有頂天家族 TokyoMX(7/28)#04

第4話　大文字納涼合戦

公式サイトから
矢三郎が弁天から借り受けた空飛ぶ奥座敷。
空へと舞い上がった奥座敷で五山の送り火を楽しむ納涼会が始まった。
上座に座る赤玉先生。
亡き父総一郎に倣って 矢一郞は布袋の姿に化けている。
そしていつも通りの矢三郎と、はしゃいで濡れ縁をうろうろする矢四郎。
それを見守る母。
そこに大型船に乗った夷川家がやっ てきた。
夏の夜空に一触即発の緊張感が漂う。

貴様たちの船に乗って、送り火を見ろと言うのか？
赤玉先生を納涼船に誘う矢三郎。
あれは来るな。

狸は面白おかしく騒ぐのが好き、特に人間の真似が好き。
五山の送り火に人間の真似をして騒ぐ納涼船を出す。
それが、阿呆の血のしからしむるところ。

赤玉先生は本当に来られるのか？
布袋に化けている矢一郎、お前たちも七福神に化けろ。
矢四郎は無理だった、化けろと言われると化けたくない矢三郎。
母はいつもの宝塚風衣装だった。
赤玉先生がやって来るが、そこで足踏み。
仕方ないなと矢三郎が納涼船に誘う。
誘われれば参加する赤玉先生だった。

弁天はいつ来るのだ？
岩屋山金光坊が途中乗船する。
下鴨総一郎の逸話が語られる。
薬師坊と鞍馬の小競り合いが始まった。
山を壊して両者は愛宕山太郎坊から大目玉を食らう。
連日連夜、鞍馬天狗が薬師坊をからかい始めた。
それを見かねた下鴨総一郎が1週間如意ヶ嶽に化けて
　鞍馬天狗が薬師坊に土下座した。
それが偽如意ヶ嶽事件。

少しはしゃぎ過ぎましたと言う狸の総一郎に礼を述べた薬師坊。
夷川の船が飛来する、そこで飲む弁天。
万福丸が昨年落とされた怨みを忘れない矢三郎。
あれは花火の火が引火したんだと止める矢一郎。
奥座敷を狙って花火を上げる夷川。
乾坤一擲、船の真ん中を狙う矢三郎と母。
止める矢一郎、しかし夷川も打ち上げを辞めない。
お互いに打ち上げあう。

弁天は高みの見物とマストに立つ、指差す先に有る物は。
そうだと思う矢三郎、夷川に見栄を切って風神の扇一閃。
飛ばされて落下する夷川船。
しかし奥座敷も燃料切れで落下。

何とか全員無事だったが、矢三郎の手に扇が無い。
付近を探すが見つからない。
三十六計逃げるに如かず。

夏から秋にかけて、あまりに見事に逃げ廻ったので
　逃げの矢三郎の勇名を馳せた。

---次回　「金曜倶楽部」---

赤玉先生は、思惑通りやって来ましたね。
でも素直には、参加しない。
ひとしきり文句を言って頼まれた体裁が必要。

それでも無事に五山の送り火を見るのかと思ったら
　夷川がいきなりの花火打ち上げ。
今は自分たちが本家だと言わんばかりの嫌がらせ。
でも度が過ぎているので、お互いが本気の花火大会。
弁天のヘルプで風神の扇を使うまでは良かったのですが、
　相手の花火を避けての飛行に燃料切れ。

結局、弁天の思惑通りに金曜倶楽部での芸を披露する
　ことになりそうですね。

絵コンテが岡村天斎さんでしたね。