TARI TARI TokyoMX(8/06)#06

第6話　笑ったり　想ったり

アバンは生まれたばかりの和奏を見つめる両親。
　素敵なハーモニーを奏でようね和奏。

走って帰る父、和奏が心配。
風邪で寝込んでいた。
猫のドラも帰って来た。

新学期の始業式に休んだ和奏。
心配ならメールしてみたら？
帰って来なかったらどうする？
それは来夏がうざがられて・・・怒ってる来夏。
　心配しないでってことじゃない。

和奏を見舞う来夏。
約束は守らないといけないよね。
そんなことないよ。
守らなかったから思い出せてうれしい事もある。

紗羽からメール、例の物取りに来て、で分かる？
母の志保が写真をコピーしてくれた。
録音したカセットテープももらう、お母さんの声が聞けるよ。
サブレに乗せてもらう和奏、騎手になるって言うと
　お寺を継がないのなら公務員に成れって。
それから口も効かないの。
でも、会えなくなることになると・・・

早朝、部室に向かう和奏、大智とウィーンが奇妙な
　練習をしていて大爆笑。
来夏たちの力になりたい、僕達に足りないものは
　何だと思う？
常識かな。
母との練習を思い出して発声を教える和奏。

母の歌があるが和奏の歌は無い。
自分の歌は自分で作らないとね。
今度一緒に作ろうね。

父が和奏の食パンの朝食にクレームを付けて
　豪華な夕食を準備していた。
今日は結婚記念日でしょう？
母さんが私の誕生日と近いと教えてくれた。
どうして病気の事話してくれなかったのかな？
教えてくれれば、素直に優しく出来たのに。

病気の事は和奏には話さないで欲しい。
一緒に歌を作ろうと約束したから。
悲しい別れの歌を作るの？
歌は相手の心の中にいつまでも思い出として残る。
母親として優しさ強さを思い出として残したい。
和奏が歌を好きになってくれて良かった。
私が亡くなっても和奏が一人じゃない様に。
私の大事な大事な宝物。

私愛されていた。
思い出を捨てちゃった。
母親が病床で書いていた楽譜を手渡す。
この続きを和奏は作れるかな？
アクセサリもピアノも捨てていなかった。

母さん、ありがとう。

部室でカセットテープを聞く和奏。
母と高倉教頭が歌っていた。
和奏が歌い出す、部室に来た4人も一緒に歌い出す。

---次回　「空回ったり、見失ったり」---

和奏が悩んでいた理由、母が病気を自分に
　教えてくれなかったことでした。
それを知っていたら、もっと優しく素直に色々
　対応できていたのにと後悔ばかりの日々。
自分は愛されていなかったから教えられなかったと
　勘ぐってしまいます。

父親に話して、本当の理由を教わりました。
実は死を前にして、和奏のために歌を一緒に
　作りたい、悲しい曲ではなく母親と一緒の曲を。
その約束を守るためにも教えたくない。
その曲が母親の思い出となり記憶に残る。
母親代わりの曲、それには病気の宣告は邪魔でした。

愛するが故に教えなかった母まひる。
ようやく知った真実、母の深い愛。
母の残した楽譜は作りかけの和奏のための楽曲。

遂に和奏が自分から歌い始めました。
これで和奏も一歩前進できました。
来夏の約束は守ると終わる、守れなかったから
　思い出せると言う一言も和奏の肩の荷を
　降ろさせたかもしれないですね。

ここで来夏が、緒花のようにお節介にも熱く語るのかと
　思ったら当然のように父親から真実が語られました。
この辺りが脚本家の違いなんでしょうか。

5人の合唱からEDに繋がるSPバージョンでした。
和奏が父へ朝食のメッセージを残していましたが
　中の人の手書きのようですね。