銀の匙 Silver Spoon フジ(3/06)#08

第8話　八軒、咆える

公式サイトから
野球の全道大会は終わるが、駒場は登校してこない。
心配するクラスメートたちの前に現れたのは意外な人物だった…。              

駒場が学校を休んで一週間、部屋にも居ない。
チーズを作るのです。
チーズの悲しみはチーズで癒すしかありません。
中島先生の体調不良はチーズを景品に
　出されてしまったことだった。
食事で菌の有無を調べる、私はチーズの為には阿修羅にもなります。
御影と八軒を連れてチーズつくりを始める。
常盤と吉野が覗き込んでいた、参加を許す。

ラクレットを作ります。
乳糖を抜いてホエイを作る。
常盤はフットワークが軽い、バカだけど。
納豆巻きを持ってくる常盤、納豆菌はチーズの敵です。

仕込みだけで一日が終わる、完成は3か月後。
小豚にまた名前を付けている八軒。
出産を手伝った子牛の名付け親を頼まれる。
乳牛として育てる、御影の父の気持ちが分かった気がする。
半年間で農学の楽しさが分かった気がする。
自分の得意分野に引きずり込めば良い。

食堂で南九条あやめが待っていた。
酪農畜産科の枠が一つ空くから編入しようと思っている。
駒場牧場が離農届を提出した。
学校も辞めて働きに出る。
御影は知っていたが話さなかった。

駒場の父は事業を拡大して亡くなった。
最後の道がプロ野球の選手だった。
高校卒業まで延ばせば借金が増えるだけ。
八軒に出来ることは何もない。
どの家も家業は厳しい。

仮病で寮に戻った八軒、駒場が荷物をまとめに来るのを
　待ち伏せていた。
御影の家が保証人になっていたので迷惑が掛かる。
畑も牛も二束三文、妹達を大学に行かせたい。
煮えたぎってるくせに、簡単にそんな言葉吐くな。

八軒には関係ない、自分の方が大変じゃないか。
その癖に、どいつもこいつも気を使いやがって。
巻き添え上等、頭でも腹でも踏まれてやる。

---次回　「」---

来年は甲子園に行ける可能性があるから駒場の夢も果たせるかもと
思っていたら、そんな余裕もなかったのだった。
駒場牧場の離農の可能性を知っていた御影。
素振りも見せなかった駒場、重い現実ですね。

借金が溜まっているので、待ったなしの状況。
そこまで追い詰められていたから八軒には何も出来ない。
何も話さなかったのでした。
それでも何かできると御影の手を掴んで拘って足掻く八軒です。
さて八軒に出来ることはあるのだろうか？

実写版の八軒役が駒場のルームメイトで出演していたそうです。