相棒12 テレ朝（10/23）#02

第2話　殺人の定理

公式サイトから
会社員・大倉（山本剛史）の遺体が自宅アパートで発見された。
遺体のそばの壁には、血で「a drink」の文字を丸で囲うメッセージのようなものが。
被害者が遺したダイイング・メッセージなのか？
右京（水谷豊）は、さっそく享（成宮寛貴）と捜査を開始。
　現場の大倉の部屋へ来てみると、数学関係の本がズラリ。
どうやら大倉は数学を趣味にしていたようだ。
だととすると、ダイイング・メッセージも数学に関係したものなのだろうか？
　また大倉は数学の７つの未解決問題の一つで100年間も解けなかった
ファーガスの定理を研究していたことがわかった。
しかし、そのファーガスの定理は、 最近になって数学者の
肥後教授（岡田義徳）が証明に成功したと話題になったばかり。
右京と享はさっそく肥後教授のもとへと向かう。
　ダイイング・メッセージは何を意味するのか？
右京と享は事件の難問を解くことができるのか？！       

奇妙なダイイングメッセージが殺人現場で発見されて
　米沢が右京に連絡する。
殺害された大倉は数学ファンだった。
殺害前日にホテルで大倉が女性と居た。
会社のメモからファーガスの定理を証明しようとしていた。
100年解けない定理で肥後教授が先日、解けたと発表していた。

大倉と肥後教授は学友で同じ研究所に在籍していた。
ファーガスの定理の証明を送付した1か月後に肥後教授が発表。
発表の日に大倉が殺害と因縁めいていた。
私が犯人だと仮定しましょう、背理法で証明しましょう。
先に発表している、地位と名声もある。
大倉が証明したと訴訟しても殺害する必要はない。

大倉の論文、素数理論には驚かされた。
3年間、休職してリーマン予想を考えていた肥後教授。
東国大使館員と会っていた大倉。
右京に情報をリーク、外交特権で捜査禁止を言い渡されたから。

リーマン予想も素数に関するもので規則性を証明する。
現在の暗号には巨大な素数が利用されている。
大蔵に東国は暗号解読を依頼していた。

休職していた肥後教授が復帰して直ぐにファーガスの定理の証明を
　発表した。
失敗したのではなく逆に素数の謎を解いたのではないか？
大倉がそのファイルを盗んだので取り返しに自宅に向かった。
そこでもみ合って殺害した。
世界が壊れても良い、公表しよう。

ダイイングメッセージは肥後教授に幸子の名前で
　手紙を出して解いてもらった。
円は円周率の事、3.1415926535
英語で覚える時は　How I want a drink aｌcoholic　の文字数で
　覚える。
それで回答は15、日本語の覚え方は、妻子肥後の国。
15は肥後の事だった。

A4用紙を42回折れば月に到達します。

---次回　「原因菌」---

数学繋がりで容疑者Xの献身を思い出しましたね。
それにしても何でも知っている右京さんです。
計算式からファーガスの定理の証明が分かって、
　リーマン予想も知っている。
それから素数、暗号と繋がる想像が可能な右京さんでした。
世紀の発見が世間の暗号を全て解読可能にするかもしれない。
RSA暗号の事ですが、素因数分解以外でも
　解読できるかもしれないようですね。

そんな画期的な発見をしたら、どうするか。
難しい問題ですね。
ダイイングメッセージを犯人に解かせるのは面白かったですね。

0.1㎜の紙を42回折れば月に到達する。
（2＾42）/10　㎜は月までの距離38万Kmを越えますね。