D.C.III TokyoMX(3/16)#11

第11話　思い出と始まりの場所

ボクね、色んな人に迷惑掛けちゃったんだ。
ボクが悪いんだ、我儘で皆に、お兄ちゃんに酷い事を・・・
　さくらの思い出、朝倉純一？

今までの調査事項を具体的に記事にまとめてみようと
　話すシャルル。
立夏はあれから、何処か上の空状態。
今日の会議はここまでにしませんか？
　立夏が男子と神社で旅立ちの風景。
気遣う清隆に、思い出しただけだから。
桜の木に込められた思いが流れ込んだだけだから。
さくらちゃんも混乱していると思う。

喫茶店で集まって立夏がおかしかったと話す4人。
雨の中傘もささずに歩くさくらを発見、追いかける姫乃。
清隆に電話で伝える。
ボクは一人ぼっちじゃないといけないんだ。
温もりを求めたら、大好きな人をまた傷つけてしまう。

桜の木に触れる立夏、
　立夏の一生が？見える。
　泣くさくらを抱きしめる祖母の立夏、一緒に遊ぶ少年。

お兄ちゃんの家を眺めるさくら、窓から入る。
さくら専用の入り口は直さないでいてくれた。
音夢と登校するお兄ちゃん、純一。
さくらも一緒、兄弟だから駄目・・・

立夏がさくらを発見、逃げる桜を追いかけて抱きしめる。
清隆に電話で連絡する立夏。
勝手に雨戸を開けて雨宿りする二人。
ボクのせいで大好きなお兄ちゃんまで傷つけた。

ちょっとお話ししましょうか。
立夏の前世？魔法使い、孤高のカトレアの話。
ジルを連れだって旅に出た立夏。
10年も旅をして立夏に魔法の杖を渡す。
好きな人、守りたい人が出来て魔法が使えなくなった。
私が魔法使いだった証に。

しかしジルは魔女狩りで亡くなってしまう。
その今わの際に、人を恨まないで、お花の咲き乱れる
　世界になるようにと言い残した。
ジルが魔法使いだったら、ジルが人を好きにならなかったら、
　私がもっと早く到着していたら・・・と後悔ばかり。
でもジルは最後まで笑顔だった。

逃げたくないよ、歩き続ければ、お兄ちゃんに
　会えるかな？
こんな美少女、放っておくわけがないわ。
さあ、行ってらっしゃい。
既に雨が上がった家の雨戸を直す立夏。
清隆が到着した。

---次回　「枯れない桜がある島」---

現在のさくらは、朝倉純一をお兄ちゃんと呼ぶ音夢も居た
　世界の芳乃さくらのようですね。
その頃の映像と記憶があるようですから。

そして立夏の前世？過去の魔女狩りの話。
魔法使いから人間に転生したの？
こちらは、良く分からないけれど桜の木の魔法で
　現在に転生した？

残り2話で解決しそう？