戦姫絶唱シンフォギアG BS11(9/20)#12

第12話　撃槍

公式サイトから
大好きの、その一言さえも届かない天地に擦過する女神の刃。
もつれた想いが綾となり、見通せないのが現実だとしても、
二人はただ調べ歌い、錯綜する世界を伐リ刻み、切り刻む。
本気の偽善と本気の嘘。鏡合わせの想いはついに対峙して血を流す。
裸で叫ぶその歌に、この星の明日はまだ――生きるのを諦めない。

なぜ弓を引く雪音。
あたしの十字架を誰かに背負わせる訳にはいかないだろう。
首根っこを押さえてでも、お前の帰る場所に連れ帰る。
お互いが熟知した攻撃を繰り出しぶつかり合う。
二人の聖遺物の反応が喪失。

私の中にフィーネの魂が覚醒しそうなんです。
それなら、なおのこと切ちゃんを止めて見せる。
大好きな人が居る世界を守るんです。

切歌が更にLiNKERを打って絶唱を始める。
それに従い調も絶唱。
切歌が調の攻撃を上回る、その時調を守るフィールドが展開。
全てを知る切歌、フィーネの魂が宿っていたのは調だった。
私、嫌な子です、消えて無くなりたいです。
自らの命を断とうとする切歌、身を挺して守る調。
調を守り復活させるフィーネ。

マリアが全世界に月落下の真実を公表する。
ナスターシャの指示により歌うマリア、壊れた月の機能を
　再起動させるために。
マリアの下に走る響。

翼を倒したからソロモンの杖を渡せとウェルに迫るクリス。
約束した覚えはないとノイズを発生させる。
アンチLiNKERの影響で能力を発揮できないクリス。
それならば、アーマーパーツ・パージだ。
クリスから弾け飛んだアーマーパーツがノイズを倒す。
しかし、ノイズは消えない。
翼が復活する。
二人はお互いを信じ戦闘する振りをしていたのだった。
首のチョーカーは翼が切断していた。
ノイズを翼が殲滅して、ソロモンの杖を回収する。
響の下に合流しよう。

マリアは歌が月を再起動できなくて泣いていた。
そこにマリアを利用しようとするウェルが登場。
月を動かしたいのならお前が行けと、ナスターシャの居る
　部分を発射する。
マムが殺されたと逆上してウェルに槍を振るうマリア。

その槍を掴む響。
響の絶唱がマリアの変身を解いて、自身をガングニールに変身する。

---最終回　「」---

今回も突込みどころ満載でした。
それでも最後の響の絶唱からの変身が全てを収めました。
これで融合者から適合者に代わりました。

そして一番笑ったのが、月を動かしたいのならお前が行けと
　ナスターシャを発射したシーンですね。
何ともご都合主義ですか面白すぎて大笑い。

響が手に入れた聖遺物はマリアのガングニールでした。
フロンティア、鳥之石楠船神は使えないだろうけれど、
　候補はたくさんでしたがガングニールに落ち着きました。
マリアは、ここでお役御免なのか、妹セレナの力を
　奇跡的に継承するのか？

ここまで、切歌、調の存在は必要なかった気がします。
響、クリス、翼に数での対抗上で必要だっただけですね。
始めから何を考えてどう思って最後に改心したのか
　一切不明な切歌。
私にはどうしても彼女の行動原理は不明です。

そして良いキャラだったのに活躍できないマリア。
合せてコミュ障のナスターシャ教授。
この二人の希望、行動理由が弱いので敵役として
　際立っていない。
これなら逆にウェルが最初から暴走していて全員を操る方が
　スッキリして納得も出来る。

そう言えば調が移動時に使った大きな車輪に乗った姿。
Gダムでも登場したらしいですが、元ネタは手塚治虫さんの
　W３でしょうね。

タイトルのGは、まだ秘密らしいがガングニールなのだろうか？