じゃんけんで負けて選ばれなかった古谷。
それでも次があると慰められる。

A班の5人で食事をする日の事だった。

---次回　「夢の途中」---

どうやら六太、ケンジ、古谷は2名に選ばれなかったようです。
そして溝口は選ばれたようですね。
B班は結局ポイント制で決めたのでしょうか？

2週間過ごした場所はJAXAの敷地内でした。
理事長や職員が居るので、そこしかないと思いますよね。

NASAでの面接で合否が決まるようですが、そこで
　落ちると辛いですね。
泣くに泣けない感じです。

来週は休みです。