シドニアの騎士 TBS(6/27)#12終

最終回　第12話　帰艦

高圧縮ヘイグス粒子砲で連結型奇居子の胞衣に穴が開いた。
仄は兵の救出係となり長道に残しておいた貫通弾を手渡す。
イザナは弾き飛ばされて通信障害発生、受信可能状態。
胞衣の空いた穴を閉じようと収縮を始める。
サマリ小隊は開口部から内部へ侵入する。

内部から紅天蛾が出現する。
継衛はヘイグスコーティングが施されているからと
　長道が紅天蛾と交戦する。
奇居子本体が変形を始める。
飛翔体を撃ち落とすつもりかと考えるが長道をヘイグス粒子砲で
　攻撃始める。
弾体加速装置が破壊され重力に引き寄せられて失速する長道。
助けるために無理を承知で追いかけるイザナ。
長道は死なせないよ、シドニアの希望の光だから。
しかし荷重限界で暴走の恐れがある。
紅天蛾の攻撃で意識を取り戻す長道。
仄に貰った貫通弾を思い出し、手首と共に発射する。
お前は星白でも人間でもない。
紅天蛾が泡状崩壊する。

対惑星誘導飛翔体の着弾まで5分。
内部に侵入したサマリや勢威、ヘイグス粒子も残りが少ない。
帰りの分は考えなくても良い、遂に中心部に到達する。

対惑星誘導飛翔体が奇居子表面に到達、中心部まで5秒、爆縮。
衛人7機の掌位で脱出する機影を観測する。
イザナは宇宙を漂っていた。
目覚めると仄が接近してきた、二人も無事だった。
帰還した衛人は10機だった。

岐神を訪れる長道、操縦士を辞めるのは本当か？
俺はシドニアが大好きだ、お前もその一部だ。
まだお前がやったことは許せない。
でもお前は腕の良い操縦士だ、一緒に戦おう。
今度、食事を一緒に食べよう。
長道の言葉に涙する。

イザナと二人の長道。
仄煉が長道に敵討ちの感謝と謝罪を述べる。
まだ生まれて5歳、圧縮知育されたが完全じゃない。
邪魔されて膨れるイザナ。

脱出艇の準備が為されていたと報告を受ける小林艦長。
不死の船員会か、補助脳から全てを吸い出せれば無用なのだが。
エナ星白に会いに行く長道。
ながて　と書いたエナ星白の姿が無い。

---最終回---

長道と紅天蛾との戦闘は見応えありましたね。
相手の攻撃を寸前で躱して攻撃する長道。
本体からの加勢もあって遂に気絶して落下する。
彼を救ったのはイザナ。
そして最後は仄から仇を撃ってと託された貫通弾。
ロケットパンチで紅天蛾を撃って泡状分解。
しかし2期では操縦士の紅天蛾が描かれてましたね。
これってエナ星白なのだろうか・・・。

岐神や仄煉と会って話す最終回。
膨れるイザナ、そして向かう先はエナ星白。
綺麗にまとめた最終回でした。

イザナは大した攻撃は出来ませんでしたが、長道を助けられました。
無事に帰還できて良かったですね。
原作ではこの前の出撃で負傷して一部を○○化しているようですね。

今作はフルCGで海外作品で有名な会社の制作作品。
世界観の統一された演出が上手く、フルCGが見事に成功した
　稀有な例だと思います。
やはり人物の感情表現は難しいようですが、それ程の
　問題点とは感じなかったですね。

円盤セールスは好調で8,000枚程度の売り上げで2期も可能だと
　思ったら最後に2期製作の発表、「第九惑星戦役」楽しみですね。