有頂天家族 TokyoMX(9/29)#13終

第13話　最終回　有頂天家族

公式サイトから
仙酔楼の座敷では金曜倶楽部による狸鍋の準備が整い、
檻に入れられた狸が運ばれていく。
一方、別の座敷では狸の頭領・偽右衛門を決める会議が開かれ、
居並ぶ狸たちを前に罠を脱した矢一郞と早雲が正面から衝突していた。
ふてぶてしい態度を崩さない早雲に、ついに矢一郎の堪忍袋の緒が切れる。
狸と天狗と人間の三つ巴で繰り広げられる波乱万丈の物語、その結末やいかに！

あなたは何を考えているの、乱暴な事は嫌よ。
母が金曜倶楽部の寿老人の下に届けられる。

隣では矢一郎が早雲の悪事を語っていた。
父親が金曜倶楽部に食べられたのも叔父上の仕業だ。
全てに証拠が無い、兄が亡くなる前に一緒に酒を
　飲んでいた物が居る。
その者が名乗らないのは不届きだと暗に矢二郎を責める。
矢一郎が虎に化けて大暴れ。
隣の座敷に乱入する早雲と矢一郎。

隣が金曜倶楽部、弁天様を発見して思わず狸に戻る者多数。
早雲が母親を発見して寿老人に文句を唱える。
しかし返さないと寿老人。
やはりそうだ、僕が手当てをした狸だ。
母の檻を掴んで逃走しようとする布袋の淀川教授。
僕は駄目だ、思想的敗北だ。
食うことも愛だ、しかし食わないことも愛だ。

母を連れて逃げようとする淀川教授。
しかし狸が元に戻って大騒ぎ。
思わず転んでしまう淀川教授。
いつまで待たせるのじゃと怒りの赤玉先生登場。
淀川教授の身を心配する弁天様を突き倒す矢三郎。
浮気の現場でございますと怒らせる。
風神の扇を一閃する。

淀川教授を追いかける赤玉先生。
乱暴者ね、後は私に任せなさい。
膝枕で耳掃除すると弁天に言われて帰る赤玉先生。

母が待つ暁烏に電話する、順番に話す。
お久しぶりです、ご無沙汰しています。
どうかお許しくださいと矢二郎。
腹鼓でも打つか。

新年のお参り、淀川教授と出会う、金曜倶楽部は除名されたらしい。
如意ヶ嶽薬師坊と弁天もお参りに来ていた。
矢一郎、もう少し頭を柔らかくしろ。
矢二郎、まずはカエルから戻れ。
矢四郎、早く大きくなれ。

金閣銀閣もお参りに来ていた、鴨川に落ちて風邪を引いたらしい。
海星から叔父の早雲は温泉に出かけたらしい、戻らないかもしれない。
それでも矢三郎の前には姿を現さない。

弁天様は欲張りですからね。
運命の人に会えますように願うわ。
矢三郎は何を願うの？
高望みは捨てろ、面白く生きる他には何もすべきではない。
我ら一族と仲間に程々の栄光あれ。

---最終回---

偶然にも金曜倶楽部と偽右衛門の会議が隣り合わせ。
両者入り混じっての大騒ぎ。
その隙に母親を取り戻して脱走です。
赤玉先生の嫉妬を上手く利用した矢三郎でした。

総一郎に頼まれたからか親代わりに兄弟に訓示を
　述べる赤玉先生。
阿呆の血が一番色濃く流れる矢三郎には何も述べない。
家族が無事に暮らせれば高望みする必要もない。
狸は面白おかしく生きれば良い。
毎日笑って暮らせれば良い的な感じですね。

最後は弁天様も戻って、いじけも収まった赤玉先生。
しかし膝枕で怒りを収めるとか可愛い頑固爺でした。
毎回、肩ひじ張らずに楽しめる好作品でした。