夜桜四重奏 -ハナノウタ- TokyoMX(12/22)#12

第12話　ハナノウタ　2

幼い頃に父親が姉妹に手品を見せてくれた。
それが好きで毎日練習した妹。
星に魔法使いになりたいと祈った。

ハローじゅりお姉さま、お久しぶり。
もう10年以上になるけれど、今でも凄く綺麗。
じゅりさんの妹さん、生きてて良かったですね。
とっておきのマジックを見せてあげる。
素晴らしいマジックショーに必要なのは、90の驚きと
　9のユーモアと一滴の恐怖心。

ヒメとじゅりに連絡できないと秋名がアオに連絡してきた。
桃華にも連絡する秋名。
ざくろを心配して鈴が駆け付ける、天野をじゅりの
　診療所に送り届ける所だった。
堕ちるってどんな感じなの？
空に願っていたら、流れ星みたいに急に降って来た。

町を移動する巨大な剣。
止めて、りら。
違うのよ、りら。
ヒメの横に落下して刺さる巨大剣。
私は円神を上手に利用しているだけ。
お姉様は医者になりたくて毎日勉強していた。
私はお姉様の疲れを癒すためにも魔法使いになりたかっただけ。
星に祈って流星を受け止めただけ。
コトハとアオが診療所に駆けつけてきた。
ざくろも到着する、りらの攻撃を防ぐ。

止めて、私の妹よ。
会えて嬉しいとは言ってくれないのに、まだ妹とは言ってくれるの？
妖怪ハンターが居るなら、あいつも側に居る筈とアオに告げる秋名。
サテライトを発動するアオ。
お姉様にも魔法使いになってもらうの。
床を浮かせて姉と飛行する、りら、落下するヒメ。
私は納得いかない、じゅりさんが。

枝垂が開発した制圧用スタンガンがりらに命中する。
あの苦しみ方はおかしい、あの子は半妖じゃない。
落下する床を受け止めたヒメ、ことはがホウキを覚えて
　飛行していた。
生きていて嬉しかったと言って欲しかっただけ。
私は、私は、違うの・・・

納得いかない、全部じゅりさんが悪い。
嬉しかったら、ありがとう、間違ったら、ごめんなさい。
この町の大人に私はそう教わってきた。
だからじゅりさんが謝らないと駄目。
私は何年も、死ぬまで謝り続けないといけない。
私は恨まれている。
手品を喜んでくれれば、それだけで嬉しかった。
恨んでなんていない。
生きてて良かった、手品は楽しかった。
その言葉を何年も待ち焦がれていた。
でも、もう遅いの、契約しちゃったの。

円神の攻撃を防ぐ秋名。

---最終回　「ハナノウタ。」---

じゅりの妹りらは半妖ではなかった。
半妖であるかのようなミスリード、でも人間でした。
全ての不思議な現象が手品で魔法ではないのでした。
自分が死んだのも手品でした。
それを知らずに死んだと思っていたじゅりでした。

かなり無理のある設定ですね。
そんなお姉様大好きなヤンデレ妹がりらでした。
ただ単に姉が好きで一緒に居たいだけの様です。

彼女が円神と契約した内容とは何でしょうね。
堕として半妖にすることでしょうか？
今回は出番がない秋名が最後に登場、ヒーローですね。
恭助の出番が無かったですね。

今シリーズのメインが彼女、りらの登場ですね。
次回は、ざくろも加わってヒメやことは、恭助と円神の
　バトルで〆でしょうか。
この作品はバトルも見応えがあるので期待です。