宇宙兄弟 日テレ（9/09）#23

第23話　親父と息子とムッタクロース

公式サイトから
最終試験のためにヒューストンに行くのは、8人だと発表された。
男性枠の最後の1人に滑り込んだ六太だが、日程が決まらないのかＪＡＸＡからは連絡がなく、選考に落とされたケンジのことも気になっていた。
そして、若干だがほかにも気になることがあった。
六太の合格祝いのはずなのに、なぜか六太のケーキだけ角度が薄いのだ。
「ケーキの角度は日頃の働きに比例する。男なら、親父より稼げ」
「重いわ～お父さんの言葉！」
ヒューストンへ行くまで、バイトをしようと決意する六太だった。
季節は冬。
六太が雇われたのは、サンタクロースの格好をして子どもと記念写真を撮るアルバイト。
バイト終了後、ＪＡＸＡの鶴見から、最終選考は２カ月後と電話がある。
日々人たちＣＥＳ－５１クルーの打ち上げをみんなで見るというのだ。
六太は鶴見に、ずっと気になっていたことを尋ねた。
「ケンジは……真壁君は何で選ばれなかったんですか？　
僕が残されたのに彼が残らないっていうのはなんかこう不自然で……」
しかし電話口から聞こえたのは、意外にも鶴見の笑い声。
『真壁君も君と全く同じことを訊いてきたよ』
男性枠は1つのはずだが、ちゃんとケンジも受かっているという。
実は9人選ばれるはずだったが、辞退した男性がいたのだ。
それは、Ｂ班で一番優秀だった男、手島有利だった。
『僕は――自分の父には逆らえますが、自分のやりたいことには逆らえません』
手島の父は宇宙飛行士になりたくて3回も試験を受けた人だという。
宇宙飛行士になることは父の強い意志だったが、手島自身のやりたいことは違っていた。
手島は、悩んだ結果、自分の好きな地球外生命体関係の仕事を
　することに決め、辞退したのだ。
六太は、どうせならジョンソン宇宙センターを見学しつくしてやろうと考え、
先にヒューストンヘと降り立っていた。出迎えたのはＡＰＯと日々人。
『俺の言った通りだろ。ムッちゃんはちゃんと選ばれてここに戻ってくるって』

JAXAからの電話で2か月後に最終審査をする。
ケンジが何故選ばれなかった鶴見に尋ねる六太。
ケンジも同じ事を尋ねたらしい。
彼も選ばれていた。
B班トップの手島が辞退したから8人だった。
彼は地球外生命体の仕事をしたかった。

エウレパに探査船を送る計画の面接を受けることにした。
彼の父親は3度も試験を受けたが落選した。
ユーリ・ガガーリンから名前を貰った手島有利。
人類初の地球外生命体を発見したら、
　お前の名前を付けてやれ。
最後には父親も分かってくれた様子。

せりかは入院した父と日記を描いて見せる約束をしていた。
退院の日までの約束、今でもお墓に備えていた。
内容は食べ物がほとんどだけど。

2か月後の審査は日々人の打ち上げに合わせてくれた理事長。
先にヒューストンへ向かう六太。
家では居場所がないので。

公園でAPOが迎えてくれる。
日々人と再会する。

---次回　「最悪の審査員」---

宇宙飛行士に選ばれたのは8人で男性枠は残り1名と思って
お互いに連絡できなかった六太とケンジ。
確かに相手が落選したと思うと連絡しづらいですね、
　自分が当選しているだけに。
逆ならおめでとうメールが出来ますが・・・。

真相は9名選んで1名辞退でした。
その辞退者が手島有利でした。
父親が果たせなかった夢を叶えたのに辞退した。
恐らくは理解できないけれど、息子に自分の夢を
　押しつけるのも限界とでも納得したのでしょうか。
ガガーリンからとった名前だったのも父の拘りが
　分かりますね。

せりかの父は幼い頃に入院して退院することが無かったのですね。

六太のヒューストン編です、期待できますね。

NASAのエウロパ探査計画JIMOは中止になってますね。
欧州のESAとの共同のEJSMがあるようですね。