新世界より テレ朝(2/12)#19

第19話　暗闇

公式サイトから
野狐丸の率いるバケネズミの急襲を受けた神栖66町の人々だったが、
鏑木肆星の強力な呪力によって一気に形勢を逆転する。
その後、肆星の指揮のもと５人一組の即席のチームに分かれ、
バケネズミ掃討作戦が開始された。
しかし、ダマし討ちを得意とするバケネズミたちだけに、油断はできない。
早季と覚も居合わせた３人と合流して作戦に加わる。
そして、怪我人が収容された病院に異変を感じた５人は、中の様子を調べることに。
真っ暗な病院内に足を踏み入れた早季たちは、バケネズミの奇襲に
警戒しながらもジリジリと歩を進める。
だが、用心するべき“本当の敵”は、呪力の前では無力な
バケネズミなどではないことを、この時の早季たちは知る由もなかった。

藤田、倉持、岡野の3人と合流する早季と覚。
なぜ野狐丸は勝ち目のない戦いを仕掛けたのか覚には
　納得できない。
祭りを襲った化けネズミには鼈甲蜂コロニーも参加していた。
大雀蜂を裏切って塩屋虻が勝つと信じているからの行動。
呪力を持つ人間が味方しているのか？鏑木肆星の言葉が蘇る。

病院に着くと大きな穴が開いていた。
血気にはやる倉持が一人中へ入る。
静かすぎる、おかしいと気付く覚。
周りを化けネズミに囲まれている。
倉持を呼び戻すと感づかれる。

周囲の化けネズミを呪力で倒す。
倉持が帰って来ない、探しに向かう覚。
怖くて判断も行動も出来ない藤田。
安全な場所に居て無責任なことは言わないで。
早季と岡野も覚に同行する、藤田は一人舟に残る。
窓に呪力の光を発見する。

松明だけを移動させて慎重に様子を探る覚。
早季が化けネズミを発見、攻撃をかわす。
倉持は既に事切れていた。
包帯に絡まれた人間を発見する。
生け捕りにされて、人質？
何を見たのか茫然自失な状態。
一人は勝手に走り出す。
野口先生だけがまともで会話が出来る。

逃げろ、今直ぐ、早く、戻って来る。
走り出した男性を追いかける藤田、外で呪力に
　襲われて殺害される。
あいつが戻って来る、静かに。
全員が殺された、生き残ったのは3人だけ。
抵抗なんてできない、バラバラに逃げれば一人くらいは
　生き残れるかもしれない。
君達も学校で学習しただろう？
一人逃亡する野口先生、早季が近づいてくるのを感じる。
野口先生も教われる。

それを見て動けない女性、岡野は彼女と隠れていると
　早季と覚に報告することを依頼する。

早季と覚は舟で街へ戻って報告することにする。
後を追いかけてくる舟が有った。

---次回　「冷たい日だまり」---

OP無しでEDは真理亜、何とも思わせぶりなED曲ですね。
真理亜は悪鬼になっているのでしょうか。
それを上手く利用した野狐丸なんでしょうか。

この作品はストーリーを考えるとシンプルなんですよね。
突然ESPを持った人間が出現して人類を殺害した。
町が国が機能しなくなり、数百年後に王朝なる支配する者
　される者の国が発生した。
それも衰退して学者のグループが作った千年後の町の話。
それだけなんですよね。

ただ、その町、神栖66町は色々と不思議な町だった。
呪力が使えるようになると全人学級に入学する。
そこでも呪力が弱い、悪事を考えたりズルをするを子供は間引かれる。
でも子供達に真実を教えない学校なんですよね。

呪力が弱いと間引かれるのは異常な世界ですよね。
まるで何かを選んでいるようですよね。
神社や不気味な生物や町名などが和風で異様な世界を
　形作っている。
そして暗い映像で雰囲気を醸し出している。

ストーリーを追うよりも早季の目で心情だけで勧めるので
　真実が良く分からない。
ナレーションも導入しているけれど、早季の心情しか
　話さない。
真理亜が生きているような？心情を話すシーンが挿入されて
　いますが夢なのか残留思念なのか不明。
この演出がストーリーを分かりにくくしているだけなんですよね。

神社のような建物で真言を与えられて呪力を得た早季、
　離塵が呪力を封印するが自分たちで解除する。
この謎のエピソードが意味があるのか？
今の所不明ですよね。
早季たちをいつも教育委員会や倫理委員会が見ているのだと
　思わせるのに絶対必要なエピソードではないですよね。