とある飛空士への恋歌 TokyoMX(3/17)#11

第十一話　恋歌

公式サイトから
撃墜された観測機に代わって、観測機を担う決意をするノリアキとベンジャミン。
カルエルとイグナシオはふたりを掩護するため、敵機を引きつけ囮になる。
そのカルエルの視線の先、
今にも撃沈しそうなルナ・バルコの甲板の上に立つクレアの姿が見える。

駆逐艦の煙幕の上空を飛ぶ敵の観測機を発見。
それを追いかけるベンジーとノリアキ、まだ出来ることがある。
そこで敵の超弩級戦艦を発見する。
司令本部に情報を送るベンジー。
学生からの入電など信用できるのか。
ベンジャミンは座学トップの成績ですと進言するニナ。

ニナに風を呼べないのかと尋ねるルイス提督。
さっきから試しています。
詳細な情報を取得して送るベンジー、敵機に狙われるが
　カルエルとイグナシオが到着して守る。
観測機としての役割を担うベンジー、もっと詳細な情報を
　求めて弩級戦艦に急接近する。
弾着情報から距離や速度、サイズも入電するが近づきすぎて
　離脱したところを狙われる。

ベンジーからの入電を砲撃手に伝えて攻撃するルナ・バルコ。
全弾命中するがベンジーとノリアキたちも被弾。
右腕を負傷したベンジー、パラシュートで降下する。
我に構うなと手旗信号を送る。

アリー、チアキ、シャロン、ナナコ、皆を泣かせやがって許さない。
覚醒するカルエル、イスラは僕が守る。
逆にイグナシオに敵機の位置を指図するカルエル。
第1皇子だけではなくて、エース級の操縦だと羨やむイグナシオ。
ルナ・バルコに爆撃機が飛来して一斉爆撃。
遂に航行不能に陥って沈んでいく。
ルナ・バルコは守るとカルエルが護衛機の役割をする。

カルエルだと分かったニナは、クレアとして甲板から
　思いのたけを叫ぶ。
母親がカルエルに反した言葉の意味がようやく理解できた。
クレア、生きろ。
クレアの願いに能力が発動する。
大好きな人たちが笑顔で暮せるように。
カルを死なせない。

竜巻が敵の戦闘機を飲み込んで破壊する。
ルナ・バルコも浮上を始める。
あれは味方だ、戦艦エル・バステルだ。
神聖レヴァーム皇国が救援に飛来した。
無事に帰還したカルエルを出迎えるアリエルたち。
そこにバンデラス先生も帰還、ベンジーとノリアキを
　収容してくれていた。

闘いは終わったと誰もが思ったが、更なる犠牲が必要だった。

---次回　「空の果て」---

学生でも観測が出来るなら、そちらを最初から任せておけと
　言いたくなる司令部の判断でした。
敵の観測機を攻撃するのかと思ったら代役を務めるのでした。
でも素直に認められない司令部が悲しい。
こうして若い命を食いつぶしていく消耗戦。
この軍隊に未来の無い閉塞感が伝わります。
遂にはルナ・バルコも航行不能、修理は出来なさそうですよね。
次の敵の攻撃はイスラでの本土決戦になりそうですね。

ニナを許せたカルエル、クレアとなって風を再び扱えるように
　能力が復活しました。
レヴァーム皇国の救援もあって今回の攻撃はなんとか
　無事に凌ぎましたが、次はなさそうですよね。
最後のカルエルの独白が怖いですね。