相棒 Eleven テレ朝(10/10)#01新

第1話　聖域

公式サイトから
香港のホテルの一室。警視庁中根署で念願の刑事になったばかりの甲斐享（成宮寛貴）は、一発の銃声でベッドから跳ね起きる。悪夢のような現実を思い 出していた。享は窓から雄大な景色を眺めながら、ベッドでまどろんでいる恋人の悦子（真飛聖）に何かを振り払うように明るく声をかける。
しかし、悦子が再び眠りに落ちてしまうと、享に再び昨夜の苦い記憶が甦ってきた…。　昨夜、享は香港の日本総領事・小日向（団時朗）の妻、詠美（賀来千香子）の招きで総領事公邸での晩餐会に出席した。そもそもそんな華 やかな席には縁のないはずの享だったが、先輩で現在は在外公館警備対策官の根津（山田純大）が詠美に享が警察庁次長・甲斐峯秋（石坂浩二）の息子であるこ とをバラしてしまったことで食事に招かれてしまったのだった。不仲の父の威光をかさに着ることを嫌悪する享にとって、一番に避けたい状況だったが、根津の 顔をつぶすわけにもいかない。仕方なく小日向総領事夫妻、三井副領事（小林正寛）夫妻らと針のむしろのような時間を過ごしていた。
　その晩餐会も終わり、男たちが葉巻などを楽しんでいると、小日向のコレクションルームから一発の銃声が鳴り響いた。なんとその部屋で は、三井の妻・絵里花（山崎未花）が胸を鮮血に染めて倒れ、そばには詠美が小日向のコレクションである拳銃を手に立ちすくんでいる。どうやら銃が暴発、絵 里花の命を奪ってしまったらしい。
そんなころ杉下右京（水谷豊）はロンドンからの帰りに香港に立ち寄っていた。観光を兼ねてのようだ。

香港の日本国総領事館での夕食会に招かれた刑事、甲斐亨。
彼の父は警察庁次長。
警視庁から警察庁へ、今は外務省の根津に頼まれる。
そこで小日向総領事夫人が銃の暴発で副領事官の
　妻を謝って死なせてしまった。
それをもみ消して急性心不全として処理をするので
　見なかったことにしろと言う根津。
どうしてもそれが許せない亨。
亨の彼女でキャビンアテンダントの悦子と知り合いだった右京。
ロンドン行きのフライトでドリンクを溢したのだった。
挨拶をしたら亨が隠ぺいしろと呟いたのを聞き逃さない。

小日向総領事は下山医師や関係者、使用人にもみ消しを依頼。
夫の三井副領事にも因果を含める。

帰りのフライトで三井副領事が妻の遺骨を胸に抱いて
　いては離陸できないと言われる。
彼に妻は浮かばれるのですかと叫ぶ亨。
組対三課長に三井副領事の調べ事を頼んでいた右京。

悩んでいた亨は課長に暴発事故の隠ぺいを話す。
しかし事故で日本からでは捜査が出来ないと話す。
亨に逢いに来た右京、亨の口から真実を聞かされる。
三井副領事官を尋ねる右京と亨。
しかし門前払い。
三井の部屋で江崎領事官が絞殺されていた。
防犯カメラに映っている右京と亨、米沢に
　連絡しろ言うイタミン、友達だろう？

右京は亨と香港に飛んでいた。
米沢から江崎の絞殺と三井の香港フライトを知る。
参事官が小日向総領事官に連絡すると三井に拘束され
　占拠されていることを知る。
右京が総領事館に向かっていることを知って勝手なことを
　するなと連絡する参事官。
イタミンは骨くらいは拾えます、御武運を。

江崎を見張りの為に余計な事をしたと三井は小日向に話す。
妻を弔った後で皆殺しだと戻って来た三井。

総領事館公邸に到着した右京と亨、2発の銃声を聞く。
勝手口から入ると暴発現場を見て何かに気づく右京。
小日向夫人と根津が部屋から転び出てきた。
中には小日向総領事と三井副領事の遺体が有った。
三井が小日向総領事を撃ったので根津が三井を撃ったと
　話すと下山医師も、江崎夫人も口裏を合わせたかのように同意する。
三井の犯行理由を尋ねると小日向総領事を恨んでいた。
それなら一人だけを拘束すれば良いと亨。
銃の暴発事故で亡くなった夫人のためと亨。
銃の暴発事故は無かったと全員が話す。
暴発事故現場で壺が不自然な位置にあると修正する右京。
その後から弾痕が発見される。
銃弾が残っているので鑑識が調べれば誰の体を
　貫通したかも判明します。

銃の暴発事故を認める小日向夫人。
暴発事故は根津の計画だと話す右京。
撃鉄の無いナンブ14年式、ストライカー式で
　銃弾を装填していると暴発の可能性が高い。
小日向総領事が磨く時に暴発を狙った犯罪だ。
発砲の順番が右京が聞いた銃声と異なる。
亨には絶対音感が有りG#とF#だと話す。
それだけでは真実は分からないと根津。

小日向夫人の暴発事故をなかったことにすれば
　真実を話すと条件づける根津。
それは無理と、実は小日向夫人が犯人だと話す右京。
私は被疑者をいたぶるのが得意です。
帰国して決着を付けましょう。
今直ぐ僕の間違いを正しなさい、根津さん。

俺だよ、撃ったのは。
撃ったのは根津、でもそうさせたのは私よ。
小日向は暴発事故の犯人に気づいていた。
犯人は根津だと言ったので根津が三井を撃った。
そして三井の銃で小日向を撃った。
小日向夫人が下山医師と江崎夫人に口裏を合わせる
　ことを依頼した。

主人なんか死んでしまえば良いと根津にお願いした。
これは罪になるのかしら？
殺人教唆ですか？状況にもよりますね。
もちろんベッドの中の寝物語よ。

甲斐亨の父、警察庁次長に呼ばれる右京。
高く評価されているが望みが無いので、御子息を
　部下に欲しいと依頼する。
6人が直ぐに退職した人材の墓場と呼ばれる特命課なら
　息子も辞職すると思い了承する。

神戸も腰を抜かしていましたと話す大河内監査官。

---次回　「オークション」---

お決まりの初回2時間スペシャルです。
最近のドラマは15分間隔じゃなくて話の架橋でCMを
　増やすのですよね。
なので最初は30分間CMなしでしたね。

大掛かりなストーリーや警察庁の組織が絡む犯罪よりも
　こんな感じの小粒な作品も良いですね。
今回は働きどころがなかった甲斐亨。
これからは肉体派として走り回って欲しいですね。
今回からは右京さんが車の運転ですか？
まだ成れないので違和感がありますね。

甲斐警察庁次長の部屋って小野田官房長官の
　部屋の様に見える・・・
最後に大河内監査官が出場したのも嬉しかったですね。
いずれ神戸尊との合同捜査も有れば良いですね。

XXXしても良くってよ、と話す小日向夫人。
ちょっと貫禄が足りないと言うか口調が板についていない感じ。
そこが残念だったかな。

そして来年春にサイドストーリーでイタミンの
　劇場版が公開ですね。