相棒12 テレ朝（3/12）#18

第18話　待ちぼうけ

公式サイトから
山奥の田舎駅。鄙びた駅舎で電車を待つ右京（水谷豊）。
同じように一人電車を待つ男（太川陽介）に出会う。
一方の享（成宮寛貴）は、何時間もカフェで粘る女性（芳本美代子）をナンパ…。
どうやら二人はそろって非番のようだ。
　そのころ、捜査一課の伊丹（川原和久）と芹沢（山中崇史）は、
前夜遺体で発見された津久井（伏見哲夫）という初老の男性の
殺害事件の応援捜査にきていた。
芹沢から特命係の二人がそろって休みと聞き、伊丹は
邪魔されずに仕事がはかどる、とほくそ笑む。
現場を鋭い目でじっくり観察しながら、珍しく冴えた推理を展開していく伊丹だが…。
　右京を相手に身の上話を始めた男・友部は、大昔に
靴職人の修業をしていたが、母親が元従業員に金をだまされ、
多額の借金を背負い、その返済のため最近までトラック運転手をしていたという。
その借金もようやく完済。
　享を相手に立て続けにワインをあおる女性・雪美はメール一通で
男性から別れを告げられたばかりの傷心の身だった。
雪美はすでに結婚していたが、夫は女遊びに終始。
さきほど別れを告げられた男との不倫も夫への復讐かと思いきや、
雪美は人生でたった一人の本気で愛した人だったという。
　捜査は、伊丹の名推理と米沢（六角精児）が発見した血痕などから、
津久井が殺害される前にいたと思われるアパートを突き止めた。
そこには…。

二人揃っての休暇、組対5課の応援に行こうとする右京。
花の里で迷惑だから、休むべきと言われてしまう。
その帰りに事件に遭遇、犯人と思われる部屋を発見。
ひなびた白鳥駅の待ち合わせ室で男性に話しかける右京。
クラシックな作りのカフェで女性に話しかけるカイト。

実は捜査依頼に駆り出されたイタミン、特命が休みと聞いて
　急にこだわりを見せる。
誰かを意識していませんか？
右京と同じ推理で犯人の部屋に辿り着く。
大家が一度で済ませてくれと話す、右京達が今朝
　やって来たことを知る。
PCとカレンダーを気にしていたと捜査情報を教わる。
自_殺の名所として名高い場所のチケットを購入していた。
カレンダーには本日の待ち合わせが書き込まれていた。

友部巧は実家が履物店だが倒産。
元従業員に詐欺にあって25年間トラック運転で
　借金を返して完済した。
それから再び靴職人に戻った。
先日、詐欺師に偶然出会って母親に謝って欲しいと告げる。
男は母親が悪いと毒づいて逃げる。
逃走する男を追いかけて誤って殺害してしまった。

友部は雪美にとって生涯一度の愛した男性。
25年前に別れを告げられて見合い結婚した。
その友部と偶然出会って待ち合わせをしていた。
しかし別れのメールを送信して現れない。

雪美は事件には関係していなかった。
友部を説得する右京。
雪美の夫が許されるならやり直したい。
友部を説得して欲しいと告げるカイト。
25年前も借金を背負って何も告げずに別れた。
今回こそは何が有っても待つ、夫の家には戻らない。

我がままです、開き直るのは止めなさい。
あなたは見切るのが早過ぎます。
大事なのは足掻き諦めない事です。
奇跡が起きることもある。
雪美のメールを読めと告げる右京。
今度こそ何が有っても待ち続けます。

---次回　「プロテクト」---

面白い趣向でしたね。
良く二人、友部と雪美に出会えましたね。
たまには、こんな変化球も良いでしょうなストーリーでした。

右京さんが簡単に怒ることに違和感を覚えました。
愛する女性に真実を告げずに一人で重い荷物を
　背負う男性の悲劇でした。
その男性を救ったのが女性の愛でした。

イタミンが珍しく冴える推理で事件に迫っていましたね。
右京さんは休みの日は組対5課の手伝いと仕事好きなんですね。

友部、雪美の二人に、夫も含めて3人が元アイドルでしたね。