蟲師 続章 TokyoMX(5/09)#06
第六話 花惑い
公式サイトから
枝先に溢れる無数の彩りは、ヒトを魅了する春の美景。
それを欲して止まぬ者は、いつしか禁忌に歩み寄る。
儚き花──咲き誇るは誰が為に。
物言わず風雪に耐え咲きこぼれるものたちよ。
物心ついた時から庭の離れで暮す女性。
桜の銘木がこの辺りにあるはずだとギンコ。
少女に出会って道を尋ねる。
彼女は山向うから母親のために痛み止めを求めに来た。
桜の銘木の側に薬を販売しているらしい。
銘木は花を一つもつけていなかった。
6,7百年の大木の桜。
泡状の蟲、木霊を発見する、傍らに美しい女性が居た。
しかし目も耳も不自由だった。
親族と名乗る庭師が駆け寄ってきた。
その女、佐保を連れ帰ろうとする。
桜には泡状の蟲、木霊が宿っている。
木霊は長壽で美しい花を咲かせる。
動物に入ると、五色が麻痺する。
庭師は草木を調べている家系で、草木を煎じて薬を作る。
先程の女性は泊ることになった。
桜を代々守ってきたが、桜の木を使って薬は作らない。
木霊を痛み止めに使っているのか?
それは止めた方が良い。
痛みどめを欲する人もいる、作成方法をお見せしましょう。
曽祖父、80年前に桜の木の中に赤ん坊を発見した。
その子は桜の樹の汁しか飲まなかった。
成長が遅く10年間、赤ちゃんだった。
30年間、子供の儘だった、曽祖父は死に祖父に引き継がれた。
佐保は周期的に病に伏せった。
寝込むと桜の花は咲かない。
桜の化身の如く佐保を愛した一族だった。
木霊を抜く方法はあるが、女性に余命が残るかは不明。
佐保が血を吐く、時間が無い。
薬を買いに来た娘に試しで薬を飲ませる。
それは睡眠薬、時間が無くて痛み止めは混ぜられなかった。
庭師の資料を調べたギンコ、4名が記録を残していた。
蟲が見える体質が4代も続くのは稀だ。
女の首を刎ねて接ぎ木の如く佐保の命を永らえてきた。
すんでのところで間に合うギンコ、行燈を蹴飛ばして
火を放つ。
その隙に女を助けて脱出する。
佐保を担いで逃げた庭師の男。
300年も女を愛でてきた一族なんておかしいでしょう。
火が大桜に燃え移ろうとする。
桜が花を咲かせる、佐保の体から生気が流出して
枯れて朽ちていく。
古木には魂が宿る。
大桜は全焼は免れた。
佐保と庭師の行方は知れない。
大桜は花を咲かせ旅人を癒していた。
---次回 「特番 蟲語り」---
物の憐れと言うべきなのか、桜を桜の化身の女を
愛した一族の物語でした。
桜の木と同じで接ぎ木で首を挿げ替える。
そうして生き永らえてきた女性でした。
でもその女性は桜の化身だったのでしょうか。
五感を失っても生き永らえたかったのでしょうか。
彼女の気持ちがもう分からない。
嫌と、言ったのでもう十分と考えたのかも。
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「物心ついた頃 彼女は既に庭の離れに住んでいた
そして今も 変わらぬ美しさでそこにいる」
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木霊が宿った木は長く生き美しい花を咲かせる
【第6話 あらすじ】
枝先に溢れる無数の彩りは、ヒトを魅了する春の美景。
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第6話 「花惑い」
枝先に溢れる無数の彩りは、ヒトを魅了する春の美景。
それを欲して止まぬ者は、いつしか禁忌に歩み寄る。
儚き花──咲き誇るは誰が為に。
(公式サイトのあらすじより)
・
佐保さんは何も悪くないんや!
悪いんは万作一族なんや。。。
接ぎ木するように、首を挿げ替える。。。
300年もですよ。
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