八犬伝-東方八犬異聞- TokyoMX(7/14)#15

第十五話　廻縁

公式サイトから
大角の家の周りに結界が張られ、時が止まっている――
異変に気づいた信乃たちの前に現れたのは、
四獣神家のひとり、緋ノ塚那智とその獣神・楓だった。
ほどなく、結界は大角が飼っていた猫によるものだとわかるが、
結界の支柱となり、花を咲かせ続けた桜が枯れてしまう。
猫が「結界がとけたらあいつが来る」とおびえるなか、
何かが大角の家に近づいてくる。
そのころ、大角は、義父の儀清が実は死んでいること、
自分の身に起きたことを思い出していた。

四獣神家の方がなぜ此処に？
ちょっと・・・
シーィ、桜、桜。
結界だな。
猫に尋ねようとすると逃走したので追いかける信乃。

どうしたんだよ、頑張ってくれないと困るよ。
桜に話しかける少年。
お前は大角の飼っていた猫だな。
大角は俺に名前をくれたんだ、それだけで十分なんだ。
桜の枝が折れて落ちる少年。
幹が腐っている。
俺が毎日叶えてくれと頼んだからだ。
もうここら辺の樹は既に枯れている。
幹に剣を突き刺して桜を切る信乃。

桜の結界が消える。
あいつが来る、どうしようと走り出す。

大角はあの日の事を思い出していた。
実父が金目当てで大角を迎えにきた。
それを断ると背後から刺された。
雛衣は喘息持ち、人形を守らないとのろに頼む大角。
礼の珠を落とすのろ。
しかし実父も殺されていたのはどうしてだ？

大角にお客が尋ねてくる。
それは犬村儀清の思念だった。
死にたくない、私はまだ死にたくない。
大角に憑りつこうとする、戻ったのろが覚醒して
　儀清の思念に飛びかかる。
お互いに消滅する。

のろ、ようやく名前を思い出した。

フェネガンは屋敷に居座っていた。
莉芳に信乃を迎えに入ったらと誘う尾崎。
どうして莉芳にフェネガン卿は依頼したのかな？
那智が戻らないからだろう。
信乃を気にする莉芳に身内と鎌をかけると事実だった。

フェネガン卿に依頼されて人形を取りに来た緋乃塚。
そのまま半年も居ついてしまった。
四獣家の屋敷は窮屈で自由な此処が良いと楓。
楓を取り押さえる狼。
もう一人客が増えるので、部屋を用意してくれと頼む荘介。

莉芳を迎えにきた信乃。
例の女性の人形を莉芳に見せる信乃。
急に眠くなる信乃を背負って玄関に戻る。
昔の夢を見る信乃、莉芳と犬と一緒に帰る夢。

莉芳と逢って顔を入れるので一日待って欲しいと頼む大角。
伏姫、里見家の姫が今や厄災の象徴。
それで記憶を封じたのですか。

人形を納品されて帰る一行。
のろは大角と一緒だった。
古那屋の女将に頼みたいことが有ると源八を呼び止める大角。
雛衣を学校に行かせたいので帝都に引っ越したい。

人形を手にしたフェネガン卿、莉芳が信乃を抱きしめる像だった。

---次回　「逆流」---

桜は結界だったのですね。
育ての父の残留思念から大角を守っていたのでした。
なんと健気な飼い猫でしょうか。
でも結界のお陰で真実も忘れていたのでした。

フェネガンが依頼した人形は莉芳がモデル。
その莉芳と逢って顔を入れられた大角でした。

信乃が思い出した村を焼き尽くした女性の人形。
それは里見家の姫、伏姫で厄災の象徴と言う事で玉梓でも
　あるのでしょうね。

四獣神家の緋乃塚の守り神、楓が良いキャラでしたね

大角も帝都に引っ越すので残りは二人ですね。