いなり、こんこん、恋いろは。 TokyoMX(3/12)#09

第9話　きつね、黄昏、天の川。

公式サイトから
――11月。出雲から一向に帰ってこない帰ってこないうかを心配する、いなりと燈日。
特に燈日は、出雲でうかと交わした会話を思い出し、歯がゆい
気持ちを持て余していた。
そのころ、いなりが通う中学校では、ボランティアとして
うかの社がある伊奈里山の清掃活動を行うことに。
やる気のない京子を宥めつつ、清掃活動に勤しむいなり。
しばらくしていなりは、クラスメイトの女子達の態度が、
　いつもよりも冷たいことに気が付く。
理由を訊ねたいなりに、女子達は ――!?

伊奈里を訪れると11月なのに戻らないうか様。
いなりが神通力を使うと存在が薄れていく真実は知らない。
丹波橋は伏見が好きと知ってしまう桃山南。
手紙を渡す役を伏見に頼んでごめんと丹波橋に謝る桃山。
手紙なんて渡されていないと話す丹波橋。

不審に思う桃山から手紙の件を知らされる観月京子。
燈日はうか様から聞かされた真実が気になってテストは散々な点数。
課外授業の伊奈里山の清掃活動。
海のお土産のお礼にと丹波橋がいなりにお守りをプレゼント。
二人は良い感じ。
三条、丸太町、墨染めと同じ班は重要と丸太町。
コミュ障は治っていない様子。

でも頑張って他のクラスメートに声を掛ける丸太町。
無視されると怒るいなり、E組の観月に無視しろと言われた
　ことを知って走り出すいなり。
何も分からないので会って話すしかない。

墨染も他のクラスメートに無視されて三条が怒りだす。
喧嘩しそうになるので話し合うと観月が原因だと分かる。
観月に会うと桃山の手紙を捨てたからだと言う。
友達を傷つけたからだ。
墨染と仲良いのも丹波橋に近づくためだと邪推される。
怒る丸太町を突き飛ばす。
この人たち嫌いと怒るいなりは神通力を知らずに使ってしまう。
周辺に地震が発生する。

駄目だとうか様が能力を発動していなりの下に駆けつける。
大丈夫と安心させて、気持ちを落ち着かせる。
しかしうか様の手が透け始めていた。
地震がおさまったので皆が下山して集合する。
墨染が桃山と話し合っていた。

そんなこと頼んでいないと嫌がらせした観月を怒る桃山。
他にすることあるやろと怒る三条、三条を止めて
　笑顔で謝ってと言う墨染。

伏見さんは丹波橋君が好きなの？
桃山に泣き乍ら謝るいなり。
手紙を渡していなかったけれど、気持ちは伝わっていたから
　許そうかな。
燈日が地震はいなりが神通力を使ったからかと駆けつけてきた。
八咫烏に乗ってミヤちゃんが駆け付けてきた。
うか様の身が危ないらしい。
会えなくなるのが嫌、心配かけさせたくないと黙っていたことを知る。

授業をサボってうか様の下に行こうとするいなり。
しかし高天原、コンが鳴き始めてシシとロロも追従する。
神社の狐が全て呼応して道を開く。

人間が神の力を持て余すのは分かっていたはずだ。
普通の女の子でいて欲しかった、友達でいたいと神通力を
　渡したばかりに済まない。
今度は私がうか様を絶対守る。
神通力をお返しします。

---最終回　「」---

少し駆け足ですが、上手くまとめたと思います。
女どうしの嫌らしいいざこざをあっさりと描いて
　終らせたのは逆に良かったかもと思います。

いなりの怒りに神通力が発動、いなりを落ち着かせようと
　無理したうか様は存在自体が危うくなってしまいます。
宮ちゃんが駆け付けてようやく真実を知るいなり。
今度は自分がうか様を守ると走り出します。

どんな時も必死で一生懸命ないなりがピュアで
　視聴していても応援したくなる良い子ですね。
自分を取り戻して避難する時に観月に手を差し延ばす
　いなりも良い描写でした。
何気に問題解決能力の高い墨染、押しも強そうで
　笑顔で脅す様は素晴らしいです。

神通力を返しても友達としてうか様と付き合えれば良いですね。
次回が最終回なのは勿体ない作品です。

2期を希望する作品です。