リトルバスターズ TokyoMX(1/05)#13

第13話　終わりの始まる場所へ

公式サイトから
美魚はもう何日も学校を休んでいた。
理樹も雷鳴の中に立つ彼女を見かけて以来、会うこともできないでいた。
やがてクラスメイトはもちろん、仲が良かったメンバーたちさえも
　美魚のことを話題にしなくなっていく。
いつもと違う、何とも言いがたいぼんやりした感覚――
　そんな漠然とした不安の中、理樹は中庭で久しぶりに美魚の姿を見つける。
いつもと変わらぬ微笑みを浮かべる美魚だったが、
　その瞳はどこか寂しげでもあった――。

中庭に西園さんを見かける、今のは西園さん？
学校を休んでいるのに。
それに日傘をさしていなかった。

数日学校を休んでいる西園さん。
クラスではまるで最初から居なかったような反応。
メールを送っても返信が無い。

小毬、鈴、クドも真人も彼女を忘れていた。
何かが変だと思う理樹、世界全体が微睡んでいくような感覚。
西園さんを忘れていくような感覚。

久し振りに中庭で日傘をさした西園さんを発見する。
女子寮には見舞いに行きづらかった。
幻のように忘れ去られていく。
若山牧水詩集を理樹に手渡す。
何処かに行くつもりなの？
終わりの始まる場所へ。
もし良かったら、その場所を見届けて下さいませんか？

リトルバスターズの事を話して下さい。
理樹は小さい頃は体も弱く両親も亡くなり入院をしていた。
そんな彼を励ましてくれたのがリトルバスターズだった。
その輪の中に居たいと思い決心が鈍ってしまった。
私は白鳥になりたいと願ってきました。

やっと会えたね美魚。
理樹君とは2度会ってるね。
久し振りだね美魚。
ミドリ。
いつまで日傘をさしているの？
これが美魚の秘密なの。
影が無い。
理樹が発作で倒れてしまう。

部屋で目覚める理樹。
海岸でのことは思い出せない。

若山牧水詩集を発見して西園さんを思い出す。
教室に居るのは陽気で明るいミドリだった。
しかし全員が美魚と認識して接していた。

戸惑い、焦り始めていた。
詩集を眺める理樹に声を掛けるミドリ。
私は何もしていない。
私を誰だと思う？
西園さんが失くした影？

私にも影が無い、80点だね。
詩集が無ければ忘れていたくせに。
あと少しで忘れる、記憶を思い出そうと必死になっている。
君ももう少しで私を見魚だと思うようになる。

---次回　「」---

西園美魚には影が無かった。
クラスメートの悪口が実は的を得ていたのでした。
ミドリはドッペルゲンガー？

誰にも識別されないミドリ、美魚は一人になって生きていく？
そしてミドリと入れ替わった？

理樹が美魚を覚えていて、認識すれば戻って来る？
リトルバスターズに参加すれば影が戻って来る？