宇宙兄弟 日テレ（9/02）#22

第22話　夢の途中

公式サイトから
人生を賭けたジャンケンで勝ったのは、新田とせりかだった。
数日後、宇宙に近づいた2人を祝うべく、打ち上げに集まったA班のメンバー。
その様子は実に仲が良さげで楽しげで、別れ際も福田と古谷の表情は軽いものだった。
だが、六太の心境は少し違っていた。
各班で選ばれた計6人は、これからJAXAが選ぶ数人とともに、ヒューストンへ行くという。今回選ばれなかった者にもまだチャンスはあり、六太は、そのチャンスに賭けていたのだ。
そしてJAXAでは――JAXA側が選ぶ候補生を決めようとしていた。
過去の選抜を振り返ると、閉鎖ボックス内で過ごしたメンバーは必ずと
言っていいほど仲良くなって出てきた。
しかし、今回初めて『自分たちで2人選ばせる』という最大の課題を与えたところ、
予想以上に各班の和を乱したという。
「ジャンケンが正当だったかどうかは知りませんが、一つだけはっきりしたことがあります。2人を選び終えたあと、すぐにあの中で次に会う打ち上げの約束を交わしたのは
――A班だけです」
当初、ジャンケンを提案した六太の評価は良いものではなかったが、
星加の言葉で一変した。
JAXAの発表があった後――六太は福田に誘われ、スカイツリーへ来ていた。
日本初の有人宇宙ロケットの開発に携わることとなった福田は、
一度ゆっくり六太と話し、礼を言いたかったという。
『時計を壊した犯人を知っていたのに、秘密にしてくれたこと』
『最後に2人を選ぶ時に、自分にもチャンスをくれたこと……』
六太には本当に感謝しており、こういう人が選ばれるのかもしれないと思っていたという。
そして、JAXAが選んだのも――六太だった。
「本当にそうなってよかった。ヒューストン行き、おめでとう！」
福田と固い握手をする六太だが……その心中は、素直に喜べないでいた。
選ばれた喜びをかみしめながら、もう一方では、一番の親友・ケンジに
言うべき言葉を、見つけられないでいたのだ――。

居酒屋で新田とせりかの2人が選ばれた、お祝いを
　するA班。
古谷は遅れてくるのでとバナナを注文しておく。
居酒屋でどうしてバナナが？
しかも切ってさえいなかった。

A班だけはじゃんけんの後、直ぐに5人で会うことを
　約束したのだった。
古谷は京都へ戻り、福田は温泉旅行に旅立った。
六太は日々人へのメールを考えたりと手持無沙汰だった。
ケンジからのメールでJAXAは8人を選出したことを
　発表したことを知る。
その中に女性が3名含まれている。
つまりABC班で6名選ばれているので、残りは2名。
女性が1人選ばれるので男性は1人となる。

ケンジで決まりだろう。
スカイツリーを訪れた福田と六太。
民間の日本初の有人ロケット開発会社に
　誘われていることを話す。
時計を壊す場面を見ても黙っていたこと。
最後にじゃんけんで自分にもチャンスを与えてくれたので
　お礼を言いたかった。
こんな人が選ばれるのだと思う。
おめでとう。
ありがとう。

日々人の携帯電話に連絡。
おめでとう、六太がヒューストンに来るぞ。

でも六太は一番の友人に言うべき言葉を見つけられないでいた。

---次回　「親父と息子とムッタクロース」---

ひっぱりにひっぱたA班のじゃんけんの勝者。
新田とせりかでした。
そしてJAXA枠の選出は2名で男女一名ずつでした。

男性は絶対にケンジだと思いながら通知書が届く。
六太が選ばれました。
星加さんが最初から結構、六太に好意的でしたね。

そしてケンジに掛ける言葉が見つからない。
ここは現実的に厳しいですね。

日々人の飼い犬アポの面倒をみるご近所のお爺さん。
賭けに勝ちましたね。
スカイツリーで車がゴミのようだってラピュタ？