おおかみこどもの雨と雪 日テレ(12/20)
公式サイトから
大学生の花(宮﨑あおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。
やがて彼が人間の姿で暮らす"おおかみおとこ"だと知ることになったが、
花の気持ちが変わることはなかった。
そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。
雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。
雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。
一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」の
ふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫
だった。
しかし永遠に続くと思われた日々は、父である
"おおかみおとこ"の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。
そこで花が選んだのは、山奥にある築100年のおんぼろ古民家。
おてんばな雪はすぐに気に入ったが、内気な雨は馴染めない。
節約のため、花は自給自足の生活を試みる。
移動図書館で自家菜園の本を借りて独学で畑を耕すが、種苗は
実を結ばず枯れていくばかり。
失敗を繰り返す花のもとに、里に住む韮崎(菅原文太)という老爺がやって来て、
「上手くいかないなら、なぜ聞こうという気持ちがない」と言い放つ。
その訪問を機に、花の家には里の人たちが折々にたずねてくるようになった。
畑の野菜も、韮崎の指導のお
かげで順調に育ち始める。
人目を避けて引っ越してきたはずが、いつの間にか里の人たちに
お世話になっている。
花は人の繋がりの不思議さと感謝の気持ちを感じていた。
大学の講義で出席カードを提出しない男子を発見する花。
実は大学の生徒じゃなかった、不愉快だったら二度と聴講しない。
そんな生徒が気になった花。
そんな男子と付き合い、同棲する花。
しかし彼は狼男だった。
それを知って出産は自分たちで行うことにした。
狼が生まれると驚かれるから。
雪が生まれて雨も生まれた。
そんなある日、彼が帰って来ない。
川に浮かんだ大きな犬の死体、それが彼だった。
栄養のある獲物を捕まえようとしたのか不明だった。
最後の狼男の彼が亡くなって途方に暮れる花。
都会で育てるには無理があった。
夜泣きの激しい雨、狼人間で馬場れ廻る雪。
しかも子供に予防注射も接種していないと施設の担当者が
訪れる、虐待しているのではないのか疑われる。
子供達を育てるには、狼でも人間でも選べるようにと
田舎に引っ越して暮す決意をする。
築100年の古民家をただ同然で借りて暮す決意を決める。
近所もすぐ隣には居ない環境、雨も雪も大喜びで
狼の姿で走り回る。
家を住めるように修繕することから始める毎日。
庭には畑がある、貯金で暮すには自給自足が必要。
本を借りて種を植えても枯らすばかり。
何事も初めての花には分からない事ばかり。
それでも親の言葉、苦しい時でも笑っていろ。
へこたれない花は一人で子供たちを育てながら頑張る。
遠巻きに新参者を見守る村の人たち。
見るからに頑固そうなお爺さんが花に畑仕事を教えてくれる。
先ずは土作りからだ、畝が低い。
そして村との交流が始まる。
村で唯一ジャガイモが豊作だった花、お裾分けに各家を廻る。
代わりに色んな作物と交換してくれる。
豊作の秘訣は狼のおしっこだった。
使っていない大きな冷蔵庫をプレゼントされたりと人々との
交流が深まる。
雪は小学校に通いたいと言い出す、絶対に狼にならないことを
約束して通うことを承諾する。
貯金だけでは生活が心許ない、ある日狼の暮す自然の家を知る。
そこでのバイトを始める花、雨は狼が気になる様子。
犬の匂いがすると言われた転校生が気になって避け始める雪。
そうして避けると追いかける少年に狼なって怪我をさせてしまう。
そのころ、雨は山の中で先生と呼ぶ狐と知り合い通い始めた。
花は一度会いたいと山の中に同行する。
雨は山を守る先生について自然の知識を吸収していく。
雪はそんな雨の誘いを断って大げんかする。
既に大きくなった雨に狼の姿の喧嘩で負けてしまう雪。
大雨の日に、先生が足を怪我してしまう。
代わりに山を守る長となるべく山に向かう雨。
雪を向かいに行くつもりだったが雨を探す。
夢で夫が雨は大人の狼だと知らされる。
山で足を滑らせて気絶した花を駐車場まで運んだのは雨だった。
同じく母が迎えに来ない男子生徒に自分が狼人間であることを
明かす雪、知っていたよと言われる。
雨の遠吠えで元気なことを知る花。
雪は中学校に進学して寮生活。
一人で暮す花だった。
---感想---
母は強し、そんな言葉を思い浮かべた。
狼男って不死身じゃないのと思うくらいにあっさり亡くなった夫。
そんな花の子育て奮戦記。
子供達を狼でも人間でも選べるようにと田舎暮らしを決める花。
決して笑顔を忘れない花、そんな花を叱りつけながらも
農業を教えてくれるお爺さん。
都会では夜泣きで文句を言われる生活が田舎では
皆が世話を焼いてくれます。
雪が乾燥剤を食べて小児科と動物病院で迷うところが
少し笑えました。
そんな花が逞しくって凄いですね。
子供たちも大きくなって僅か12年で独立というか、
離れて暮らすことになる。
姉は人間として、弟は狼として暮らすことを決めました。
花はまだ、32歳前後なのですよね。
多分にメルヘンでファンタジーです。
視聴後に少し寂寥感と、爽快さを感じた作品でした。
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