探偵ナイトスクープ TokyoMX(9/01)

リターンズ、名作集　自称局次長　桂小枝

　・鶏肉を仕入れすぎた食堂　　探偵　カンニング竹山
　　7/1オープンでチキンカツ定食を350円で販売しようと
　　　考えて準備したが、当日のお客は0人。
　　100g28円の鶏肉を大量に仕入れた。
　　取材はオープンから19日後、近所の4人がランチで
　　　来店したがチキンカツを短時間で提供できずに
　　　何も食べずに帰った。
　　その後、女性客が1名来店、スパゲティを注文。
　　1口食べて帰った。
　　合計5人のお客しか来ない食堂、銀の家。
　　まずは不味いチキンカツを作ってもらうことにする。
　　衣を付けたチキンを冷凍していた。
　　それを解凍して常温の少ない油に投入。
　　温度が上がるのを待つと16分揚げていた。
　　焦げて黒いチキンカツ、中はまだ赤い。
　　再度揚げて後から衣を付ければ良いと話す。
　　当然ゴムの様な味で不味い。
　　スパゲティならマシと、作ってもらう。
　　卵にチーズを混ぜてスパゲティに合わせる。
　　これも不味い。
　　別取材の石田靖から連絡で、チキンカツの作り方を
　　　教える。
　　探偵がチキンカツをあげる、180度で2分。
　　サクサクの衣で美味しい。
　　カルボナーラを作ると美味しい。
　　お客が来るとドキドキする。
　　どうしてお店を開いたのか不明な依頼者56歳。
　　お店を出したかったから。

　・ほとんど客の来ない店を　　探偵　石田靖
　　何とかして
　　依頼者は33歳の息子。
　　父は20年以上割烹弁慶を経営。
　　かつては繁盛していたが、今は週に4，5人。
　　メニューもカレーやうどん。
　　昼間は照明を付けず、エアコンもいれない。
　　きつねうどんはアゲが直ぐに痛むので作れない。
　　生ビールサーバもあるが、2，3杯しか売れなくて
　　　残りは廃棄になるので使っていない。
　　カレーうどんを頼むと美味しい。
　　腕は問題ないが、価格が930円。
　　神戸牛を使っていた。
　　放送してから10日間は番組の指示通りに経営して
　　　もらうことにする。
　　それで話題を作って人を呼びたい。
　　妻とは1年前に結婚した。
　　割烹は敷居が高いので弁慶食堂にする。
　　寂しいのでマネキンで賑わいとする。
　　妻にメイドカフェのメイド服を着せる。
　　銀の家の不味いチキンカツを提供して話題にする。
　　しかし焦げていても不味くはない、普通のチキンカツだった。
　　10日間は先着5名様に、不味いチキンカツをプレゼント。

　・父の古時計を修理して欲しい　　探偵　長原成樹
　　実家のある石川の小学校に父親が60年前に
　　柱時計を寄贈した。
　　その小学校は廃校になったが柱時計は残っていた。
　　廃校時の劇で古時計を題材にして歌も歌った。
　　既に動かなくなって30年以上経過していた。
　　時計屋さんを呼んで診断してもらう。
　　機械部分は分解掃除をしてもらう。
　　振り子を吊り下げる振り竿が折れていて
　　　振り子が付けられない。
　　アメリカ・ニューヨーク制の時計だった。
　　近所の鉄工所で振り竿を作ってもらう。
　　扉が異音を発するので建具屋さんで削ってもらう。
　　3週間後に修理が完成、無事に蘇る。
　　当時に歌った歌を生徒達に歌ってもらう。
　　調べたら大正時代に修理に出されていた。
　　父親は中古で購入していた柱時計。
　　実は100年以上経過していた。
　　寄贈　五十嵐五十松