新世界より テレ朝(12/04)#10

第10話　闇よりも

公式サイトから
真理亜から大人たちが瞬を"処分"しようと準備を進めていると聞いた早季は、真相を確かめようと一人、松風の郷へと向かう。暗闇の中、瞬の行方を捜していた早季だったが、その背後から音もなく巨大な猫の化け物・不浄猫が迫っていた。
早季は、松風の郷を抜け、さらに奥の森へとたどり着く。そこには、木々が奇怪にねじ曲がり、見たこともない虫たちがひしめく異様な光景が広がっていた。さまよい歩くうちに朦朧とし始めた意識の中、早季は必死に瞬の"業魔化"を否定しようとしていた。
しかし、早季の願いもむなしく、辛い現実が突きつけられることになる。森の奥でようやく瞬との再会を果たした早季だったが、彼の口から驚がくの事 実を知らされる。人間の心の奥底に潜む闇。そこから生じる防ぎようのない災い…。早季は、耳を覆いたくなるような真実に打ちのめされながらも、瞬を救おう と最後まで絶望的な運命に抗うが…!?

早季の前に立ち塞がる不浄猫。
瞬にもらった首輪を狙う不浄猫、呪文を唱えて
　不浄猫を退治する。

水辺で変わった生物を発見する、奇形？
歩く早季が瞬を感じる。
少年は業魔になって湖に行く。
何処に居るの？
早季、こんな所で何をしているの？
ここに居ては駄目だ、帰れ。

私殺されそうになった、教えてくれないと帰らない。
10分だけだ、その間に出来るだけ説明をする。
10分間なら押さえられる。
時間が無いんだ、何から話せば良いのか。
全ての事柄は人間の心からくるんだ。
水面下の無意識は遥かに広大なんだ。
自分の無意識な心は制御できない。
それは呪力に置いては顕著に表れる。
行動なら考えて実行に移す際に理性で制御できる。
呪力ではそれが出来ない。
無意識化でも呪力は漏出する。
八丁標は内なる敵に対処するための物。
長期間、漏出する無意識の呪力を外に出すための物。
それがミノシロモドキなどを作った。

ペットのスバルも変わっていた。
僕は本当は何もしたくなかった。
呪力の漏出が止まらず、大きくなりつつある。
周囲の物が異形化する。
これが橋本アッペルバウム症候群だよ。
僕は業魔になった。
そんな嘘よ。

早季の母親が業魔の本を貸してくれた。
上人の施術でも呪力の漏出は止まらなかった。
蓋が壊れた状態らしい。
それは私の所為？
私が適当に真言で呪力を復活させたから？
違う、早季の所為なんかじゃない。
この力で両親を殺してしまった。
私には瞬を救えない？何も出来ない？
私に何かして欲しい事は？

不浄猫が入って来た、スバルが瞬を守ろうと戦う。
命令通りに僕の始末に来たんだ。
決断が遅かった。
ここに来る前に、たくさんの毒の薬をもらったよ。
全てを飲んだが効かなかった。
無意識化に分子構造を変えてしまうんだ。
早くここを出るんだ、来るみたいだ。

早季ずっと好きだった、さようなら。
私は生きなければならない。

---次回　「冬の遠雷」---

瞬の無意識化の呪力が漏出、止まらず業魔になった。
それが止まらず両親を殺害してしまった。
湖に軟禁状態でした。

何とか助けようとしますが、どうにも出来なかった早季。
自分は存在してはいけない業魔、自殺も出来ず
　他者に依る殺害を待つだけの状態でした。

無意識化の制御って難しいというか、無理かもしれないですよね。
もう聖人君子として教育するしかないですよね。
悪い考えは持たない、欲望を排除でしょうか？
うーーん出来るのでしょうか？