宇宙兄弟 日テレ（4/27）#55

第55話　遠すぎるゴール

公式サイトから
宇宙飛行士候補生・アスキャンが、砂漠７０キロを踏破するサバイバル訓練の最終日。
にも関わらず、六太は高熱にうなされ、ダウンしてしまっていた。
一人でもリタイアすれば、仲間全員がリタイアしたことと同じ。
Ｅ班全員がリタイアするか、それとも今日中のゴールを目指して進むか、
　六太は判断を迫られていた。
しかしこの日のリーダーは、未来が見えるアマンティ。
彼女にはわかっていた、六太が続けるということを。
「南波の荷物は、俺が全部持つよ。当然だ」
六太の具合が悪くなったのは自分のせいと思っていた新田は、
出発の時、六太のリュックを持ち上げ、一人で背負おうとしていた。
しかしケンジもせりかも、仲間全員、六太の荷物を持ち、サポートする気満々。
仲間の優しさに救われ、六太は思う。
「最下位でもなんでもいいから絶対……ゴールまで歩いてやる。
１位と最下位の差なんて――大したことねーんだよ」
辛い道中だったが、ようやくゴールが見えてきた。
「着いた……これでようやく次の訓練に――ん？」
六太たちの視線の先に、上空からパラシュートの付いた物体が落ちてくる。
やがて車道脇の乾いた大地にドシュッと落ちる――
と、パラシュートの先についていた物体、留め金がバカッと外れ、
ザザッとタイヤのようなもの（キャンサット）があたりを走行しはじめた。
それはサバイバル訓練をトップでゴールしたＡ班のもの。
カムバックコンペティションに参戦するため、早々に研究している
真っ最中だったのだ。
カムバックコンペティションとは、昔から開催されている、宇宙好きの
学生たちを中心とした超小型衛星・キャンサットの打ち上げ大会のこと。
アスキャンたちは次の訓練で、キャンサット（パラシュートの展開
システムと、自動制御で動くローバー）を作るのだ。
指導してくれる技術者を選べるのは、サバイバル訓練のゴール順。
そのため最下位のＥ班は、残り物の『やる気のない訓練教官』を
掴まされてしまい――？

サバイバル訓練最終日の6日目。
私はやってしまった。
38.9度の発熱した六太、情けない。

5分で全員リタイヤかゴールを目指すか決めろ。
リーダーのアマンティは六太は歩きます。
新田は自分のせいだと六太の荷物を背負うと言う。
ケンジもセリカも背負うと言うので半分は俺が担ぐからと
　分割する新田。
有りがたい、この有りがたさが力になる。
1位と最下位の差は大したことない、ゴールをするか、しないかの
　差は比べ物にならない。

ローリーは侍だと日本語Tシャツを見せて応援する。
ほこり・・・PRIDEだった。
吹けば飛ぶような誇りだな・・・。
ゴールがもうすぐそこだとアマンティ。
彼らの前にローバーが落下して走り出す。

ゴールした順にサポート技術者を選んで、カムバックコンペに
　2週間後に出場する課題が言い渡される。
ロケットは全員同じものを支給、ローバーを着地させてゴールを
　目指す部分を作成する。
トップのA班は索然コンペに参加したエリックをサポートに選んだ。
彼が昨年使ったローバーの再確認だったのだ。

残っていた技術者はやる気のないピコ。
半年かけて準備をする大会に2週間で参加するので
　やる気が無いと飲みに行くピコ。
ローバーなら得意分野だと思う六太。
熱も下がってセリカに色々面倒を診てもらうのも悪くない。
アマンティに占いの悪い結果はこの発熱だったのと話す。

バーでビンスと仲良さそうなピコ。

---次回　「酒の約束」---

久し振りの本編です。
えーと、砂漠の踏破訓練の途中でしたね。
結局、発熱して最下位になったE班。
これで終わりではなく、次の課題に順位が影響します。

無駄なく組まれたプログラムですね。
流石に自信家のビンスです。
サポート技術者は当てになりませんが得意分野の六太。
車の設計者でしたから、彼の能力がピンチを救うのか？

ローリーもようやく日本語Tシャツを見せられましたね。
本当に吹けば飛ぶような誇り、埃でしたね。

ローバーの着地の衝撃吸収と自走性能が鍵でしょうか・・・