新世界より テレ朝(12/11)#11

第11話　冬の遠雷

公式サイトから
冬。全人学級では、ひとつの恒例行事を迎えようとしていた。建前上は、“当番委員の振り分け”という名目の、日直をはじめとする様々な作業のペア分け。し かし、男女が互いに相手を指名することで成り立つ制度のため、実際は大人たちが管理する“公的な恋人選びの場”であった。
早季の相手は“ずっと同じ班だった”、良という男子になるともっぱらの噂だったが、当の早季は良の存在に違和感を覚えていた。やがて、あることを きっかけに、早季の疑念は確信へと変わる。覚も早季の話を聞くうちに記憶のすり替えがあったことに気づき、真理亜、守を加えた４人は、真実を確かめるた め、良ではない誰か＝Ｘの家があったと思われる朽木の郷へと向かう。
朽木の郷は、まるで廃村であるかのように人の気配が無く、寂れ果てた場所だった。そして、奥に進むほど土地は荒れ、木々がねじ曲がった異様な光景に変わっていった。それでも前進を続けた４人は、次第に封印された記憶を蘇らせていき…!?

落ち込んでいる早季を気づかう真理亜。
良が呼び出す。
2人1組の当番委員を決める日が近い。
男女のペアをお互いに指名する恋人選びだった。
良は早季を指名すると言う。
どうして私なの？
夏季キャンプに一緒に行ったから、楽しかったよ。

瞬を思い出せないが、墓参りで話す夢を見る。
鏡を思い出して取り出す。
光を反射すると文字が浮き出る。

良に質問する早季。
ナイトカヌーの鉄則は？
どうして覚と別れたの？
離塵氏に如何して亡くなったか覚えてる？
ごめんなさい、私はあなたに投票しない。

覚に絶対彼じゃなかった。
私達が好きになった人じゃない。
ミスキャストだったのよ。

どうしたのと尋ねる真理亜。
夏季キャンプに行ったのは良じゃない。
覚も違うと話す。
仮にXとすると両方の家に行ったことがある。
Xの家は北の森の中だった。
良のいえは、そこではない。
7つの里を言ってみてよ、北の朽木の里に
　行ってみようよ。

そこには人は住んでいない、該当する家は無いが
　新しい八丁標を見つける。
他の班は6人、うちは4人、X意外にもう一人居なかった？
止めようよ、倫理規定違反だと守。

鏡が反射する文字、よしみ姉さん。
早季は真実が知りたいだけ。
早季は強いから心配ない。
悲しみも苦しみも背負える。
でも守は弱い。
世の中には知らない方が良い事もあるのよ。
分かった。

早季、覚、真理亜を呼び出す男女。
覚の祖母は朝比奈富子、倫理委員長らしい。

早季が富子の下に連れられて行く。

---次回　「弱い環」---

記憶が上書きされて瞬の事は忘れていた4人。
でもおかしなことに気づく早季。
名前も顔も思い出せないが、良は違うことが分かる。
真実を知りたいと手掛かりを探す早季。

止めようよと止める守。

しかし倫理委員長が遂に早季を呼び出します。
さて早季はどうなるのでしょう？

完全に瞬の記憶だけを消去すれば良かったのに
　代わりに良を上書きしたのが失敗でしたね。