断裁分離のクライムエッジ TokyoMX(5/29)#09

第9話　リリカル・ナイト・フライト

判決執行のルールブック、中嶋正義の右脚を2階席から
狙撃した者が居た。
切の執行を取りやめてそちらに狙いを定めるが、
　緞帳が降りる。
祝の檻の鍵がこぼれ落ちる。

やり過ぎだ、自重しろと話すヴァイオレット・ウイッチ―卿。
裁くのは俺だ。
残念だ、背後から薬を飲まされる。
胸に無数の短剣が飛来して突き刺さる。

息を吹き返した切が中嶋を発見する。
最後だからって同情するな、みじめなのは嫌だ。
劇は、まだ続きがある。
女王は次第に変わってしまい、長い黒髪の女性を見るだけで
　殺害するようになった。
それもただ殺すのではなく、いたぶり、苦痛を与えて
　殺害するようになった。
本当に同情する。

真に呪いを残しているのは、女王ではなく、魔女ではないのか？
止めて、私の大事な人をあんなにしないでとウイッチ―に
　抱き着く祝を払い退ける。
まさか、逢ってしまうとは・・・
無礼は謝る。

銭形小桜が切と祝の事情聴取にやって来た。
小桜さんが辛いのじゃ、好きじゃなかったの？
大笑いする小桜、大人の女性は大丈夫なの。
手の掛かる弟な感じ。
彼の殺人数は少ない、私がインステッドだったからかも。
楽しかった、コントみたいな関係が・・・涙を流していた。

人が死ぬところを初めて見た。
ルールブックは僕と似ていたと思う。
いずれ僕も同じになるのかな？
もう祝ちゃんの髪を切れなくなるのかな。
切くんへの想いが無くなるのは怖い。
切にしがみ付く祝、髪以外を触りたいと思う。
髪を舐め、首筋を舐め、耳を舐める。
駄目だ、今はここにしか出来ないと額にキス。

唇も待ってます、それまで死なないで。
君を守ることの意味が分かった気がする。

---次回　「スタンディング・ベイベーション」---

ゴシップを統べる魔女の血族、ヴァイオレット・ウイッチ―卿の
　登場でした。
女王の呪いがキリンググッズを生んだと言うことでしょうか？
それを回収するのがゴシップの目的なのでしょうか。

判決執行のルールブック、中嶋正義の最後でした。
残念なのは銭形小桜の出番も無くなることですね。
貴重な女子だったのに・・・
彼の存在は切を殺人者にさせないためにも、殺人衝動を
　押さえるためにも良い存在だと思ったのですが勿体ない。

ということで殺し合いまっしぐらなんでしょうか・・・
うーーん、フェチとバトルの作品なのでしょうか。
フェチの狂気もバトルの残忍さも地上波では薄められざるを
　得ないのでTV向きな作品では無いような気がする。

萌えの対象のかしこも出番が少ないので、見方が
　未だに良く分からない。
次回はロリ幼女の殺し屋登場のようですね。
受注製品、オーダーメイド、だから何な感じですね。