八犬伝-東方八犬異聞- TokyoMX(8/25)#21

第二十一話　神隠

公式サイトから
飯倉という地で子どもが神隠しにあい、その1年後、変わらぬ姿で発見された――。
成長を止めた自分と似た話が気になった信乃は、荘介とともに飯倉へ向かう。
調査のため、小学校へ入学した信乃は、そこで学級委員の犬江仁と、
　神隠しにあったという少年・章彦に出会う。
ひと言もしゃべらず、水しか飲まない章彦の異様な雰囲気が気になる
　信乃だったが、やがて、章彦の周りで不思議な現象が起き始める。

神隠しを知っているか？
飯倉で神隠しの少年が発見された。
一年前と変わらぬ姿で発見された。
会ってみたくないか？

小学校に入学することになった信乃だった。
学級委員の犬江仁の隣の席になる。
神隠しの少年・章彦は寡黙で直ぐに分かった。

一日一言も喋らない章彦、窓に植物が生えるのが見えた。
章彦は食事を食べず水を飲むだけだった。
母親が咳で診療所に入所した。
母が嫌いじゃない、咳が嫌いだと言えなかった。

帰っておいで私の華、そっちには行けないんだ。

仁の命の恩人の坊主、ゝ大と会う。
かつて会った、因縁浅からぬ相手だった。
里見を良く知る彼は教会に入ったのが不満だった。

村雨を体内にとどめたまま、時間を進めたい荘介。
信乃ことなら諦めたくない。
俺はこれで良い、多くは望まない。
望みは他にある。

階段から落ちる章彦の手をとる信乃。
桔梗の花のイメージが伝わる。
山で桔梗の群生地を仁と探す信乃。
もうは花は枯れている筈なのに群生地に咲き誇っていた。

調子が良いので一時帰国を許された母。
帰って章彦に話しかける、ただいま。
僕のお母さん。
桔梗の花嫌いになった？
今でも大好きよ。
咳は出ないの？
良い薬をもらったから大丈夫よ。
もう桔梗の花を取って来なくても良いわよ。
これで約束は果たした。
章彦の体が崩れて砂になる。

桔梗の群生地に章彦の白骨化死体が存在した。
自分の母に花、それがこの子の願いだったから。

---次回　「天巡」---

母に桔梗の花を届けたかった少年。
亡くなった少年の代わりに願いを叶えてくれたのでした。
そして八人目は章彦少年ではなくて仁ですね。

結果を知ってみると章彦の行動は植物の特徴を示していましたね。
水を飲んで、日光を浴びる。

そして次回予告で喋っていた村雨。
確かに今回は台詞が無かったですね。