氷菓 チバテレ(9/09)#21
第二十一話 手作りチョコレート事件
公式サイトから
鏑矢中学時代、里志にバレンタインチョコレートを
受け取ってもらえなかった摩耶花。
今年こそはチョコをちゃんと渡して里志の気持ちを確認したい
摩耶花はえるに相談を持ちかける。
つまり福チャンは型に入れて冷やして固めたチョコは
手作りとは言えないと言うわけね。
覚えておきなさい、来年は福チャンが満足するような
傑作を其の横っ面に叩きつけてやるんだから。
バレンタインチョコを断られて包装を破ってチョコを
齧って去る摩耶花。
カカオ豆からチョコを作るなんて無理じゃないの。
千反田と手作りチョコの相談をする摩耶花。
このことは福チャンには内緒だからと念を押す。
千反田に洋菓子屋が仕入れる業者を教えてもらう摩耶花。
一緒に買い物に行く。
ラッピングを買う時に既に緊張していた摩耶花。
チーちゃんは好きな人居ないの?
ゲーセンで里志と出会う奉太郎、久しぶりに対戦ゲームを
すると中学校時代と戦い方が変わったと感じる。
以前は勝てば良い戦略だった。
部屋の前に箱が置かれていた、姉からのチョコだった。
震える哀を込めたチョコらしい。
メッセージを読んで蹴り飛ばす。
登校中に千反田と会って摩耶花は漫研に行くので
チョコは部室に置いておくと聞く。
千反田家は親しい人には贈り物をしないと言われる奉太郎。
大雪なので霙が止むか雪に変わるまでは図書館で
待つと奉太郎。
里志は古典部部室に向かうらしい。
部室にチョコを置いて漫研部に向かう摩耶花。
チョコがあるので里志を待つ千反田。
里志が来ないと図書室に奉太郎を尋ねてきた。
30分前に分かれて部室に向かうと言っていた。
霙が止んだので帰ろうとする奉太郎。
千反田が帰りを阻止して話だけでも聞いて欲しい。
里志、何が有ったんだ?
福部さんのチョコが盗まれたのです。
分かった、手伝ってやる。
4Fの古典部室に向かう西側の階段はワックス塗りたてで
通行禁止。
残りは東側階段だけ、掲示板にポスターを貼る男子。
水平か尋ねられて右側を下げ過ぎたね。
里志を探しに部室を開けた際に鍵を掛けなかったので
無くなったチョコ。
東階段でポスターを貼っていた男子に誰が通ったか
尋ねると正確に覚えていた。
通ったのは3人、古典部メンバーだけ。
つまり犯人は4Fに今も居る。
活動しているクラブは天文部だけ。
尋ねると沢木口が応対する。
福部さんのチョコを返して下さいといきなり話す千反田。
取り押さえて事情を話すと、他の4名もチョコは知らない。
誰も帰った生徒は居ない。
摩耶花が部室に来るとチョコが盗まれたと話す千反田。
今日はキツイのでと先に帰る。
多少強引なやり方でも何とかして犯人を見つけると言う
千反田を引き留めて里志にチョコを渡すからと納得させる。
心あたりがある、天文部の女性、中山ならスカートの中に
チョコを隠せる。
男子なら隠せないから。
千反田を帰して里志と帰る奉太郎。
巾着を貸せ。
巾着を返して、千反田との約束は果たした。
それを砕いた時、迷わなかったのか?
犯人は初めから分かっていた。
ポスターを貼っていた男子と右が下がっていると
話していたから先にあそこを里志は通った。
その後、千反田が居なくなったのを見計らって
大きかったので砕いて巾着に入れた。
説明くらいはしてくれるよな?
言いたくないと言ったら?
二人分をグーで殴る。
僕は第一人者には成れない。
だから成ろうとするのを止めたんだ。
拘らないことに拘るようになった。
ただ一つだけ問題がある、摩耶花だ。
摩耶花は良い子だ。
摩耶花に拘ると昔の自分に戻るような気がする。
受け取れないチョコを受け取るわけにはいかないじゃないか。
お前は器用なのに不器用すぎる。
摩耶花を追いかけて謝る千反田。
摩耶花も分かっていた、盗んだのは福チャン。
告白した回答が今日だった。
千反田に井原のチョコは里志に渡したと連絡する奉太郎。
摩耶花に連絡する里志。
Little birds can remember.
---最終回 「遠回りする雛」---
相変わらず良く分からない福部里志。
彼がメインだけに余計にキツイストーリーですね。
彼が盗んだのは誰でも気づくとは思いますが。
どうして摩耶花の告白を受け入れないのか?
拘らないから楽しい、摩耶花に拘ると楽しくない?
なんか、文字に縛られ過ぎな人間なのだろうか?
アニメ的には図書館にきた里志に声をかけても
変な顔をしていました。
この後、里志は終始気まずそうな顔をしています。
奉太郎に部室へ行くのか尋ねた顔とは対照的です。
この演出は良かったですね。
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摩耶花と付き合った場合、何かうまくいかなかった事があった時に摩耶花をその理由にしてしまうのではないかと恐れている。
摩耶花を自分のスケープゴートにしたくないと恐れている。
更に、そんな事が続くと摩耶花の嫌いになって彼女を傷つけてしまうかもしれない。
いい(素敵な)娘なのに…。
結局のところ、「好き」なんだけど、摩耶花の事を受け止める自信が自分にはない…という事だったんだと思います。
ただ、1人で悩み続けるんじゃなくて、奉太郎に話す事でいくらか吹っ切れて、摩耶花に電話したのかな…と感じています。
ちなみに…
・摩耶花がえるに犯人が里志だとわかっていると話したシーン。
・奉太郎がえるに電話しているシーン。
・里志が摩耶花に電話したシーン。
この3つのシーンは、アニメオリジナルだそうです。
投稿: ふれいく | 2012年9月10日 (月) 15時38分
原作では、えるが真実を知ることはないと書いているのを読みました。
それもどうかなとも思いますが、摩耶花が話さなかった、もしくは
摩耶花は知らなかった設定なのでしょう。
それよりは摩耶花が真実に気づいていて、えるに話したのは良改変ですね。
里志が今は拘っていないのなら、どうして昔の事を気にするのか不思議ですね。
それに恋愛と拘りは違うと思うのですが・・・
何にしても難しい里志でした。
この作品は里志が私には終始、不思議な存在でした。
うーーんですね。
投稿: 管理人 | 2012年9月10日 (月) 21時27分