世界でいちばん強くなりたい TokyoMX(10/20)#03

第3話　ギブアップ！

デビューから10連敗の萩原さくら。
いつまで続けるのだろう？
ファンも次々と離れていく。
直ぐに逆エビ固めでギブアップする。

45連敗中、第1試合の前座でも負ける。
いつも同じ負け方。

豊田美咲のセコンドに付く。
相手は兇悪同盟のユンボ山本。
赤い紙テープが投げ入れられる。
反則されても諦めない豊田、先輩と二人で相手の乱入を
　押さえると腕を固めてのスープレックスで勝利する豊田。

それでも負けて50連敗の記録更新。
プロレスを舐めているのかとヤジ。
退団届を提出しようとするさくら。
豊田と偶然出会ってスパーリング・パートナーを頼まれる。

同じ技で返され、しかも痛くて苦しい。
次々と技を掛けられて苦しいさくら。
いつも苦しめられてギブアップする逆エビ固め。
今までで一番苦しい。
ギブアップです。
今は審判も観客も居ない二人だけ。
ギブアップなんて無いわ。

---次回　「これがプロレスだ！」---

モデルとなったミミ萩原さんは87連敗したそうですね。

新人は持ち技も少なくて、逃げ方も対応も知らないに等しいので
　負けるのは当たり前ですよね。
同期どうしの対戦で勝てれば良いですが、負け続けると
　勝てないループに入りそうです。

しかも対戦相手が有名なら負けたくない、勝ちたいと思いますから
　余計に勝てなくなりますよね。
ただ、さくらが負けるのが常に逆エビ固めなのは
　一寸悲しかったですね。
出来れば、各自の得意技が良かったなと思いますが、
　それ以上にさくらが弱かったことを表したかったのかな。

ただ、このエピソードのためにさくらの性格が変わって
　しまったかのような表現が気になります。
負けても負けても立ち向かうのではなかったので、
　プロ入り宣言が、単なるキレやすい猪のような性格に
　感じられましたね。

兇悪同盟のユンボ山本は、極悪同盟のダンプ松本が元ネタですね。
ブル中野たちを引き込んだり、竹刀や一灯缶と試合内容も
　同じでしたね。
そして豊田美咲の赤い紙テープ、豊田真奈美が赤だったのを
　思い出しました。

女子プロマンガで負け続けて次に負ければヒール入りで
　主人公は勝てたけれど負けた相手がヒール入りする
　ストーリーを思い出した。