ノラガミ TokyoMX（3/23)#12終

最終回　第12話　一片の記憶

公式サイトから
「かけがえのない大切な仲間を取り戻すため・・・」
「かつて見た禍津神・夜トともう一度戦うため・・・」
夜トと蠃蚌（らぼう）は再び剣を交える――!!

我が社も朽ちたものだ、戦乱の世の残滓が在るだけだ。
臝蚌の下に移動してきた夜ト。
しかし何故かひよりも付いて来ていた。
ひよりを不快に思う野良。

ひよりの記憶を返してもらうぞ。
しかし臝蚌に適わない夜ト。
何処だ、我の知る禍津神夜トは。
そうか、まだ足りぬのだなと、ひよりを見据える。

地上では大きな時化が発生していた。
荒ぶる禍津神が引き起こしたもの。
雪音、ひよりを連れて逃げろ、奴の狙いは俺だ。
俺が奴を惹きつける。

ひよりの記憶を留めた石を投げる臝蚌、切断する。
ひよりが目を開けない。
それはただの肉塊だ、俺が憎いか。
夜トの本気が臝蚌を上回る。
集え、時化を取り込み妖と同化する臝蚌。
戦う二人、岩がひよりの上に落下する。
ひよりを守る夜ト。
夜トの匂いを感じるひよりが、目覚める。
記憶が戻った様子のひより。
私の術を自ら解いたのかと驚く野良。

ひよりを捕まえて抱える臝蚌。
斬るぞ、時化を取り込んで妖と同じだ。
お前ならどれを切るか選べる、俺たちなら出来る。
ひよりは切らずに臝蚌だけを切る。

呪詛で体を維持していた臝蚌、もう限界だった。
500年の眠りから覚めてみると誰も我を知らない。
我を知る夜トに終わらせて欲しかった。
お前も我と同じだ。

失敗しちゃった、帰って父様に報告しなきゃ。
お前は俺たちと縁を切った方が良い、ひより。
その方が幸せに暮らせる。
いいえ、縁は切りません。

その願い、聞き届けた、壱岐ひより、あなたにご縁が在らんことを。

---最終回---

臝蚌を葬ってひよりの記憶も元どおり。
無事に全てが解決でした。
結局、野良の考えが良く分からない。
雪音に代わって夜トに使われたかったのかと思えば
　帰って父様に報告とは何か使命が在った様子。
父様って誰でしょうね。

この作品は雪音に対する夜トの対応が不愉快で、
　そこで興味が薄れた感じです。
そこまでは作画も良くて面白かったのですが、
　口だけで何もしなかった夜トが不愉快でした。
せめて雪音を破門しようとするところを、ひよりや大黒が
　止めるエピソードでもあれば良かったのですが。
ただ耐えて何もしないのは無責任過ぎました。

結局、夜トとは何？神って何な感じで終わりました。
ひよりが可愛くて、夜トよりもしっかりとしていて上位の
　存在に思えましたね。